はじめてのおもてなしのレビュー・感想・評価
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面白くいいね
よくできた作品だ。細かい所まで笑わせてくれる。それでいて難民問題にも取り組んでいる。多分 ドイツに生活した経験がない人には分からないだろう。 映画なので誇張があるけど初めから夫婦間の関係が提示され、国民性 生活習慣 物事の対する取り組み 制度 システムなどなど生活してみなくては分からない。映画館で終始笑っていたのは自分だけ。これは仕方ない。それほど うまく表現できている。 ドイツらしく&娯楽映画でもある。原題「ようこそハートマン家に」です
笑えるが、考えちゃう難民問題
バラバラだった家族が、一人の難民を受け入れた事によって、歩み寄って行く様を描いた映画。
細かなエピソードなどが笑えて、面白い、そして、ドイツが難民を、どのように受け入れているのかや、それに反対する人たちの姿など垣間見れる。
家族達の仕出かしに巻き込まれて難民申請が却下されるが、家族が一丸となって申請を勝ち取る。しかし、
最後は、かなり際どい、一人の、つまりディアロだけならいいが、それに付随してくる肉親なども⁉︎となると、それはどうよ?とブラックユーモア。
自分達が知った人だけならOKでも、イナゴの大群の様に
難民達が押し寄せて来たら⁈と、考えさせられてしまった。
移民と家族と
ドイツの移民問題。移民問題、、とはいえそこは軽めに、主に彼と彼を受け入れた家族との関わりです。
彼がいたからこそ、皆の意識が激変!という訳ではなく少しだけ、ちょっと彼のおかげで家族が動き出す?元に戻る?
ドイツというお国柄自由と寛容と、を重視してるのかな。笑えてほっこりくる良いお話でした。
とても幸せな気持ちになれました!
難民を受入れたドイツ人家族の騒動を描いた作品。喜劇仕立てですが、主人公家族が抱える様々なトラブルを通じて現代世相を映しつつ、直面する難民問題の根深さをきっちり抉ってくれている辺りはさすがだと感じました。最後は大団円でHappy! happy!。
難民問題はサラッと。
難民問題を軸に家族の絆を戻す物語。難民問題はあくまでお話のとっかかり。これが良いのかどうなのか。ただ、バラバラになりそうな家族の関係を修復する展開は笑いあり涙ありでほっこりさせられます。ドイツ映画ってスラッシャーホラーなイメージが強いから意外だった。
人生にとって大切なことを教えてくれる。
突然、難民の青年を受け入れ、その出会いをきっかけにバラバラだった家族が、それぞれの真の生きる喜びを取り戻して絆を深める物語。
笑いあり、涙あり、そして難民問題を考えさせられるドイツ映画です。
シネスイッチ銀座はマイナーだけど、趣があり、良い映画を上映しているので、虜になりそうです。
金曜日レディースデー950円も魅力的。
ドイツ映画っていいかも!
今年に入って『5パーセントの奇跡』というドイツ映画を見たばかりでした。
ドイツの映画には、こんなふうに難民問題が、大げさではなく身近に描かれているのだなと感じました。
それが暗い話題としてクローズアップされていないところがいいなと思いました。
ドイツが現在抱える問題
私には「難民問題」というのはよく判らないのですが、ドイツで難民を受け入れる制度があることに驚いた。ドイツが抱える一つの問題であることを知らされた。家族の中に違う民族受け入れるという全く戦争時のナチスドイツでは考えられないありえない家族のあり方。
役名、人間関係をしっかり把握しないと笑えない映画。ディアロが結構器用で、日曜大工が凄いと思った。いきなりの歓迎パーティー、翌朝のシマウマの出現に笑えた。
笑ったー 泣いたー😂
とても救われたのが、人を助けるのに高尚な理由なんていらない、寂しさ・虚しさ・偽善、なんでもいい誰かが助かるのなら、ということ。裕福なドイツ人と可哀想な難民。考え方の違いを面白おかしく描いてクスクス笑った。
最初は「ドイツに溶け込めるように」て繰り返し言われるけど、その内言わなくなる。お互いに影響しあって認め合うから。
もちろん難民だって一人一人ちがう。いい人もずるい人も悪い人もいる。でも最初から扉を閉ざしたらいい人を見捨て、ずるい人・悪い人もずっとそのまま。
所詮、遠くから言うキレイ事なんだけど…
☆☆☆★★★ テロと差別と偏見と 難民問題を扱ったハートフルコメデ...
☆☆☆★★★
テロと差別と偏見と
難民問題を扱ったハートフルコメディーは。流石に終盤の騒動等はやり過ぎに見えなくもない。
しかし、現実に難民排他主義が進むドイツでは、かなり身近な問題なのだろう?とゆうのが分かる内容。
確かに身近な距離に、ジワジワと他国の人間が住み付き始めたとしたら…。
いつ自分が、この作品に登場する隣りのおばさんの立場になってしまうのか?
映画を観ながらフッと考え込んでしまった。
平和ボケの進む日本人ならば、おそらく多くの人が同じ気持ちになるのではないだろうか。
但しこれは作品自体が、この愛すべきファミリーに寄り添って描かれているから、その様な感想を抱くのですが。
それらの問題提起を挟みつつも、1人1人のキャラクター等が上手く配置されており。そのウェルメイドな作りで楽しませて貰える良作かと思います。
2018年1月20日 シネスイッチ銀座2
喜怒哀楽すべての要素が詰まっている!
ドイツの難民問題について研究しているので、見に行きました。
この映画は現在の難民問題を面白く、わかりやすく説明していて、難民問題についてよく知らない人でも見やすい映画だと思いました。
さらに、このラスト以外映画は展開が読めないので、ずっと楽しむことができました。
僕的にはこの映画は色々な要素が詰まりすぎて、少しまとまりがなく、一回見るだけでは物足りない映画だなと思いました。
笑って笑って泣いて笑って
ドイツという国の寛大さ、それ故の問題
難民が増え続ける現状、宗教の捉え方など
いまの時代をよく表しているテーマ。
世界が難しい局面にあるのと同様に、人間もそれぞれが何かしらの問題を抱えて生きています。
そして心の触れ合いが必要なのは
豊かでも貧しくても、みんな同じです。
難民の青年の純粋さに影響されるように
ギクシャクしていた家族が少しずつ変わっていく様子を、温かい気持ちで見守りました。
その過程で様々なトラブルに巻き込まれるのですが、これはぜひ劇場で見て、たくさん笑って欲しい。
笑って笑って、ホロリとくる場面もあり
最後はやさしい気持ちで満たされました。
音楽も良いです。
特に子どもたちのヒップホップ、最高です。
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