「脚本が素晴らしい」スリー・ビルボード Takashiさんの映画レビュー(感想・評価)
脚本が素晴らしい
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米ミズーリ州の片田舎の町で、何者かに娘を殺された主婦のミルドレッドが、犯人を逮捕できない警察に業を煮やし、解決しない事件への抗議のために町はずれに巨大な広告看板を設置する。それを快く思わない警察や住民とミルドレッドの間には埋まらない溝が生まれ、いさかいが絶えなくなる。そして事態は思わぬ方向へと転がっていく。所長はガンを苦にして自殺してしまうが、後任は黒人所長でディクソンは首になってしまう。(ディクソンは差別主義者で広告会社の青年を窓から突き落としたりのやりたい放題だった)広告が焼かれてしまったり(犯人不明)、しかし、所長はミルドレッドやディクソンにメッセージを残していた。ディクソンが所長の手紙を警察署で読んでいるとミルドレッドが警察署に放火して大やけどを負ってしまう。しかし、ディクソンは犯人と思しき男を発見し、けんかを売ってDNAをゲットしミルドレッドに期待を抱かせるが彼は犯人ではなかった。しかし、所長の遺書に励まされたディクソンは犯人ではないが罪を犯したものに報いを受けさせるためにミルドレッドと共に出かけていく。犯罪者をどうするべきか話し合うディクソンとミルドレッドはドライブしながら道々決めていこうと話し合う。こうしてドライブが始まる。とても良くできた台本で満足度は高いので見てよかったと思える作品だった。
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