「ラストシーンの切れ味と余韻の絶妙なバランス」スリー・ビルボード strato coffeeさんの映画レビュー(感想・評価)
ラストシーンの切れ味と余韻の絶妙なバランス
先ず、何はさておき脚本が素晴らしい!
良さ「げ」な事、難し「げ」な事を言ってるようで何も言ってない様なクソみたいな本しか書けない監督、脚本家の人たちは見習ってほしい。
すごくフレッシュで、オリジナルな切り口のストーリーなのに完璧なデリバリーと編集のテンポでラストまで持っていく。
何が何でも「伏線は回収」「謎解き」「犯人探し」っていう見方しかできない類の人達にはモヤモヤするのかもしれないが、
伏線というのは張ればいいってもんでも、回収すればいいってもんでもないということが凄く良く理解出来る脚本になっていると思う。
しかも、そのスリリングなストーリーが本当に普遍的な帰結へと至るラストシーンの空気、光、音、表情。それらを捉えた絵が完璧だった。
このラストシーンの切れ味と余韻の絶妙なバランスはしばらく心から離れない。
どう割り引いても間違いなく「傑作」と言って良い映画だと思う。
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viodamoさんのコメント
2018年2月11日
『何が何でも「伏線は回収」「謎解き」「犯人探し」っていう見方しかできない類の人達』と言うレビューは人を中傷している事もになります。
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