バース・オブ・ザ・ドラゴンのレビュー・感想・評価
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ブルース・リー(李小龙)役に伍允龙。 黄澤民役の夏雨が 「阳光灿烂的日子」の主役とは気づかなかった。 屈菁菁は旗袍がよく似合う美人。
動画配信で映画「バース・オブ・ザ・ドラゴン」を見た。
劇場公開日 2018年2月16日
2016年製作/96分/中国・カナダ・アメリカ合作
原題:Birth of the Dragon
配給:シンカ
ブルース・リー(李小龙)役に伍允龙。
黄澤民役の夏雨が
「阳光灿烂的日子」の主役とは気づかなかった。
ビリー・マグヌッセンは
「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」に出演。
屈菁菁は旗袍がよく似合う美人。
舞台はサンフランシスコのチャイナタウン。
1964年と言えば今から58年前の話なので、
李小龙と黄澤民との伝説の戦いの顛末については諸説あるようだが、この映画の脚本はよくできている。
この伝記的映画のことは知らなかったが、
見てよかったと思う。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
ブルース・リーの傲慢さ
心の迷いが感じられるブルース・リー。もしや私生活でもいやなことが?とも思わせるくらいの沈痛な表情。思い上がりという点では生徒のスティーブ・マックも負けてはいない。この師匠にしてこの弟子あり!といったところか。
そんな折、ウォン・ジャックマンが視察名目でサンフランシスコにやってくる。マックにとってはこちらも憧れの達人だったようで、港にお迎えにまで行くしまつ。ブルース・リーもそれを聞き、対決せねばならんな・・・と心に誓うのだった。
「テクニックは罠」「流儀は監獄」「カンフーとは解放」などと哲学的なことを語るジャックマン。彼の方がイップ・マンに近いのではないかと感じるくらいだ。
対決は非公開だったが賭け金だけはギャングたちが仕切り、マックも試合を開催したことでレストランの女の子を救うことができるのだ。ところが見た目には勝負がつかなかった。ここでもジャックマンは哲学的な勝敗を語っていたが、最終的には二人タッグを組んでギャングたちに殴り込み。かなり単純なストーリー展開だった。
そんな中でも『燃えよドラゴン』へのオマージュと見られる、腹を切られ血を舐めるシーンにちょっと興奮してしまった。
闘う理由
北派少林拳のウォン・ジャック・マンとジークンドーをつくる前の詠春拳のブルース・リーの対決を題材にした作品。
武道として己を見つめ精神を鍛練する為のカンフーと、スターになる為であり実戦の為のカンフーという構図のもと、サンフランシスコのチャイナタウンのマフィアから弟子の彼女を救い出す為に対決することになるストーリー。
せっかくの対決シーンは少々物足りないものの、判りやすくてテンポも良くて、モノマネもなかなか。
単純明快な古き良き映画という感じで、ブルース・リー云々は関係なく楽しめた。
都市伝説化しているリーvsウォンの決闘を描き批判の多い作品と聞いて...
都市伝説化しているリーvsウォンの決闘を描き批判の多い作品と聞いてはいたが、本当にモヤッとした出来映えで、カンフーでの対決シーンの完成度も低く残念でした。
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