アメリカン・アサシンのレビュー・感想・評価
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迷路を飛び出したヒーロー🏃
「レッド スパロー」「アンロック/陰謀のコード」、8月公開の「M:i」シリーズ第6作と今年はスパイ物ブームのようで、その中で本作は個人的な激しい復讐心に取り憑かれた主人公が暴走気味に突っ走るという、スパイ物としてはやや毛色の変わった作品。 主演のディラン君は表情がイイ。 ホントに人を殺しそうな目付きだったし、結構な細マッチョで動きもキレキレ。 個人的には若い頃のポール・ウォーカーの面影を見てしまいました。 「エージェント:ライアン」でH・フォードの青年時代を演じたクリス・パインよりも10才以上若いし、これからが楽しみです。 テロリストの製造した核爆弾を追う展開は「ピースメーカー」を彷彿とさせ、「ローン・サバイバー」のテイラー・キッチュとのモーターボート内での肉弾戦は見応えありました👍 さらに、海中で核爆発した衝撃波が海上の艦隊を襲う描写はド迫力で、このシーンだけでも見る価値はあると思います🌪️ キッチュの動機も指導教官キートンに対する個人的な復讐だが、さらに国家へと拡大している。この辺の詳しい事情は会話だけではイマイチ良く分からないので、回想シーンが欲しかったところです。 [追記] 原作ではイスラム過激派に拘束された米国市民とCIA局員を救出するのがメインストーリーで、核爆弾や「ゴースト」の存在はありません。 またミッチたちの訓練シーンにもかなりのページが割かれており、ここでは指導官ハーレーの「くそじじい」ぶりが徹底して描かれ、主人公との対立を浮き彫りにします。 しかしそのハーレーが敵に捕まってからがこの小説の面白いところ。 拷問されているハーレーの方が逆に敵を追い詰めていくというまさかの展開、余りの毒舌に笑ってしまいました。 もしキートンがこのシーンを演じていたら、名(迷?)シーンになっていたでしょう。
近年流行りのダンスコマンドアクションじゃない泥臭いアクションだけど...
近年流行りのダンスコマンドアクションじゃない泥臭いアクションだけど、緊迫感を感じて良かったです!諜報戦も有ってスパイ映画していましたが、敵の目的が個人的過ぎて残念…
なかなか良かったです
やはりマイケルキートンがいい味出してたし、ディアンオブライエンも頑張ってる感があって結構楽しい時間をもてました。 シリーズ化してもいいような。 それにしてもあんなに簡単に核兵器ができるなんて、やっぱり核廃絶は必要ですよね〜
テーマは重厚だけれども・・・。ストーリ-は単純明快なスパイアクション!!
【賛否両論チェック】 賛:重厚な物語の世界観の下、緊迫した中でのアクションが満載なので、観ていて思わずハラハラしてしまう。 否:展開は非常にご都合主義的で、意外性もなく単純。グロシーンも結構あり。 目の前で恋人を殺された悲劇の主人公がCIAとなり、核爆弾を悪用しようとするテロリストに立ち向かうという、それだけ聞くとかなり重くて仰々しいテーマの作品ですが、ストーリーは良くも悪くも想像以上にシンプルです。スパイ映画ならではの意表を突く展開もなく、あくまでもアクション映画の王道を地で行くような物語なので、意外性はないですが重厚感は非常にあります。 その分悪く言ってしまうと、どうしても単調でご都合主義な感が強くなってしまいます。ラストも意外と呆気ないというか、 「えっ、そういう感じ!?」 という印象が拭えません(笑)。 とはいえ、お話そのものはハラハラ感が満載なので、アクション映画好きな方は観ておいて損はなさそうです。
素直に楽しめるアクション映画です
冒頭のシーンはかなり辛いです R指定も納得です 格闘シーン、クセのありすぎるヒーロー、迫力のあるラスト、良かったと思います マイケル・キートンとディラン・オブライエンの師弟コンビがとっても良いです これぞアクション映画という王道のストーリーでとっても楽しめました シリーズ化してくれたら嬉しいです
ディラン・オブライエン、好きになりました!
予告でも流れてる通り、主人公ミッチが冒頭でとても辛い目に遭うと分かってましたが、分かっていてもズシンと胸にくる辛さでした。ディラン・オブライエンの凄さだと思います。アクション含め、映画中ずっと見入ってしまった... 主演も素敵ですがやっぱりマイケル・キートンも流石の迫力!! 更に、私の大好きなデヴィッド・スーシェも出てるし、最近他の映画(ホース・ソルジャー)で気になってたナヴィド・ネガーバンも出てて素敵なおじ様だらけで私的に大満足です! それにしても核兵器の描写は怖かった。 人類が持って良いものではないと心底思います。
それなりに楽しめたアクション映画
目新しいのはないが、飽きずに見れたのは定番ネタを演出、テンポのよさで見せてるお陰 ただ米国特有の後半の力尽き具合が目立つ。 黒幕の目的が判明してからは作品全体が陳腐感が出てしまったのが残念
”伝統芸”を継承する、若返りヒーローの誕生
主人公"ミッチ・ラップ"。これまでのスパイ映画のアンチテーゼとなる新たなスパイヒーローの誕生である。現在、スパイアクションとして機能しているシリーズの主人公たちは、世代交代の波にさらされている。
ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ=「007」)50歳、イーサン・ハント(トム・クルーズ=「ミッション・インポッシブル」)55歳。ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)でさえ、47歳である。演じる俳優が皆ベテランすぎて、半ば"賞味期限切れ"だ。 「キングスマン」のガラハッド(コリン・ファース)も57歳だが、エグジー(タロン・エガートン)28歳への引き継ぎをテーマにしている。
対して、本作の主人公"ミッチ・ラップ"役のディラン・オブライエンは、ピチピチの26歳! ちょっと尻すぼみだった「メイズ・ランナー」シリーズもようやく終わり、新たなシリーズには適役である。
CIAやMI6の政府諜報職員、元CIAを主人公にした作品は他にもある。しかしいずれも"米露(ソ)冷戦"を背景にした前時代的なネタが原点であり、多くのスパイ映画は"伝統芸能"の域に入りつつある。
もちろん近年は、仮想敵をテロリズムやスパイ組織の内部分裂に変更したりもしてアレンジを加えている。また「キングスマン」では、"伝統芸"そのものを茶化すことで新味を出しているわけだが、本家のスパイアクションの若返りはやはり待望である。
スパイ映画の主人公は、政府に従属する公僕でなければならない。しかし本作のミッチ・ラップは私怨(婚約者を奪われた)を動機として、個人的にテロリズムと戦うことを決意する。そこでCIAにスカウトされ、教官役のハーリー(マイケル・キートン)と出遭うことになる。このポジションが異色である。作品内で、"スパイ映画の世代交代宣言"をしつつ、"何のためにテロリズムと戦うのか"という大義における"インディビジュアリズム"をのぞかせている。
今後シリーズとして展開していくとしたら、ミッチ・ラップはCIAを卒業する可能性すら残しているわけだ。
そしてスパイ映画の[お決まり]として、"テロリストの最終兵器ボタンを阻止する"というクライマックスがくるわけだが、なんと本作は阻止できない。プルトニウム核兵器は爆発してしまうのだ。斬新すぎて笑ってしまう。
ヴィンス・フリン(Vince Flynn)による原作小説は13作もあり、映画化にあたっては第11作目の「American Assassin」(2010)が選ばれた。これはミッチ・ラップの前日譚にあたる"ビギンズ"だからである。
残念ながらヴィンス・フリンは47歳の若さで逝去しているが、14作目からは同世代のカイル・ミルズ(Kyle Mills)がシリーズを引き継いで、すでに3作を発表している。もちろん映画の続編に期待をしたいし、もう一皮むけて定番スパイ映画になる可能性も秘めていると思う。
(2018/6/30/TOHOシネマズ日比谷/シネスコ/字幕:松崎広幸)
新しいアクションヒーロー登場
ビル・クリントンやジョージ・W・ブッシュといった歴代アメリカ大統領も読んだと言うベストセラー小説の映画化。 こう言ってしまうと陳腐ですが、“アメリカの新しいヒーロー誕生!”と言う感じですね。こういったエスピオナージテイストのアクションものと言えば、ジャック・ライアンシリーズや、ジェイソン・ボーンシリーズとかがありますが、アクションの激しさからいえばジェイソン・ボーンに近いテイスト。命令を一顧だにしないという点も、それに近いところがあります。そしてなんといっても、リアリティがありますね。特に核爆弾は、実際のものがどの程度になるのかと言う事を詳細に検討した大きさなのだそうです。あの程度の大きさで、あの程度の爆発力ですか。 ちょっと違和感があったのは、マイケル・キートンの役どころ。彼には“SEALs出身”の筋肉もりもりマッチョマンを感じさせるところがあんまりないんですけどねぇ。 他方、ディラン・オブライエンは、恋人を目の前で失った悲しさを漂わせる男を上手く演じています。それによって、人が変わってしまったと言う所もね。アクションも、中々上手いです。 興味深かったのは、デヴィッド・スーシェ。すいません、ポワロにしか見えません(嘘) いやぁ、細かい事を言えば、色々と突っ込むところはありますが、全体としては、中々良いアクション作品だと思います。シリーズ化されるといいですね。
普通に面白かった
#61 評価が低めだったけど私的にはめっちゃ楽しめた。
学校を何度も退学したような精神に問題がある人に恋人が出来て婚約まで出来たところには疑問が残るけど。
続編が出来そうなラスト。
似てる!
観終わるまで気づかなかったですが、主人公はメイズランナーのあのひとですね。あまりに、むさ苦しくイメチェンして気づかなかったです。そして悪役のテイラー・キッチュと雰囲気似てて、はじめ同一人物かと思いました。だから主人公髭生やしてたのかもしれないですが。アクションはマーシャルアーツがカッコ良かったです。マイケル・キートンも渋くて良かった。なんか久々に普通のアクション映画観ました。最近日本語タイトル詐欺が多いから。
どうせなら
94本目。 アクションいいなぁ、面白かった。 リベンジものかと思ったら、何かね話がでかくなっちゃったね。 どうせなら2部作にして、1作目リベンジて最後にCIAにスカウト。 2作目にスカウト後から、でもいいのかな? 主人公の雰囲気からして日本人なら岡田准一が似合いそう。
レンタルでよい!
かなり大味のアクション映画です。映画館で見るほどの作品ではないです。 予告編は上手くストーリーをカモフラージュしてますがなんてこないいつものアクション映画の展開です。 アクション好きな人は楽しめるかもしれないが、それ以外はつまらない作品です!
かなり面白かったです。ファーストデイにうってつけ‼️
一部の人の誤解・・・『テロリストに復讐するためにCIAに入った』のではなく、復讐するために自己研鑽(射撃、格闘技、アラビア語などなど)していたらCIAにスカウトされた、というのが始まりです。で、仕事の中でついつい個人的な復讐心や感情的な判断が上司の指示に勝ることがあって・・・。 ところがどっこい、それほど感情的にウジウジしてイライラさせられるような失敗も特になく、お約束的な展開も含めて全体的に小気味よく、かなり楽しめました。ラストの海のシーンも個人的には全く想定外のスペクタクルで大満足(^.^) 女優さん3人もかなり好印象。 というわけで、ファーストデイやレディースデイ料金だったら、かなりの満足度だと思います。 感情的で冷静な判断が出来ないのは、むしろ国家としてのアメリカのほうで、アメリカ大使館人質事件、イラン・コントラ事件などから続くトラウマや不信感が相当に拭いがたいのですね。実際、現実世界でもトランプ大統領はイラン制裁を強めて、日本もとばっちりを受けて苦労してますし。
アサシン?
イスラム過激派によるテロに巻き込まれ婚約者を失った男の話。 書かれ過ぎだろうというぐらいあらすじに書かれた通りの内容で、CIAをも上回る?スキルをあっさり身につけちゃった主人公がスカウトされて大活躍するストーリー。 アサシンじゃなくてバリバリの武闘派エージェントだし、何だかとてつもなく話がデカいし。 いつの間にCIAにそんなに思い入れが?とか、チーム内の関係性がコロコロ変わり過ぎとか思いつつもなかなか楽しめた。 ラストのネタ以外にももう少し盛り上がりがあればねというところかな。
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