「黒子であり、2人であり、理髪店である」点(2017) 唐揚げさんの映画レビュー(感想・評価)
黒子であり、2人であり、理髪店である
石川慶監督の短編映画。
一文字のタイトル、三人だけの出演者、ほぼ理髪店のみでの2人の会話劇、約25分の短編。
シール、剃刀、泡、電話、バウムクーヘン、黒子。
多くは語らず、ヒントだけ残してこちらに色々と想起させる。
久しぶりに再会した2人のぎこちない会話。
日常を切り取っただけなのに、特別に感じる2人の時間。
点は繋がらない。線にはならない。
絶妙な間とお二人の静かな演技が光る作品でした。
バウムクーヘンの食べ方、すごい分かる笑
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