シェイプ・オブ・ウォーターのレビュー・感想・評価
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見るんじゃあなかった・・・
人それぞれだと思うし英語圏で英語での理解だと
違うのかも知れないが・・・
私の感想は、
予告を見ると美しい純愛ストーリーのようだったのだが
いきなりなぜか時代設定がブラウン管テレビ時代の設定ではじまり
主人公と同居人の関係もあやふやだし、パイ屋のストーリーも意味不明
あれほどの国家機密に掃除婦が簡単に近づけるのもむりがあるし
必要の無いリアルなセックスシーンには気分が悪くなった。
エンディングも想像の範囲内だしなんなんだ!
これは成人指定のB級怪物映画だとおもう。
劇場予告編と印象変わる
エログロが合えば…
圧倒的世界観
レトロな感じでありながらSF的であり、さらにはメルヘンな雰囲気も感じた。その独特な世界観は見事であり圧倒された。奇抜な設定・ストーリーも、完全無欠の世界観に入り込むことによって、喜怒哀楽を刺激された。
映像の美しさや安定感といったものが、さらなる力強さを作り出して、しかも、奏でられる音楽もことごとく映像に不思議となじむもので、とにかく五感が刺激されるような感覚に陥った。
これほどまでのワールドを構築されると、ヘタなバーチャなど太刀打ちできないような気がする。久々に映画という映像体験をした思い。
卑猥で滑稽な描写がたくさん出てくるけど、最後の映像はまさに歴史的であったような気がする。まるでそれまでの流れはお終いのお膳立てのように思ってしまうほどに、印象的なシーンだった。
エログロで、それでいてチャーミング、恐ろしくてそれでいて笑えて、汚らしくそれでいて美しい…不思議な魅力に包まれた作品だった。
境界を越えてしまった
ブルーを基調とした世界がとても美しい。
恋をした時に赤が入ってくるのもいい。
個人的には、ラスト、人間界(とでも言えばいいのか)の境界を越えて、神の世界に行ってしまった結末に驚いた。
一瞬、「えっ、でもそれじゃあもう帰ってこられないのに…」と思ったが、彼女にとってはそれが幸福なのだ、と気づき、無意識に色々なことに囚われてしまっている自分自身に気付かされる。
愛は人を不自由にするかも知れないが、自由にもしてくれる、そんなことを感じさせてくれた一本。
※THE・ぼかし、みたいなぼかしがちょっと気になってしまった…
※指が千切れるようなシーンもあるので苦手な方はご注意。
マイケル シャノン
クリストファー ウォーケン、ルドガー ハウアー、マイケル ルーカー、そしてマイケル シャノン。見た目からして普通ではない彼がモンスターを怪演。スクリーンに映るだけで怖いw
冗談はさておき、全てのキャラクターが求めても手に入れられない「もの」の為に苦悩しまくるお話で切なくて泣けました。
ファンタジー内のリアリティの構築が素晴らしい。
*前日に見た「イカロス」2017 Netflix(2018 米アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミニー)を思わせるソ連(ロシア)とアメリカの終わらない対立を想起。
丁寧に描かれていて、ストーリーも解り易いが、中身はイマイチかな。
監督が益々好きに。。
初日に劇場で鑑賞
なんだ!だから話せないのか(笑)
いきなりの下ネタに一気に引き込まれた(笑)警備責任者がその女性に惚れるのもなんかわかるなぁ~エロくて神秘的なんだよね。時代背景の描写がすんばらしい。冷戦&差別を背景に進む半魚人?同士のラブストーリー。
どうぞお幸せに\(^o^)/
異形の者の美しき佇まい
不穏な時代に芽生えた異形の愛
力なき者たちが奮闘する姿に
今回も胸を熱くさせられた。
冒頭のシーンが大好き。
昔を懐かしむことにのみ
生きがいを感じているジャイルズに
僅かながらも自分を重ねてみたりして。
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2018.3.14 TOHOシネマズ上野にて2回目
映画を観る幸せ
この作品はディテールに至るまで
それに浸らせてくれる。
ありのままの自分というのは
言葉では充分伝わらないということ
昨今のコミュニケーションツール過多は
自己表現の充実とは異なるのだなどと
ぼんやり画面を観て考えてました。
ぜひもう2回くらいは大きな画面で
このたゆたう気分を感じたい。
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2018.3.1 TOHOシネマズ上野にて1回目
語り口はおとぎ話である
しかもグロテスクとは紙一重。
なのにこの上なく美しい。
世界観に浸る映画だ。
テレビから流れる映画や
レコードから流れる音楽が
どれをとっても幸せを誘う。
まるで初めから
運命づけられていたかのような
ラストシーンには
胸いっぱいの幸福感が。
茶目っ気たっぷり
乙女のように愛らしい
中年女の純粋さを
サリー・ホーキンズが熱演。
この人にはこういう役が実に似合う。
デスプラも相変わらず最高。
モンスター+恋=やっぱ最高
最後はお伽話を観ていたか?の様な感覚
フォックスサーチライト製(低予算映画)ですので、派手な物は期待せずに鑑賞。
囚われみの半魚人と言葉が話せない人間女性の物語。
半魚人は綺麗なマーメイド風の見た目では無く、魚顔のアマゾンにいそうなグロテスクな姿の方である。
その半魚人に惹かれる女性(惹かれ度合いが半端ない)だが、どこに惹かれていくのかが不明確で分かりづらい。いつの間にか意思疎通し、共感も薄い。
もう少し意思疎通シーンがあればと思うのは私だけでしょうか?
ストーリーは分かりやすい内容ですが、時代設定1960年代の世界観が逆にマッチしてるんだか、していないんだか不思議な感覚を覚えた。
最後のシーンは「おとぎ話を観ていたのだろうか?」を思えるほどのホッコリとした終わり方。
異彩を放つ設定ラブストーリーですので、「あり得る」「あり得ない」でかなり好みが分かれる作品だと思います。
最後に半魚人さんの手のひら能力だけは欲しい。
大人の絵本の世界
大人の絵本の世界に入り込んだような映画体験。
冒頭シーンからイライザの日常にリンクして、少女のようでアダルトな彼女の感情や表情がダイレクトに伝わってきた。
ほぼ全編、豊かな表情と手話で語られるのが普通に声を発して話すよりも心掴まれたように思う。
どんなに良い人でも、何かハンデのある人間に対して最初から何の先入観もレッテルも貼らずにいられることってないと思うけど、「彼」だけはありのままの自分を見てくれていると心惹かれるイライザと
また「彼」も、神と崇め奉られたり研究対象にされたりと、ずっと異質を見る目で見られてきた中で純粋に優しく近づいてくれるイライザに惹かれていったのではないかなと思った。
「彼」の絶妙な見た目が好き。
意外と精悍な顔付きだし腹筋バキバキでイケてるんだけどグロテスクな部分も多くて。
彼が何か動くたびに私もドキッとしたし、ただただ内面の良さだけじゃなく、半分人間のような姿だったからこそ本当に愛し合うこともできたんだろうな。
思ったより起承転結はっきりしていてわかりやすい話の進み方だった。
ただ、時代背景をちゃんと把握しているともっと楽しめたかも。
たまに何がしたいのかわからない人がいたので…
きっと私が思うより遥かに多くの意味と要素を含んでいるんだろうな。
最後のシーンではそのあまりの美しさに揺さぶられ、一方で生理的にゾワッとなる部分が一瞬写されて2つの意味で鳥肌立った。
ファンタジーロマンスとしてすごく好きな終わり方だった。
劇場の出口でタップを踏みたくなったのはきっと私だけじゃないはず。
ゆで卵食べたい。
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