殺人者の記憶法のレビュー・感想・評価
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竹林
自身が社会的に害があると判断した人間を17年前まで殺害しまくっていたが17年前に車で事故を起こしたことが切っ掛けで記憶障害を持ちアルツハイマーも発症している男が、連続婦女殺害事件の犯人と出会う話。
娘に迫る殺人犯とのやり取りや、殺人者であることも含めた自身の記憶に対する疑心暗鬼等々、何が事実なのかと読めない展開に惹きつけられる。
記憶の無くし方や思い出し方がかなり都合良いのは仕方ないとして、何故か実際とは違うことを記憶しちゃうというムチャな設定がある為、なんでもありになってしまっているのはいただけないが、シリアス一辺倒でなくコミカルな部分もありテンポもよくて面白かった。
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時に笑える痴呆症エンターテイメント
「殺人者の記憶法」の試写会に行ってきたー
*
面白かったなぁ
観る前は、重くて暗い話なのかと思っていたけ
いざ観たら、時折わらえるところもあって楽しめる作品だった
なにせ、主人公が痴呆症だから記憶があちこちに飛んでいくのだけれど、
逆にそれは何でもあり!ということであって
次にどんな展開を見せるのかわからないということでもある
正気のソル・ギョングは恐ろしい反面、記憶をなくしたソルのギョングにはユーモアがある
ソル・ギョングはそんな多面性のある痴呆症患者をとても事前ににやってのける
こんなに痴呆症患者を主人公にして、サスペンス色がありながら、魅せるエンターテイメント作品になっている映画はなかなかない
なぜ、彼は連続殺人犯になり
なぜ、痴呆症になったのか
その理由を考えてると切なくなる作品でもあった
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