銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱　第一章のレビュー・感想・評価

もう30年ほど前に、完結まで読み、内容はおぼろげながらにしか覚えていなかったですが、CGを使っての戦闘が凄いなってのが、第一の印象でした。
評価を見ていると、熱心な原作ファンや以前のアニメ作品ファンが、ガッカリしているのが目につきますが、
夢中になって、原作を読み、内容を大筋でしか覚えてない身としては、リメイクしてくれて、迫力ある戦闘シーンを見れるだけでも、有難いと思ってしまいます。

ラノベ小説のアニメ化でガッカリしたのは、アニメ化されたら、尺の都合でカットされ、内容が薄いと感じてしまうところで、それと同じ感覚を抱いているので、共感はしますが、
アニメはアニメ、深く楽しみたい時は原作で、と割り切れる私みたいな人や、銀英伝は知らずに、世界史や、艦隊ものをかじってる、興味がある人は、楽しめるんじゃないかなと思います。

何年たってもラインハルト様はイケメンで超かっこいいです！！！
ＡＩがすごく身近に感じる最近では、宇宙船が飛び交う超未来なのにＡＩが出てこないで人間の知恵だけで勝敗が決まる世界観に違和感を感じて、楽しめない自分に冷めてしまいます。
だけど、二章も絶対行きますラインハルト様に会うために！！！

原作の小説からのファンです。もちろんアニメ石黒版も外伝まで全て見ています。楽しみにしていました。期待通りの美しいグラフィックで迫力ある演出、最高です。声優さんもしっくりきていました。ネタバレは一切しませんが、本当に良かったのですが、どうしても展開が速すぎるので、原作を知っている私は良いのですが、そうでもない方にはわからない場面が多いと思います。もう少し話数を増やして丁寧に描いて頂ければもっと良かったと思います。第二章楽しみにしています。

一番盛り上がるべきシーンなのに尺も短いし
ヤンがどういう風に活躍したのかも見えない
あれじゃフィッシャーがえらいんだねで終わるレベル
オリジナルで包囲網突破の独自演出を入れているけど意味不明
保険として逃げるときの準備だけに第10艦隊の残存兵力（13艦隊に割り当てられた戦力の3割）
登用して艦隊戦の中であんなでっかい隕石をごちゃごちゃ使うってどうなのよ
道原版の漫画あたりからオマージュしたかもしれんが、
あっちはあくまで地の利を生かして前準備しただけの無人くんですよ
兵力を割いていない

そもそも戦況がどのように変化したのかが分からない
同盟がどれだけ不利な状況で開戦したのか？
そこからヤンがどれだけ盛り返したのか？
アムリッツァ恒星をいかに活用したのか？
最終的にどのくらい壊滅したのか？
映像だけ綺麗でもこんなんじゃ意味ないだろ
それ以降は２章３章への冗長な前振りでしかない

キャスト陣も何人か配役間違っているだろって感じだ
（今回からだとヒルデとリンチあたり）
花澤さんが語っていたが当初はカリンの予定がヒルデに変わったとのこと
花澤カリンならばっちりとおもうが、3期以降は絶望的で回ってこないのも分かる
それでも、じゃあ花澤さんをヒルデにしましょうって考えが
役の合う合わないではなく政治的に配役を決めていすぎて冷めてしまう

結局TV版から立て直せているようで、まったく立て直せていない

原作ファンでノイエ版は地上波も面白く見てました。原作が大好きな人たちが全力で作っているのが伝わってきます。迫力のある艦隊戦はもちろん素晴らしいのですが、キャラの細かい表情や仕草が描き込まれているのが良かったです。2章、3章も楽しみですし、いつか原作全10巻分を完成させてほしいなと思います。できれば外伝も…（笑）

今年106本目。

澤野弘之いい。個人的につんく、畑亜貴が好き何ですが彼も同じ位気に入っています。

作品は画がアニメ映画でトップクラスに綺麗だと感じました。
それを見るのが醍醐味かと。

1章なので戦艦の戦うシーンを少なくして人間ドラマに焦点を当てた所に好感を持ちました。
これで2章戦闘シーンがあると続きが気になります。

行く前は迷ってたんですが、皆さんのレビューが評価が高かったので、行って正解でした。

約30年前、原作小説ファンでした。
ああまたアニメ化するのね。ま、今回も一応見ようかな。くらいの気持ちでいたところ、あまりアニメを見ない友達がTVシリーズ前にポスターを見かけて「話によく出る銀河英雄伝説やるんだね。絵が好きな感じだったから私も見ようかな」と言い出したのです。
え？どんな絵？なるほど今度はこういう絵！すっきり綺麗なイマドキの絵柄で若い人も見てくれそう。
ご新規様いらっしゃ～い！

で、とりあえずのつもりで見たTV第1話でサクっと落ちました！
ストーリーの切り取り方見せ方、帝国軍艦橋にヤンの声が響き、ヤンの後ろ姿のパンで幕。

「なにこれ好きーーーーーーー！！」

一気に銀英伝愛が再燃し、原作もまた読み返しました。
ノイエ銀英伝は30年前の原作を現代の感覚に合うように調整していますがそれが絶妙。
オリジナル部分もしっくりきて共感します。
女性がいい！かわいい！自立してる！魅力的！特にジェシカがいい！
戦艦もカッコイイ！同盟のワープシーン、帝国の出艦シーン、美しいです。
TV版「邂逅」での不満点は同盟中心の展開で帝国側が少なかったことでした。帝国もっとやって！！とキリキリしながら見ていました。あと最終回がアムリッツァへ向かうぞというところまでで「ここまでかーい！」と突っ込み入れたくなりましたねw

そして満を持しての「星乱」第一章。（これが現在劇場上映中）
帝国のターンきたーーーーーーーーーっ！
アムリッツァ会戦は見どころを押さえつつもあっさり終わり、舞台は帝国の宮廷事情へ。
俺たちの戦いはこれからだ！というところで第一章幕。早く！早く第二章が見たい！！

第一章の見どころは「敵役」ですね。
フリューゲル男爵のフリル！個性と存在感。ナルシストであることがビシバシ伝わってきます。
オフレッサーの決して脳筋なわけではない立ち位置。
一歩引いて俯瞰しているミュッケンベルガー。馬のお手入れもご自分で！
そしてアーサー・リンチ。心境変化が理解できるし、なんとも渋くて魅力的。渾身の作画だわ～

敵役ではないところでシュナイダーとフェルナーがイケメンなのがとても嬉しいです。
やっぱりきれいでかわいい女子とイケメン男子が多いのはいいですね～見ていて幸せ。
ふたりの皇女も大切に育てられた普通のかわいい少女たちで、嬉しくもあり、哀しくもあり。
エルウィン・ヨーゼフはかわいい子なのに愛情を一片も受けていない感じがすごい。乳母の声の丁寧さと冷たさ。乳母の顔を見せない演出が秀逸。

なんといってもラインハルト様をとても丁寧に美しく描いてくださっている。ありがとう。多謝。
まつ毛も金色。光に透けそうな美しい金髪。コート姿も素敵。
ドＳっぷりも冴えわたり気持ちいい。また、年相応な感情表現もあり、第2章はラインハルトの人間的な様々な表情を見ることができたのも良かった。

捕虜交換式や皇帝葬儀やアンネローゼ様の新しいお屋敷やヒルダとラインハルトの会談等、印象的だったシーンを書いているときりがないのでこのへんで。
なにげにネタバレしちゃったからネタバレありにしときます。

続き物なので、ふらっと映画を見に来た人はご不満かもしれませんが、これを機会にぜひ「邂逅」から見てくださいまし。

第二章、楽しみにしています。
予告を見ると胸がキューっとしちゃいますけどね。

かつてのアニメ化で失望しもう二度とアニメ化はしなくていいと思っていましたが、今回のアニメは原作ファンも唸るクオリティでした。
観てよかったです。ぜひ完結まで制作してほしい。応援します。

あのプロダクションI.Gが銀河英雄伝説を、というので試しに見ていたテレビシリーズでまんまとハマり、練られたキャスティングの妙に感嘆しつつ、分艦隊の細部まできっちり描き込まれた精密な画面の大迫力に釘付け。
セカンドシーズンは満を持しての大艦隊戦からスタートとなり、プロダクションI．Gが総力を結集したCGによる艦隊戦、戦略を可視化して瞬時に理解できるモーショングラフィックなどわくわくしながら見ました。
人間ドラマもとても良く、実力派キャスティングによる会話劇と視線や空気で感じ取らせる演出も見事。情景の中で魅せる人物たちの演技が、これから激動の展開となる第二章への確かな感触を感じさせてくれて、第二章を見るのが怖いくらいに素晴らしい。
テレビシリーズ未聴でも初めにダイジェスト版があるので、現在の最高の技術で描かれるアニメ、是非ご覧いただきたいと思う。

キャラクター全員の個性や描き方が魅力的です。それぞれの人生や生き方を見ると、前には気づかなかったハッとすることが何度もありました。また、癖や笑い方、服のひとつにもこだわりを感じさせてくれます。
絵柄も作画崩壊がなく、奥行きのある背景とキャラクターが相まって素晴らしい作品となっていました。
これからの銀河英雄伝説を引っ張ってくれる最高の作品の始まりになったと確信しています。応援しています。

最初から引き込まれ、戦闘シーンはすごく楽しかったです。
今日で見るのは2回目ですが、2回目でも楽しんで見ることができました。

宇宙戦と言えばヤマトの印象がありますが、本作はまるで歴史絵巻を見ているような感じで好きです。
映像も細部まで描かれており、言うことありません。
最終話まで映像化してくれると嬉しいですね。
しかし登場人物が多い。(^_^;)
最後のクレジットに、声優さんの名前がずらり並んでいたのでビックリしました。
まるで日本の声優陣を総動員した一大艦隊戦です。
これこそ銀英伝！と、思いました。

旧作を知ってると、本リメイクのつまらなさは異常
TVでわざわざアムリッツアの直前で終わらせたのに、
いざ劇場で始まってみると大した山場もなくたんたんと勝敗が決まり、
ヤンの戦術も旧作よ以上にでたらめ
射線上を艦載機飛ばすバカはいないし、あんな巨大な衛星が近づくまで気づかないはずがない
そのあとは残り3話以上を帝国の内紛でぐだぐだやってるだけ
今までみた劇場アニメで、一番劇場で見る価値のないアニメだった

時代に合わせた変化は必要。
また、台詞に頼らない演出がとても良い。
音楽も映像もとても作り込まれている。

ノイエ銀英伝という新たな作品がうまれたことは、
これから若い世代が名作に触れるきっかけにもなり知とても有意義なことだと思います。

応援しています！！

できれば1500円統一価格位で…
初日に会社帰りにレイトショーと洒落こんだら
1800円だった…
大体予想通りの出来と原作とかOVAに無かった
ちょっとしたプラスアルファも有ったけど
無かった小さなエピソードもあったしどっちもどっちかな？まあこの作品の特徴という事で。

田中芳樹の原作も石黒監督のアニメもよく知っている一個人の意見としては、メカニカルなＣＧ以外、目を見張るところがないなというのが率直な感想。すごくよく知っているコンテンツなだけに、これではあの興奮は蘇らない！というのは至極当たり前のことで、この作品から銀英伝に入っていく人は羨ましい限り。存分にこれからを楽しんでください。
テレビアニメよりも原作について寄せてきたな、音楽はかなりいいけどやっぱマーラーやブルックナーやベートーベンなどにはかなわないな、キャラや声優がどうしてもしっくりこない…、そして劇場公開になっても画質はテレビアニメのまんまで失望極まりない、というのが大まかな印象。ここで一章を終わらせるのもどうかと思ったし、かなり期待を裏切る“リメイクアニメ劇場版”。これで原作の終わりまで行くのか甚だ疑問。
せめて、劇場用のアニメ映画を目指して質を高めていってほしい、と思うばかり。

もともとの原作知らず、昨年とDNT版から鑑賞。鑑賞前にYouTubeの公式サイトの各予告で復習。
映画のオープニングでも10分間復習があるので、DNTアニメ見ていた人は安心。

アニメ見てないとちょっと話にはついていけないかも。特に主要3キャラの性格や背景が分からないので、理解半分になる。

銀河英雄伝説は、話が壮大で面白い。ストーリーも単純な善悪ではなく色々なキャラクターがの想いが重なるので、とても見応えがある。
反面、キャラクター多すぎて覚えられない。この人誰？？ということが続くが、実は主要3キャラ＋数人だけ分かれば十分楽しめる。

澤野弘之の主題歌もいい！

今作は、とても政治の話が多く、戦闘や謀略などが少ないので、ちょっと難しくて退屈。その分、次作に期待！

リメイクされたTVシリーズの1,2話でハマって、以前に制作された石黒監督版アニメ、原作小説、マンガなど、様々なメディアでじっくりと楽しませて頂いている銀英伝。

待ちに待ったノイエ版銀英伝アニメ劇場版第一章の公開でした！

TVシリーズを経て、この劇場版第一章で、ついに歴史の大きな波が動き出した～！という展開。

艦隊戦の素晴らしいCGクオリティ！（特にキルヒアイス旗艦バルバロッサが最高にカッコいい・・）

それぞれの思いや思惑が交差し出す中で、人間描写の細やかな表情や動作の表現・・・。

銀河声優伝説とも言われる石黒監督版における先達の素晴らしいお芝居のプレッシャーもあると思うのですが、ノイエ版キャスト陣もさすがの演技！（これから物語が進んでいく中で、さらに各キャラクターの名シーンをどう演じられるのか、とても楽しみです。）

この時代にリメイクされ、触れることが出来てとても運が良かった、嬉しい、本当に感謝です！
ありがとう、作品づくりに携わっている方々！！

正直、テレビシリーズ13話はかなり期待はずれでした。ド派手なアクションばかりで、銀英伝の根幹である「ストーリー」「政治テーマ」「キャラ描写」が足りませんでした。銀英伝はアクションはトッピングであり、根幹にあるのはストーリー、テーマ、キャラです。結果テレビアニメはつまらなかったです。

しかし！

この映画はテレビアニメ13話とは全く異なります。艦隊戦アクションシーンは必要最小限で、キャラ描写、ストーリー、会話に重点を置いています。これでこそ銀英伝。テレビアニメ13話では全く魅力にかけたキャラ達も非常に生き生きしています。テレビアニメ13話は星2つ程度の面白さでしたが、この映画は星5です。正当なリメイクです。昔からのファンも新しいファンもきっと楽しめるでしょう！ 第2章、第3章も期待しております！