劇場公開日 2018年3月17日

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ラッキー(2017)のレビュー・感想・評価

全74件中、21~40件目を表示

4.0死を受け入れる事

2020年1月2日
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鑑賞方法:VOD

2020年 1本目

最近、親戚の葬儀に出向くことが増え、自分も「死ぬ事」について少し考えてみようかと思い鑑賞。

大きな事件のない淡々とした映画ではあるが、主人公ラッキーの偏屈ぶりとリアリストなところや、歌を歌う姿が2年前に他界した祖父と重なりしみじみと観てしまった。映画の中でラッキーは、走馬灯のように過去の出来事がフラッシュバックし、誰に、というわけでもなく自分に言い聞かせるように語る。ここで得たラッキーの悟りを全て理解することはできなかったが、なんとなくイメージすることはできた。まだ自分は死を考えるには人生が浅いということなんだと思う。

2年前に他界した祖父も、ラッキーのような悟りがあったのだろうか。
自分が成人して「お前と一緒に酒が飲みたい」という祖父の夢を叶えられたすぐ翌年の他界だったので、祖父は何かを満たしてこの世を発ったのだろうか。

あと20年生きて、人生折り返しかな、と感じたら、またこの映画を観たい。
自分のその時の考えを知るためにも、まだまだ生きようと思う。

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にくきゅう

4.5とても好きなタイプの映画

2019年12月31日
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とても良かった。とても好きなタイプの映画でした。
いろんな人種の人たちが、思い思いに交わりながら、それでいて何だか暖かい。
またぱり、テキサス見ようっと。

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lanachama

4.0まあ人それぞれの価値観

2019年12月25日
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鑑賞方法:VOD

孤独と死って、まあ向き合いたくはないもの。だから、目を背ける、あるいは、無効化するために労力を費やす。幸せの追求って全部そう。

ラッキーの生き方はその点でいけば後ろ向きといえる。ごくあたりまえの幸せを追うことをしていない。しかしながら後退もしていない。どちらかというと前進している、死に向かって。
孤独と死を真っ向から受けて、生きている。最後はみんなそう、勘違いするな、ていう。

こうはなりたくない、か、こうでありたい、かはまあ人それぞれの価値観でしょうね。
不治の病で余命うんたらとかのヒューマンドラマはよくあるが、この手法で見せられる余命にインパクトがある映画。

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okaoka0820

4.5なんでもない作品

2019年12月15日
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鑑賞方法:VOD

知的

本筋は、田舎町に住む老人の生活を追っているだけです。が、彼が友人や知人と言葉を交わしたときにぽろっと口にする一言に、どきっとさせられたり、妙にじーんと心に響いたりと、なんとも不思議な感覚を味わされました。

しかし、観終わってから、どの場面が良かったかな、と考えてみても、ぱっとは思い出せないくらいあっさりとした印象で、まさに、なんでもない、なんてことない作品だったのだな、と、変に納得させられてしまうような、とにかく、不思議な魅力のある作品でした。

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ユージーン

おじいちゃんの日常

2019年12月15日
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単純

寝られる

老いてきた男が好きそうな内容

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松平

1.0歌詞は良かった!!

2019年12月11日
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鑑賞方法:VOD

単純

幸せ

寝られる

ゆったりと時間が過ぎていくのは好みでしたが、会話は示唆に富むという事は殆どなく退屈に感じました。歌詞はどの世代も共通な良さがあり、しみじみとしました。

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𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

4.0アメリカ映画の底力

2019年8月10日
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鑑賞方法:VOD

淡々と一人の老人の日常を映していくだけの映画が何でこうも惹きつけられるんだろう?一歩間違えると相当な退屈な映画になるとこを見終わった今もう一度味わいたい、もっと深く理解したいと思う。いい時間を過ごせた。

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自由の座

5.0ハリー・ディーン・スタントンさん

2019年6月6日
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ハリー・ディーン・スタントンだからこそ辿り着いた境地。
心にしみるような名作だと思う。
デヴィッド・リンチの出演も嬉しい。

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かぽ

5.0孤独じゃないんだよ。一人だよ。

2019年5月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

幸せ

老人になっても生きている人や人の老後の生活が気になる。特に人間性。自分も老人だが、いつも人の生き方からなにか学ぶものがあるかもしれないと思う。

『ラッキー』Lucky
監督:ジョン・キャロル・リンチ

出演:ハリー・ディーン・スタントン

ハリー・ディーン・スタントンという俳優を全く知らなかったが、彼の人生の最後の作品として、人々に人生を考えさせるいい作品を残したと思う。
過去何度も共演したトム・スケリットたちが出演するから、ハリーもでないかという形で、ハリーに聞いたらしいが、この作品はハリーのために書かれたもので、ハリーが出てくれなかったら、映画になっていなかったと脚本家が(Logan Sparks/Drago Sumonja)話していた。ハリーの趣味やできること,習慣などを含めて作品にしたと。
頑固な老人(一般的に老人になると頑固になる)が少なくても社会と係わって生きている。孤独じゃないんだよ。一人だよと。
フレッド(トム・スケリット)が太平洋戦争で沖縄に上陸した時、みたものは、若い女性たちの身投げだった。笑を浮かべながら自殺していく姿を仏教徒だからといっていた

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Socialjustice

4.0自分と重ねて

2019年1月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

大病もしたばかりだったので、じっくり見てしまった
リンチ監督も出ていて驚いた
ラッキーみたいにジタバタしないで普通に生きたいなぁ

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れこほた

3.5微笑み

2018年12月29日
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ラッキーのリベラーチェに対する彼のセクシャリティは彼の好きにすればいいんだって言葉にじんわりとしました。単調だけど節々に胸を打つものを感じる。それがいい。

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filmmarksに移動@Hako-to

3.5「死」について考える哲学的物語

Tさん
2018年12月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

抗うことなく、受け入れ、微笑む。

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T

4.5人生

2018年11月29日
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泣ける

人生って何なんだ。
生きることって、何なんだ。
こだわりだけが人生を全うされる。

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shigeshigeshigeo

3.0タイトルなし

2018年10月25日
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鑑賞方法:映画館

疲れてるところで見に行き、寝てしまいました。
起きる度に喫茶店で話すシーン。
他はあまり記憶に残ってないです。
ここまで寝たおすのは久々で、それほど単調だったのかもしれません。
夏から気になってて、なんとか劇場で見ることができたのに残念...

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きょん

4.5ハリー・ディーン・スタントンの珠玉の遺作

2018年10月7日
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鑑賞方法:映画館

昨年(2017年)の9月に逝ってしまったハリー・ディーン・スタントン最後の作品。逝く前の彼そのものを描いたのではと思わせる内容で深く感動した。

やはり彼に当て書きした脚本だったのですね。

まさにすべての映画ファンに送られた遺言であり、心のこもった贈り物だ。我々の心に宝物として刻まれた。

珠玉の作品であり、遺作にして「パリ、テキサス」とならぶ代表作となったことが嬉しくて仕方がない。

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エロくそチキン

2.0本当に何にも起きなかった。

2018年9月9日
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ここでのレビューを一通り読んでから鑑賞しに行きました。
わかってはいたものの、本当に起伏のない、まるで亀が歩くようなテンポの映画でした。
でも、人の暮らしってそんなものかな。
何事もないことの方がありがたい。
老人は、転倒したことで、死生観を見つめました。

一人暮らしの老人でしたが、彼は自分は孤独ではないと言い切ります。
自分も独身なので、老後のこと、そしてそこに繋がるまでの今の生き方をちゃんとしなきゃなと、見つめ直すきっかけにはなりました。

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ハクタカ

4.5

2018年9月6日
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鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

田舎町で暮らす気難しい爺が淡々とした暮らしの中で「死」について考え始める。ホラーっぽかったりコメディっぽかったり。

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cpeg

4.0死を抱きしめていく過程

kさん
2018年8月30日
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人はどのようにして死を抱きしめていくのか、ってことが、あるひとりの「ラッキーな」老人を通して語られる映画。

どの登場人物にも等しく温かな眼差しが注がれていて、とても良かった。

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k

4.0真にラッキー

2018年7月19日
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鑑賞方法:映画館

地味な作品ですが色々な面で真にラッキーな作品。スタントンの最後の笑顔は素晴らしく強く印象に残った。終始スクリーンに吸い込まれ心が豊かになる作品。
2018-130

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隣組