「心眼」エクリプス Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
心眼
母子家庭で多忙の母親にかわり妹2人と弟1人の面倒をみる15歳の少女が、皆既日食の日に友達と遊びで行った降霊術によって取り憑かれてしまう話。
実話か否かは知らないけれど、1991年6月に実際にあった事件の調書に基づくという形で物語りは書かれており、事件の数日前からストーリーは始まる。
クソまじめという訳でもないけれど、妹弟思いの良く出来たお姉ちゃんという感じの主人公が取り憑かれ、徐々にエスカレートしていく出来事にハラハラドキドキ。
音で脅かす演出も勿論沢山あるけれど、音やグロい映像に頼る様な感じではなく、不穏な空気や出来事やリアクション等、ちゃんと内容で怖がらせてくる。
もの珍しさや目新しさがある訳ではないけれど、こういうオカルト一辺倒な作品
にしてはなかなか良かった。
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