劇場公開日 2018年4月6日

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「「現実じゃ命(ライフ)は1つ。」感動もさせる大冒険!!」ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0「現実じゃ命(ライフ)は1つ。」感動もさせる大冒険!!

2018年4月9日
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単純

興奮

楽しい

【賛否両論チェック】
賛:ゲームに吸い込まれた主人公達が、スキルを駆使してステージに挑む様が痛快。彼らが次第に熱い友情を育み、成長していく姿も感動させる。
否:ストーリーそのものは荒唐無稽なので、ツッコミ出すとキリがない。下ネタや無数のヘビのシーンなんかもあるので、苦手な人には向かないかも。

 前作の知識は不要です。ゲームの中のジャングルへと吸い込まれた高校生達が、各々に与えられた能力を駆使してステージをクリアしていく姿が、非常に痛快に描かれます。
 そして意外なポイントとしては、想像以上に「青春モノ」要素が強いということ。見た目こそドウェイン・ジョンソンだったりジャック・ブラックだったりする訳ですが(笑)、最初はいがみ合っていた彼らが、様々な困難を一緒に乗り越えていくうちに、次第にお互いの存在が必要不可欠であることに気づき、絆を深めていく様は、予想外の感動を呼びます。個人的には、怖じ気づいたスペンサーにフリッジが語る、「現実じゃ命(ライフ)は1つ。どう使うか?」というセリフが印象的でした。
 よくあるアドベンチャーモノと侮らず、是非チェックしてみて下さい。

映画コーディネーター・門倉カド