蝶の眠りのレビュー・感想・評価
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まっ白コーデ…♪
prime videoにて、見放題終了間近ということで観てみました。
ミポリン、いくつになっても可愛くて、隣にいたら恋に落ちるのは必然でしょう!?
二人の年齢差を感じさせない、ほのぼのラブラブシーンが好きです。
全身まっ白ペアコーデもとっても素敵で、いつか真似してみたいものです♪
キム・ジェウクの演技が下手くそ過ぎて入ってこない・・・・
中山美穂は病に侵された繊細な機微を描けてるけど恋人役のキム・ジェウクの演技があまりに劣悪過ぎて入ってこない。また可愛がって愛してた犬が逃げて帰ってこないってのが犬の習性からしてもあり得ないので物語にも無理が。
最近考えが変わりました。
映画「蝶の眠り」(チョン・ジェウン監督)から。
作品の冒頭「小説家の心変わり」を表現する場面がある。
中山美穂さんが演ずる「女流小説家、松村涼子」さんが、
自身が遺伝性のアルツハイマーに侵されていることを知り、
今まで、小説を書くことで自分自身を隠していたことを認め、
大学生たちの前で、こう講義する。
「最近考えが変わりました。
小説よりも大切なのは自分自身だということです。
皆さんに自分自身を見せたいのです。
これからは小説の後ろに隠れません」と。
ありのままの自分を表現するから、これからの私を見て・・
とばかり、大学講師を始めたり、新作に取り掛かるのだが、
残り少ない人生だからこそ、自分の気持ちに正直に、と思う。
歳を重ねてきた私には、とってもよくわかる気持ちの変化だったし、
それを、みんなに「最近考えが変わりました。」と公言する勇気、
羨ましいな、とメモをした。
簡単そうで難しいのが、不平不満のない今の生活からの脱却。
今までコツコツ築き上げてきた自分との葛藤もある。
邪魔しているのは、中途半端なプライドだということも分かっている。
あとは彼女のように、言い切ってしまうことなのかもなぁ。
【哀しくも気品溢れる秀作。ラストシーンには涙を禁じ得ない。】
ー ストーリー展開が秀逸で、非常に面白く鑑賞。ー
・若年性アルツハイマーに罹患した女性小説家を中山美穂さんが見事に演じており、ラストシーンは涙がにじんだ。
・本を愛する人、万年筆で文字を書く事に拘る人には、更に琴線に触れる場面が多いと思います。
<主要な場面ではないが、女性小説家がアルツハイマーが進行する前、自分の膨大な本棚を留学生の主人公にあるテーマを与え、整理させ、彼が見せた本棚の美しい姿は忘れ難い。>
<2018年6月26日 劇場にて鑑賞>
偶然の図書館
犬のトンボはどうなってしまったのだろう。公園のコンクリートに足跡は残っていたのに、自分の存在を残していっただけなのだろうか。チャネも自分の足跡がいつか見つかると涼子に教えられたのに、結局は探せなかったのか・・・それとも彼の書き上げた小説そのものが足跡だったのだろうか。二ヵ月を二ヶ月に勝手に直されたこと、旧姓じゃなくなったのも意味がよくわからなかった。
日本と韓国の文化の違い、そして男女の別れにおける恋愛感情がそのまま小説にも刻まれていて、「身を引く」ということを教わったチャネ。自身がアルツハイマーに冒されていることを知るのも辛いことだし、晩年には体も動かなくなり、言葉も操れなくなることを知った上での決断。療養所にいる涼子の行動がとにかく痛々しくて胸に突き刺さってくる。何を書いてるのかわからないチャラ字、そして細い手首を曲げているシーンなど、ちょいと母親を思い出してしまった。
韓国青年と50代熟女の恋愛。映像がとにかく綺麗で、静けさと色彩が絶妙に絡み合ってくる。偶然と必然という両極のバランスも上手く描かれていたように思います。
アルツハイマーというのは昔のことは思い出せても、最近のことが記憶できない。2年という年月は長いような気もするけど、元夫の姿が邪魔したんだろうなぁ。俺もどこかに足跡残したくなってきた・・・
中山美穂×韓国人俳優の共演。
中山美穂演じるアルツハイマーの女性と韓国人留学生のラブシーンで特に彼女の家でのシーンに共感しました。
最後の2年後のシーンでは森の中で再会して良かったと思います
美しく歳をとるということ
設定があまり現実的では無くて感情移入しにくいけど、映像がとても綺麗で素敵。
主人公が女の私でもドキっとするくらい綺麗で服装も変に若作りしてなくてとてもお洒落。部屋着とナチュラルメイクでもあんなに美しい中山美穂さんはさすがだなあと感心。
歳下男性韓流好きならこの映画も好きでしょうね。
作家の涼子(中山美穂)が万年筆を無くす事をキッカケに若い韓国青年チャネ(キム・ジェウク)と出会う事から始まるラブストーリー。
とにかく中山美穂の熟女ぶりとキムのイケメンぶりが目立つ。
そこに文学的・セレブ的要素が取り込まれており、昔流行した「冬のソナタ」的30代〜50代女性ターゲットを狙い撃ちしている様な作品である。
チャネと同じ年齢ぐらいの日本女性がそばにいるのに関わらず、彼はそちらには見向きもしない。
そこに涼子の不運があるもんだから、ターゲットは感情移入しちゃうんじゃないかな?と思います。
(若い青年と年上女性のありがちパターン。)
ピアノ等の淡々とした効果音は好きですよ。
残念なのは2人の周りの役者がね、、、居ても居なくてもいい感じ。
庭先にて佇み、紅茶を飲みながら映画を楽しみたい方はどうぞ。
美しい映像と引き締まった構成の佳品
女性監督チョン・ジェウンは、デビュー作『子猫をお願い』で、高卒少女五人の厳しい人生サバイバルを容赦なく描いた俊英。
今回の作品は「メロドラマの王道」である恋愛+難病モノですが、美しい映像といい、キム・ジェウクの繊細な演技といい、小品ですが素敵な映画だと思います。
レビューに厳しい意見を書いている人は「難病の売れっ子作家」とか「万年筆がつなぐ恋の記憶」などのベタな設定が気になるのかもしれません。
たしかにベタと言えばベタなんですが、恋愛映画の王道でもあるし、また可能な限り、リアルかつ繊細に、現実感と節度をもって描かれていますから気になりませんでした。
美しい映像やキム・ジェウクの繊細な演技は見ものです。中山美穂の演技も、前半は「キム・ジェウクの演技力と比べると、ちょっと・・・」と思わないでもありませんでしたが、終盤に近づくにつれて驚くほど多彩で深い表情を見せます。この辺りは順撮りの成果でしょうか。
病気モノにつきものの愁嘆場や泣かせのシーンは可能な限り省略され、全体の構成は簡素で知的。
しかし受ける印象はドライなものではなく、映画が進行するにつれ深い感情があふれてきます。このあたりはチョン・ジェウン監督の個性でしょうか。
映画好きにもおすすめできる秀作ですが、一点、犬好きとしては、名優(犬)トンボの扱いがあんまりです。監督はぜひ、トンボのその後を描いたディレクターズ・カットを作って頂きたい。
タイトルは『蝶の眠り~犬をお願い』でよろしくお願いします。
一抹の不安が的中
何これ?
ちょっと、設定が現実的でない。
こんな奴いないよ…。
そして、演技が…。
ちょっとひどいかなぁ。
ある意味で予測していて、一抹の不安が的中しました。
評価が高い人が多いみたいだけど、あまり共感できないかなぁ。
静かに進むけど、何回も観たくなる
ドラマチックな展開は後半に少し無くもないけど、基本的には静かに淡々と進んでいくお話。主演の2人、ロケ地、涼子の自宅や大学の校舎など美しく、台詞も素敵で退屈しないし眠くならないです。脇の俳優陣もそれぞれにその人じゃないとダメなくらい合ってました。自分、つまらない映画やコンサートだと寝ちゃうけど、眠たくならなかったし。
二回観ましたが、一回目には何気に聞いていた台詞、言葉が、二回目であぁこう言うことだったんだ!と腑に落ちる感じで、スルメ映画です。終わるまでに、もう一回行かねばと思ってます。
この映画は中山美穂でないと成立しなかったと思います、それ程、役にハマってピッタリでした。少し舌ったらずなところもあったけど、凛として強いちょっとぶっ飛んでる小説家になりきってました。
中山美穂はいろいろ叩かれることあるけど、華があるしスクリーン映えするし、なんか惹かれる魅力が出せる女優だな、って改めて感じました。ばっちりメイクして10cm以上はあるだろうヒールのパンプス履いてるシーンも、自宅でナチュラルメイクの自然体の時も存在感があって、やっぱり主役で活きる人だし、これからもそうあって欲しい。
ラストシーンは、絶対に『Love Letter』へのオマージュですよね?終盤は涙腺緩みっぱなしでちゃんと観られないんだけど、無言で魅せる演技が凄かったです。
泣けました!
好きな俳優のキムジェウクさん目当てで内容も
アルツハイマーと向き合う女性との恋愛ストーリーで予想以上に良かったです!
中山美穂さん演じる松村涼子が作家で書斎が出てくるんですが
惚れ惚れするくらいキレイでお洒落で自分も書斎が欲しくなりました!本がたくさん出てくるので本好きな人にはたまらない!
バラバラだったのをキムジェウクさん演じるチャネが色別でたくさんの本を並び変えるんですが、これがまたキレイ!
お互い惹かれ合っていくけれど
アルツハイマー病と向き合う涼子、
チャネにそばにいてほしいのに
衰えていく自分をみせたくなくて
突き放してしまう。
アルツハイマーのことを扱った映画は多い。しかしアルツハイマーの詳しいことはわからないからあまり身近に感じない。
昨日のことや日常を忘れてしまう恐怖は本人にしかわからない。
病気があるから少し暗めの映画?と思うけど、気分を和ませてくれるワンちゃんが出てきます!
トンボ(ゴールデンレトリバー)はこの映画の鍵のひとつ。
蝶の眠り
映像がきれい
涼子の心がきれい
チャネの心がきれい
すべてがきれい
ラストのシーンは泣きました。
キムジェウクファンじゃなくても楽しめる映画です。
静かで、心に響く映画 中山美穂とキム・ジェイクの組み合わせが最高 ...
静かで、心に響く映画
中山美穂とキム・ジェイクの組み合わせが最高
最近の映画にありがちなはでさはないけれど、美しい映像と素敵な音楽がベストマッチ
一番の功績は、中山美穂の衣装担当の方、着物を使った部屋着や、ノースリーブの服が、中山美穂という人物を、作家という人物に上手く導いている
出来れば、元夫を豊川悦司に演じて欲しかった
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