スリー・ビルボードのレビュー・感想・評価
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孤独な戦い!
アカデミー賞作品賞の候補ということで、観た。監督は広告の看板を見て、この話を思いついたというけれど、あらすじを読んだ時には、どう展開していくのか予想がつかなかった。ミルドレッドは強い。息子からも理解を得られない中、それでも屈せず、毅然と生きていく。まぁ、それくらいの覚悟がなければ、あんな看板は出せないよな。彼女は犯人を捕まえてほしいだけなのに、思いもよらない事件が起きていく。有名な劇作家だという監督はこの話にどう決着をつけてくれるのか、最後までドキドキしながら観た。怒りと愛を描いているというけれど、私は怒りが優っていたと思う。愛がゼロだとは言わないけどね。エンディングは、えっここで終わりなの?というところで終わってしまった。後は、観客の想像に任せるということか。私は2人を信じている。あれだけいろいろ乗り越えた2人だもの。きっとより良い結論を出してくれると思う。
2017-11
観て思ったこと。
わたしはこの映画を語るにはまだ人生経験が足りないかな。
そして1回観ただけでは吸収しきれない。
ストーリーが進んでも、どういう方向性、展開なのかわからないまま終わる不思議な映画。
お母さんやりすぎちゃう?とは思いつつ。
てっきり警察が動いてくれてない事件なのかと思ったら、そうではなくて、捜査はしているし、手がかりがないってこともあるよね。
そうするともう怒りややるせなさをどこに向けても解消できないし。
ひそかにチャリエンの頃から気になってたサム・ロックウェルが、主役を食ういい演技でした。
警察署で「愛、愛……」と呟きながら書類に手に取り、脱出するところ、あれは名場面。
ウッディとサムがアカデミー賞助演男優賞でノミネートされてるけど、どっちにもオスカーを。
あと、今ダメなやつ演じさせたらピカイチなケイレブ君、今回そんなダメじゃないし、この作品でいい空気感出してる!
ラスト、あれからどうなったのか気になる。
土地柄か、この映画のターゲティングからか、周りが年配の方や意識高い系の方が多く、アホギャルはわたししかいなくて、一緒に見た人に意見を聞きたい気持ちになりました。
が、外はジオストームになりそうな気配なので今日は帰ります。
誰からも慕われていた警察署長の人柄が偲ばれる。
型に嵌まらない感じ。
今日の敵は明日の友。
話はラストにどんどん近づいて行くのだけど、物語がどう展開して行くのか全く分からなかった。
ただ、怒りの感情に身を任せて直感的に行動する人達を笑うコメディのようでもあり、引いて見ると、今の世の中を風刺してるようであった。
怒りに任せてビルボードに広告を打ち、嫌いな警官も実は影では結果は伴ってないけど行動はしていたり、メキシコ人が助けてくれたり、黒人が味方でいたりというのは、
アメリカが今こういう状態なのかもしれないが、
身近で言うとSNSの誰かがヘマしたら、その一面だけ見て、それ!叩いてやれ!と行動する人が被って見えた。
僕的には、サム・ロックウェルが主人公のようにも思え、酔っ払って、すぐカッとなって自分の正義だけで暴力を振るう男が、尊敬する上司の死に直面し変わろうとする様に感情移入出来た。
ラストもやはり怒りと悲しみに任せた、何とも言えない、だけどこれはこれてま有りなのかなと考えさせられた。
人間の内面、外面、表と裏
試写会にて。ゴールデングローブ賞作品賞を受賞しており、アカデミー賞では6部門7ノミネートを果たした、作品賞最有力の作品賞。ということですが、やはり作品賞は人種差別だったり同性愛に関するものだったりといった作品が多いよな…などと考えながら見に行きました。
まず、映画そのものの破壊力がすごい!といってもその破壊力が謎感なんです。これほどまでに先が読めない展開の映画ははじめてかもしれない。あらすじを見て、あぁーこういう話なんだろうな。と思っていたら開始10分で覆る。そこからも驚きを超えてただただ目の前でとてつもない方向に転がっていく。
だがそれよりもすごいのが登場人物の印象。置かれた状況だけで人柄を判断してはいけないな、というのが過激すぎるほどに描かれている。
つまりなにが言いたいかというと、見る前と見た後では人物の印象が全く異なり、脳内がごっちゃになってはじめての感覚だなあということ。
転じて、善悪の境界線は我々が思っている以上にずっと曖昧で、まずそれ以前にいいやつ悪いやつという区別はできないのではないか。この辺はたしかに深かった。
また、人種差別を皮肉るようないわゆるブラックユーモアが差し込まれていくのでアカデミー賞をとりそうだなという印象。
3枚の看板と3人の登場人物。それぞれの裏側になにがあるのか、体験したことのないハラハラがある。
最後に一言、ウディハレルソンありがとう!サムロックウェルありがとう!この二人の存在感というか余韻というか、半端ないです。
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