「重かった」スリー・ビルボード matekaitonさんの映画レビュー(感想・評価)
重かった
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もしかしたら寝ちゃう系の映画かと思っていたのに、
やり場のない怒りとか、緊張感とか、驚きとか、寝る暇なかったです。
そして、「ああ、ここで終わっちゃうのか」という終わりかたも、
想定内のような不完全燃焼のような。
とにかく見終わってからも何かしら考えてしまう映画でした。
私なりの結論は、「赦すこと」がテーマの1つにあったのかなと。
レッドのオレンジジュースの場面を思い出してそう思ったのだけど、ミルドレッドは娘に言った事に対して一生自分を赦せないだろうし、でも、彼女がした事を赦す相手もいるし、彼女もDVの元夫をワインボトルで殴らなかったし、他にも、愛する人に自殺されてしまった家族は彼を赦せるのだろうかとか。
そんなふうに足りない脳みそで考えてしまうほどのインパクトがあり、良い映画を観たなと思ったのでした。
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