スリー・ビルボードのレビュー・感想・評価
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冒頭の映像がすごくキレイ
つらいストーリーのはずなのに映像がキレイなせいかなんだか救われる。
署長の最期もドロドロした怖さが全然なくて、全体的に田舎の霞みがかったキレイな風景がすごく好き。
この人たちどうなるかなーというラストも好き。
この映画、予告編ではキレイなところが全然でてなくて損してる気がする。
予告編の編集がイマイチという感じ。
気づき、想像するラスト
傑作ですが
映画通ぶってる人が好きそうな映画だと思ってました
あのオレンジジュースが、全てを物語ってるのではないか…。 人間の一...
これは感動モノなのか?
と思わせて感動ものだった。
たぶん。
いやでもどうだろう…
情報量が多くて整理できない。
すごかった。
まず、犯人は誰なの???
と、そこが気になってしまったものだから後半展開に振り回された…。
「物語の主人公(またはメインキャラ)」なら「主人公だけが持つ冴え渡った勘」があると思っていたのに、蓋を開けてみれば「思い込み」「勘違い」…。ミスリードかよぉ( ´△`)
騙されないぞー!と用心しながら見すぎたせいで、最後も思い込み暴走男女が奇跡の結託なんてできるのか?上げて落とされるのでは?と疑心暗鬼。
たぶん、この映画の見方を間違ってたんだと他の人の感想を見て気づきました。
…今度は素直に優しい気持ちで見ます。
ハラハラして先の読めない映画でした。
すんごい脚本
アメリカでは復讐の為なら何してもいいの?
公衆の面前で何の罪もない民間人に暴力ふるった警官を逮捕もせずにクビにするだけで野放しにしてしまうのには違和感を感じました。現場にいた放火殺人未遂の容疑者もちゃんと取り調べされてません。新署長ザルすぎます。
アメリカの警察ってリアルにこんな感じなんでしょうか?だとしたら怖すぎる。
最後まで面白かった! ストーリーは少し重めなのに、ユーモアたっぷり...
「全員、純粋」。ゆえに、玉突き事故が止まらない。
監督氏の敬愛する北野武監督風に言えば「全員、純粋」。
善人も悪人も出てこない。
登場人物は皆、すべて、純粋なだけ。
純粋であるということは、己に忠実であるということ。
つまり、登場人物は只、それぞれの人生を生きているだけなのだ。
そして
純粋すぎて、この物語は、玉突き事故が止まらない。
そう、たとえば
彼は、語らなくてもよかったのだ。けれども、彼は語った。
彼女は、闘わなくてもよかったのだ。けれども、彼女は闘った。
彼は、死ななくてもよかったのだ。けれども、彼は死を選んだ。
彼は、庇わなくてもよかったのだ。けれども嘘をついたついた。
彼は、殴らなくてもよかったのだ。けれども、彼は殴った。
彼は、ぶっかけてもよかったのだ。けれども、彼はストローを刺した。
彼は、燃やさなくてもよかったのだ。けれども、彼は燃やしてしまった。
彼は、直さなくてもよかったのだ。けれども、チャイムを押した。
彼女は、死ななくてもよかったのだ。けれども、彼女は既に、凄惨に亡くなっていた。
この物語は、人が行動するには理由が、原因があるのだと示してくれる。
すべて「一手前」なのだ。
それは正義かもしれないし、気分かもしれないし、偶然かもしれない。社会の所為かもしれない。
それが必然となり、誰かの行動が、誰かを突き動かしてゆく。
本人の意図などお構いなしに。
それを止めることはできない。いや、そもそも、
この映画が始まる前に、この物語は始まっているのだ。
そして、終わらない。
彼と彼女は、ひょっとしたら、殺さなくてもよいのかもしれないし
殺してしまうのかもしれない。
それは彼らの意思かも知れないし、そうでないかも知れない。
これまでもそうやって人間は生きてきたのだろうし
これからも歴史は折れ重なってゆくのだろう。
だから、この物語は終わらない。
この連鎖を終わらせることは出来ない。
この先にはきっと、アキラメにも似た、乾いた未来が待っている。
ただ、、そこまで描かれなかっただけの話だ。
ナニヤラ、モヤッとした終わり方だと感じた人は、
それはきっと、正しい直感を持っている。
なぜなら、それがこの作品のテーマそのものだからだ。
映画は芸術だと再認識させられた
素晴らしい脚本
コーエン風な、西部劇風な こってりアメリカンストーリー
コーエンっぽい演出がところどころあって、楽しかったです。
署長のラストのセリフ、頭巾のメッセージ
ディクソンの心の変化
オレンジジュースをあげるシーン
ラストの真剣なんだけど、横ずれしていく展開
すべて、アメリカのディープな感じが伝わってきて、よかったです。
オカンって、オトンって、、。
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