「現代版西部劇」スリー・ビルボード 銀蠅さんの映画レビュー(感想・評価)
現代版西部劇
ウェスタン調の音楽にのせてゆっくりと描かれていく、小さな町の"戦争"。
刺激的ではなく、全体的に閉塞感や寂しさが漂う作品。とはいえ程よいジョークもあるのでうんざりするほど重くはならない。
ヒューマンドラマっていうには殺伐としているけど、争いの中から新しい繋がりが生まれたり、変化が起きたり、最後はほっこりする作品。
かなり好きなバランスの作品なのに、個人的にイマイチ乗り切れなかったのは、みんな暴力に任せすぎなところがあまり共感できなかったせいかなぁ。
コメントする