「糾弾」コレクター 暴かれたナチスの真実 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
糾弾
第2次大戦中にユダヤ人を虐殺した事実を30年間曝かれずにいたピーター・メンテンというアートコレクターの大富豪を取材したオランダ人記者の話。
この様な事実や裁判があったことは知らずに観賞。
私腹を肥やす為にユダヤ人のみならず相当な人数の虐殺を行った上、買収と脅迫により罪に問われず悠々自適に生きてきたメンテン。
戦犯で片付けるにはあまりにも酷く私的な部分が多く感じる。
取材や裁判が進むにつれて働く禍々しい力や買収されていく主人公の周辺人物、裁判の経過や判決に腹立たしさと胸糞悪さを憶えた。
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