スリー・ビルボードのレビュー・感想・評価
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確かにこういう映画だと思わなかった
見るものを裏切るっていうのを期待してたのかもしれないけど。
6ヶ月前にレイプして焼き殺された娘。
その犯人を捜すべく3つのビルボードに警察への疑問を投げかける母親。
これはコメディなのか随所随所で笑いのポイントが。
砂があるところがなぜヒントなのか、それでもなぜわからないのかサムロックウェル。
面白い、日々の悲しみとか許しとか希望とかが見えるいい映画。
見終わった瞬間思わずこれで終わり?と不完全燃焼な気持ちでした。 前...
見終わった瞬間思わずこれで終わり?と不完全燃焼な気持ちでした。
前半は退屈なストーリー展開、後半は少しは盛り上がったのですが
それも不完全な終わり方で思わずこれは続編が必要ではないかと思いました。
私的には、好きで全話見たドラマの 刑事コロンボ の方が面白いし良く出来ていると思います。
確かに言いたい事は解かるのですがそこまで印象強くは伝わってきません。
(具体的に言うと相手の犯した罪を許す気持ちとは,などなど)
各国で賞を獲ったそうですが、私にはそれが理解出来ませんでした。
アビー・コーニッシュは最近色んな映画に出ますね。
今売り出し中なんでしょうか。
追記 この作品を見た方は今年の夏公開、 2017年カンヌ映画祭で
ある視点部門 監督賞を受賞した『Wind River』を見て欲しいです。
内容は少し似ている所もありそうでない所もあります。
評価は人それぞれ自由ですが私はこちらの方が評価は上です。
破天荒!母ちゃん!
腹立つくらいに嫌な奴だがチョット抜けていてマザコンだったりしてナゼか憎めない!?
オスカー受賞は確実に保障されている!?だろうS・ロックウェルの存在感が逸品。
本作を観て初めて良い役者だと思わせられた彼の演技は勧善懲悪から改心して良い奴になるお決まりのパターンを斬新に嫌味なく演じてみせた。
悪巧みを仄めかす母親もナイスなキャラで。
登場人物それぞれのキャラが印象的で存在感もバッチリに魅力的で感情移入出来てしまう演出の掘り下げ方が素晴らしい。
ラストのオチは無いようなモンでスッキリは出来ないがそうしないと何か腑に落ちない疑心暗鬼な二人が取る行動はドッチにしても救いは無い筈。
悲惨な物語があるのにユニークな人物描写に話展開と笑えてしまうシーンも多々あるが主人公が単に周りから甘やかされているだけで終わっているようにも感じられてそこが何とも。
共感出来て共感が出来ない
大変に重い映画でした。
アカデミー賞にノミネートされたので、大々的に公開されましたが、本来なら単館での上映と言う感じかな・・・・
主人公、また周りの人物に共感出来て共感が出来ない・・・
主人公の気持ちは分かるけど、主人公がとった行為が、全ての人達をある意味誤解や不幸にしていきます。
本来なら事件を起こした人間が一番悪いのですが、しかし、その手がかりがなくては、事件の解決も出来ないし、被害者にしてみれば浮かばれません。
しかし、それぞれの想いが、また違う意味で関わる人の気持ちをまとめていきます。
大変に重い映画でも有り、何か正しく、何が間違いであるかの答えも出てこないので、大変に難しい内容だと思います。
ラストは、私の希望通りで大変に良かったな・・・
全てのアカデミー賞候補を見ていないので、何とも言えませんが、私的には、本作品がアカデミー賞を獲得しても納得出来る出来だと思います。
出演者の全ての大変に良い演技で、主演のフランシス・マクドーマンドは群を抜く演技で素晴らしい。
カタルシスは…
確かにスゴい。予測不可能な展開、登場人物の行動すべてが相互に影響し合い、ツイストする物語。
フランシス・マクドーマントもサム・ロックウェルも良い芝居をしていたが、ピーター・ディンクレイジがとても良かった。
ただ、着地点はそこなのか?という思いは拭えず…
映画に映画的なカタルシスを求めてしまうのは悪弊なのかと自問…
内容も質も一級品だった
アメリカの社会というものを分かりやすく反映されていたし、そうかといって短絡的な展開や結論に導かず、複雑に色々と考えさせられるエンターテイメント作品だった。
映像やそれに絡み合う音楽が非常に良くて、内容だけに終始しない作品づくりの姿勢を垣間見た。
結末や展開を気にすることなく、ずっと後々までの続きを見たいと思ったし、想像したくなる作品だった。
アメリカの今っぽい
アメリカの片田舎の閉鎖的な感じ。実際の事は知らないけれど、こんな感じなんだろうなと思わせるリアルさがある。
善だけでなく悪だけでなく、悲しいだけでなく笑えるだけでなく、なかなか複雑で人間を描いた作品だなぁと関心。それが3枚のビルボードから始まるってアイディアもいい!
気になるカメラワークや音楽の使い方など、全体的にセンスを感じた。
やるせない
すごい復讐劇をイメージして観に行ったけど、
違った。
復讐する事から起きる負の連鎖
許す事から起きる 優しい連鎖
彼女は最後 負の連鎖から解放されたんじゃないかな。
彼女に感情移入ができなかった。
少し理解できない部分があった。
全然先が読めない
犯罪被害者の遺族が犯人逮捕の為に、警察を焚き付ける為に設置した広告看板を巡る話。
予告編だと「痛快バイオレンスアクション」だと想像していたが、全く違っていた。
全く先が読めない展開でずっと夢中で観てしまった。面白かったです。
サム・ロックウェルが差別思想のある警官だが、彼が最後に何を選ぶのか見守って欲しいです。
フランシスマクドーマンド、俳優さん上手し。
英語、理解できないけどうまいねー、って思った。様々な感情を微妙な表情で使い分けてるのがすごい。
ベースは南部の話なんだなー、と。差別や偏見は簡単には理解できないけど色々あってのラストの優しい感じも見終わって心地よい。
いい感じだったなー。
ビルボードだから音楽かなと思ったら大間違い
普通のサスペンスかなと思いきやドロドロした人間模様が最高 アメリカ南部は日本以上に村社会なのか?人種差別は当たり前に出てくるが皆んな最後は改心して良かった アメリカママはタフだな やられたらやり返す ある意味清々しい ただし最後はうーんて感じ 面白かった
孤独な戦い!
アカデミー賞作品賞の候補ということで、観た。監督は広告の看板を見て、この話を思いついたというけれど、あらすじを読んだ時には、どう展開していくのか予想がつかなかった。ミルドレッドは強い。息子からも理解を得られない中、それでも屈せず、毅然と生きていく。まぁ、それくらいの覚悟がなければ、あんな看板は出せないよな。彼女は犯人を捕まえてほしいだけなのに、思いもよらない事件が起きていく。有名な劇作家だという監督はこの話にどう決着をつけてくれるのか、最後までドキドキしながら観た。怒りと愛を描いているというけれど、私は怒りが優っていたと思う。愛がゼロだとは言わないけどね。エンディングは、えっここで終わりなの?というところで終わってしまった。後は、観客の想像に任せるということか。私は2人を信じている。あれだけいろいろ乗り越えた2人だもの。きっとより良い結論を出してくれると思う。
2017-11
観て思ったこと。
わたしはこの映画を語るにはまだ人生経験が足りないかな。
そして1回観ただけでは吸収しきれない。
ストーリーが進んでも、どういう方向性、展開なのかわからないまま終わる不思議な映画。
お母さんやりすぎちゃう?とは思いつつ。
てっきり警察が動いてくれてない事件なのかと思ったら、そうではなくて、捜査はしているし、手がかりがないってこともあるよね。
そうするともう怒りややるせなさをどこに向けても解消できないし。
ひそかにチャリエンの頃から気になってたサム・ロックウェルが、主役を食ういい演技でした。
警察署で「愛、愛……」と呟きながら書類に手に取り、脱出するところ、あれは名場面。
ウッディとサムがアカデミー賞助演男優賞でノミネートされてるけど、どっちにもオスカーを。
あと、今ダメなやつ演じさせたらピカイチなケイレブ君、今回そんなダメじゃないし、この作品でいい空気感出してる!
ラスト、あれからどうなったのか気になる。
土地柄か、この映画のターゲティングからか、周りが年配の方や意識高い系の方が多く、アホギャルはわたししかいなくて、一緒に見た人に意見を聞きたい気持ちになりました。
が、外はジオストームになりそうな気配なので今日は帰ります。
誰からも慕われていた警察署長の人柄が偲ばれる。
事件が起きる直前にあった家族のやりとりが、あの看板を出したお母さんの気持ちの中に何処か複雑な感情が見え隠れしており、あのエンディングでの微妙な会話になっていると想像させられるのだが、それが却って面白い。
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