「「怒りは怒りを来す」」スリー・ビルボード 小町さんの映画レビュー(感想・評価)
「怒りは怒りを来す」
とっても頭が悪そうな女の人が言った「怒りは怒りを来す」、これがこの映画を表していると思いました
主人公のミルドレッドの怒りの連鎖いろんな人を巻き込んでいく、寂しさが漂う映画でした
この映画は、犯人が誰なのか、伏線回収が出来ているとかそういう映画ではなくて、もっと深い人間ドラマだと思います
皆が何か問題を抱えていて、善人・悪人という枠ではありません
ミルドレッドは言ってはいけない事を言ってしまったけど、母と娘の口喧嘩なんてどの家庭でもごく当たり前のもので、犯人を逮捕してほしいというより、あの喧嘩での後悔からスリービルボードができたように思います
怒りからは何も幸せな事は生まれない、署長の手紙とオレンジジュースから変わっていきましたね
とても見応えのある映画で満足感でいっぱいです
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