「これを笑い飛ばす日が来る事を信じる」スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け shinkatoさんの映画レビュー(感想・評価)
これを笑い飛ばす日が来る事を信じる
フォースの覚醒で、新たな物語の土台は出来ていたし、未来は明るいと思った。
そして最後のジェダイ。フォースの覚醒が物語として何も進まなかったこともあり、新たな方向性への期待はより高まったものの、その答えはあまりにも4-6を意識しすぎたもので、結果的にシークエルとオリジナル双方にダメージを与えてしまった。
方向性の打ち出し方が「(オリジナルはこうだが)これからはこう行く」という、すべてカッコがついた表現が観る側を困惑(ダークサイド)に落とし入れた。
そうしてたどり着いた本作、JJはアリモノをありったけ詰め込んで終わらせるしか方法はなかったのだろう。
このシークエルが後になんらかの形で評価される時が来るとすれば、それは比較対象ができた時ではないだろうか。是非ルーカス版新三部作でやり直して欲しい。その時、このシークエルはディズニーの何かと共にやらざるを得なかったものとして語られるのでは。
とはいえ、グッと来る部分はもちろんありましたしレイ、ベンは素晴らしいです。
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