劇場公開日 2019年12月20日

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「4Dならではの臨場感」スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け りおりおさんの映画レビュー(感想・評価)

4.04Dならではの臨場感

2020年1月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

スターウォーズの映画が過去と昔で台本の構成や演出が変わったし、特にエピソード8(前作)に関しては全く盛り上がりのない映画館内全体が重くなる雰囲気で暗い作品だと思っていたので今回も期待はしていなかった。
しかし今作はエピソード1に出てきたポッドレースファンの自分としては乗り物のシーンがたくさんあってシナリオを知らない人でも虜になるような迫力ある演出だったと思うしそれを4dでみれたので楽しかった。人物像やストーリー性も前作よりは上手くまとめた印象で前作まで謎だった所は一気に解消されていてCG演出同様に爽快感のある内容だった。
この映画一本のみではなく全9シリーズを総括するなら人物像や物語の基盤となる哲学を構築してきたフォックス版スターウォーズの重みと責任に対しディズニー側が繊細で大胆なCG演出の技術とノウハウを駆使して過去と未来の作品を融合させるべく努力し結果新陳代謝を上手く出来たのではないだろうか。過去と未来どちらにも良し悪しはあれどこれで内容的には完結させたのには制作側にはどのような時代考察があったのかが気になる。今の映画は4dだがもっと進化している映画館が未来にあるとしたらまたスターウォーズがスクリーンに戻って映画館を賑わせて欲しいと思っているがそれは映画館が進化した後サプライズ的な感じであったら嬉しいなと思う。

りおりお