「マーマレードだと今まで思っていた。」ママレード・ボーイ 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
マーマレードだと今まで思っていた。
お互いの両親がパートナーを入れ変えて再婚。家族全員1つ屋根の下で暮らす事になった主人公2人の物語。「夜の営みはどうなってんだ?」とそちらに興味津々の親父がレビュー。原作は観た事はございません。作品自体は知ってました。
恋愛重視というより青春重視の様なストーリー感覚の映画となっている。
主人公イケメン演じる吉沢亮は当初高校生には見えず違和感は感じるが、おとなしめの好青年を演じていた為見慣れて行くうちに「これもありかな」と思いました。
もう1人の主人公役、桜井日奈子にも合格点は出してやりたい。しかし、役柄なのかブスッとした表情が多く、たまにスクリーンで魅せる可愛らしい表情、ハッとする表情の方が女優さんとしては魅力を感じた為、逆にそちらを全面に出した映画を観てみたい気がした。
この映画に1つ興味を持ったのが、一部のシーンの撮影方法が「俳優から少し離れた視点からの撮影」だった事。バス待ち合わせシーン、お菓子屋さんシーン、友達不倫発覚シーン、駅のシーン、2人夕方海岸シーンなど。
作品全体を広く観せる撮影技術。映画らしく好きですね。
大人の事情が絡む映画。原作を知らなかったので意外と楽しめました。
興味ある方はどうぞ。
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