「単体としては◎、シリーズ最終作としては△。」スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け かつさんの映画レビュー(感想・評価)
単体としては◎、シリーズ最終作としては△。
作品単体で見るとかなりよくできた作品でした!スター・ウォーズの最後の作品としては、いくつか思うことも。。
オープニングロールから突然のパルパティーン復活(笑) 相変わらず、このオープニングロールで物語を急展開させますね。若干、反則な気もしないでもないですが。。それでも、冒頭から、宇宙戦、白兵戦、地上戦の連続でグッと引き込まれました。ストーリーも分かりやすくテンポよく展開していくので、ものがたりにイッキに入り込めました。後半はストーリーの重みが増すにつれてテンポは落ちたものの、ストーリーを複雑にすることなく終わったのもよかったです。
そして、個人的にスター・ウォーズシリーズ9作目として見て思ったことをいくつか。
・パルパティーンの子供の存在が突然現れましたね。いきなり「おじいちゃんだよ〜」と言われても、お前子供おったんかい!?という感じです。しかも、そのレイの両親は存在感がめちゃくちゃ希薄・・。
・カイロ・レンの心変わりがあっさりすぎませんか。レイアから名前呼ばれただけで!?過去2作でいろんなことがあっても(ハン・ソロ殺害含め)改心しなかった彼があんなにもあっさり。。
・事前にオビ=ワンの登場を醸していたのに、実際には声だけ!?寂しい。。あの「ジェダイのすべて」のシーンは、霊体のオビ=ワン、アナキン、ヨーダ、ルークあたりが映像で出してほしかったなぁ。
・「スカイウォーカーの夜明け」と銘打ってたものの、スカイウォーカー家の話はほとんどなかったですね。もっと、アナキンとかパドメとかストーリーに絡んできたら面白かったかも。