劇場公開日 2017年12月16日

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Mr.Long ミスター・ロンのレビュー・感想・評価

全10件を表示

3.5これぞ正しくメイド・イン・アジア!!

2017年12月13日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

怖い

台湾の高雄でナイフ使いの達人と恐れられる殺し屋が、東京・六本木でのミッションに失敗し、逃れた先は北関東・栃木の平屋住宅。今はめっきり少なくなったトタン貼りの家屋が建ち並ぶ風景は、主人公から見ればどこかの異国。また、土地の住人から見ると男はどこかのアジア人。言語を排し、互いの気持ちで対話を始める人々の物語は、どちら側にも組みしない、真の意味でのコスモポリタンな視点で終始綴られる。それは、監督のSABUも、主演のチャン・チェンも、映画人としてボーダレスな動きをして来た者同士だからだろう。強いて言うなら、これぞ正しく"メイド・イン・アジア"。同じ地域に住まう彼らの気概が画面からほとばしる映画に立ち会う至福を、是非体感してみて欲しい。

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清藤秀人

2.0殺し屋と少年

2021年2月11日
Androidアプリから投稿

ミッションに失敗し、命からがら逃げ延びた殺し屋と、殺し屋を助けた少年。それと温かく、馴れ馴れしく、図々しい住人達の物語。

バンバン人を殺すアクション映画を想像してたが、殺し屋と少年をはじめとした町の住人達のふれ合いを描いた作品。
少年とその母親が少しずつ前に歩き出したまではいいんだけど、その後の展開が暗いし悲しい。
ラストで祖国に帰ってからの展開はちょっと無理がある感じがしてあんまり好きじゃない。

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カミムラ

4.5PG12 台湾から六本木と忙しい割りに凄腕かどうかわからん殺し屋

2019年11月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

幸せ

SABU作品当たりや!
初っ端から物騒な会話、ちらっと日本のパスポート
地味いなナイフ使い、効果音がないせいか。
ストリップクラブ
あっさり捕まっちゃった。ナイフだけやと心もとないで
なんか別のチンピラが劇団EXILEや、ツクモさん。どさくさに紛れてミスターロン逃げた
つくもさんもう死んだ?
廃墟、薬物中毒の家
日本のゴーストタウンみたいな街
コミュニケーションのとれないと思ったらオカンが台湾人の少年
オカンの為にシャブ取りに
拾った鍋で煮炊き
虫が鳴く、夏か
今度はおっさんに呼ばれて家で飯つくる
近所の連中のノリで屋台やる羽目に
すっぽん村
リアカーって
おかんやっとおかゆ食べた
古き良き時代の日本てか。おすそわけ
中華包丁に麺打ち棒まで
勝手にオープン日まで決められた
猫のクッションイケアのやつやん!
船が出るまで3にちしかないやん
牛肉麺作ってるし
パフュームのTシャツ
あ、つくもさんココで繋がるのか
高雄出身。つくもさんバカだ
すっぽん村に逃げてきて自分で産んで
売り始めてこの辺で半分
客にシャブ打たれた、男になった
捨てられた、シャブ切れた。ガリガリでほんまにそうみえてこわい
ジュンはまだ小さい。家出された
母子のくだりここまで。

ヨン様ならぬロン様
強盗するはずが労働して小銭稼いでる
バレた!の夢か
日光来たよ、横浜と反対方向やけど
お土産まで買うて帰って来てしもた
続けるんかい
「自分で入れてくださいって頼め
疑似家族
前の男が現れた!
横断歩道で離れていくシーン
むごい、絶望感
子供をだしにする酷い男
首吊った
集まっちゃった
ナイフ一本で強い。ここは効果音あるんかい
あれ知らん間にターゲットも殺した?
皆の前で披露しちゃった
出てってくれて言われちゃった
台湾高雄に
また元通りの生活に戻ったのね
ってすっぽん村の人らが!!
ジュンがしがみつくので泣きそう
これは泣く
ジュンは戸籍の無い子の筈、どうやって台湾へ?
余韻のあるエンドロールええな

足利市
バーレスクTOKYO
高雄市全面協力じゃね

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消されるので公開しない

3.5料理が上手い殺し屋

2019年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

興奮

 まるで東映ヤクザ映画のような展開。台湾にて、ナイフ一本で数人のヤクザを殺しまくる様はアドレナリン上昇。そんなクールな殺し屋が日本にやってくるが暗殺に失敗。ヤクザたちから追われ、辛くも逃げ切ったロンは北関東の田舎町で住民たちと交流するようになる。

 ナイフの達人と包丁を扱う料理人。なんとなく共通項があるようなないような、結構無理のある展開。廃屋が立ち並ぶ町で空き家に住み込み、たまたま通りがかりの住人が彼の料理の腕を知るといった展開。さらにシャブ中の女と息子ジュンと心を通わせ、シャブを断ち切らせるのだが、やがてヤクザが女を見つけてしまう。

 台湾人女性がどうやってシャブ漬けになり、堕落の道を歩んだのかも中盤のショートストーリーでわかるのだが、このエピソードの挿入がなかなか良かった。神社の敷地内で屋台を出すのも面白いけど、ストーリーは読めてしまう。こんな無理のあるストーリーだが、爽快感があった。

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kossy

3.0台湾の殺し屋が日本で

2019年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

怖い

台湾の腕利きの殺し屋(チャン・チェン)が東京で暗殺に失敗、北関東に逃げ身を隠す。
そこで知り合った田舎の人たちの優しさに触れ、心を取り戻していく。
チャン・チェンがとてもいい。

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いやよセブン

0.5これは、酷い

2018年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

これは、酷い
去年の末だと思います。友人からこの映画の招待券を頂いて、新宿の武蔵野館にてこの映画を拝見いたしました。
上映開始間もなく、この言葉は脳裡に浮かんできました。
これは酷い。
物語自体はよくある話です。冷酷な男は女によって安らぎを得り、そのうち女が死んで、男が再び冷酷になるっていう何とも言えない独創性が乏しい物。
物語自体の独創性がない以上、表現の仕方と雰囲気で映画に見栄えをつけるしかないと思います。こんな理由で、監督は日本で不法滞在している二人の台湾人を主人公にしたでしょう。
だが、少なくとも自分の目にはその二人から台湾人の国民性や国の背景を感じる物などは見えません。
要はその二人はきちんと作られたキャラクターではなく、監督の都合で作られた物に過ぎません。
雑魚キャラが安直に作られるのがよくあるが、主人公までそな感じで作られるのは実に悲しいことです。
ネーミングがすでにこれだから、演出はもう、言うことがないです。
お寺さんの中の屋台店なんって......栃木の足利市の何もない郊外の道端でいきなり因縁の相手が現れるなんって.......
こんな物をドイツの編集マンに編集してもらうなんって......
こんな物をベルリン映画に出すなんって.......
飛んだ出来事ですね。
影像を見ながら編集マンがどれほど追い詰められるだろうと、制作部の人は何の為体を削ってまでこの映画を請け負うだろうと、深く憤りを覚えました。
更にこんな物を世界の舞台に出しといて、恥を晒してくるとは......これはアート映画だったら、もうこの世の中アート映画しかなくなりますわ。
自分は映画が好きでよく見ます。日本の映画業界の現状はよろしくないというのも何となくここ数年の映画から垣間見えます。
資金不足、人員不足、色んな問題を抱えながらも、みんな一所懸命頑張って来たと思います。
しかしこの映画はみんなの努力を侮辱しました。
今すぐでもサブさんに監督をやめてもらいたい一心です。

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缶詰めセンター

3.5ちょっと意表を突かれてしまいました...

2017年12月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ナイフ遣いの台湾やくざ・ロン。東京での殺し稼業をしくじり逃げ込んだ北関東のとある町が舞台。この映画、何が変わっているって、主人公のロンが殆どセリフを喋らない。いきなり日本に来たと言う設定ですからそれはそうなんでしょうけど... それでも地元住民や訳あり台湾人母子との交流が始まり、やくざ映画なのにらしくないヒューマンタッチの作品に仕上がっておりました。ところで地元住民が全く見ず知らずのロンを家に引き込んで料理を作らせるシーンがありましたが、わざとらしくありません?

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ホワイトベア

4.5ハードボイルドファンタジーコメディー

2017年12月22日
iPhoneアプリから投稿

リアルな描写がなんかリアルじゃない けど笑いを入れることでしらけさせることなくファンタジーに持って行くのはうまいなーと 最後はウルっときたししっかり楽しめた
にゅうろうめんが美味そうなのとイレブンヤオが美人で演技上手かったのと覚醒剤はダメゼッタイなのが印象的

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シモヤン

3.5スッポン村

2017年12月16日
Androidアプリから投稿

幸せ

興奮

台湾高雄のナイフ使いの殺し屋にして料理人の主人公が仕事の為に東京にやって来たが失敗して逃亡する羽目になり、栃木の片田舎で暮らすことになる話。

そんなチープなミスするかねとか、絡む人間がことごとく繫がり過ぎとかは目を瞑るとして、流れる様な格闘だったり、温か過ぎるお節介に浸ったり、出会った親子の哀しい過去だったりと見所タップリ。

全体的に説明調で一つ一つのシーンが長くテンポがあまり良くないものの最初から最後まで楽しめた。

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Bacchus

3.5おせっかいの素晴らしさ

2017年10月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

東京国際映画祭で観てきた

台湾の殺し屋ロンが、東京で仕事をしようとしたら失敗し、敵から逃れて流れ着いた田舎町で、日本人の人情とおせっかいに触れ、人生が変わっていく話

最近はご近所さんの「おせっかい」が嫌がられ、むしろ「適度な距離を置くこと」が喜ばれる時代に
むしろ、うっとおしい程のおせっかいと人情が人を変えていく様子を描くことで、その素晴らしさを伝える作品だった

私も、母がおせっかいなタイプで、ご近所に中国人がたくさんいるので、この映画のおばちゃんたちの気持ちがよく分かった

もちろん、それだけでは変えられない人のサガのようなものもあって、そこもちゃんと描いているところも良かった

そして、チャン・チェンは渋かっこいい大人の男を演じてた。

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とえ