劇場公開日 2018年7月27日

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ウインド・リバーのレビュー・感想・評価

全226件中、121~140件目を表示

4.0予想を超えて

2018年12月2日
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楽しめた作品

派手に作られてないアメリカ映画だった
展開と映像の匂いがXファイルを思い起こす

もしかしたら、こんなエピソードもあったかも
好きです!FBIの女性捜査官

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moviesmusicmyl1

4.0極寒のサスペンス

2018年11月19日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

雪原にて発見された1人のネイティブアメリカンの少女の死体を巡り、巻き起こるアメリカ・ワイオミング州のウィンドウリバーを舞台にしたクライムサスペンス。

MCUシリーズでおなじみ、ホークアイことジェレミーレナーとスカーレットウィッチことエルザベスオルセンの2人をメインにした作品。
同シリーズで師弟的、親子的関係を演じている2人というところもあって、新米のFBI捜査官であるジェーンをサポートする形になった地元の環境保護局の職員コリーといった役どころがとてもよく合う。

全編通して緊張感あふれる雰囲気で惨殺された少女の真相を探る展開で、特にラスト間際の展開はハラハラした。
痛々しい映像や残酷で胸糞悪い真実など鬱要素満載だがそれでもその土地で生きていくしかない地元民の哀愁と切なさが胸に残ると感じた。
アメリカって怖いなぁ(安い)

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オレ

4.0わからない点が多い。多分、歴史がわからない。

2018年11月11日
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歴史は自分の経験として目の前で起こる現象を理解する解釈装置となる。多分、ネイティブアメリカンの、居留地の、白人の、白人でも居留地の人々の混在の、国家の官憲組織の感覚が。
映画そのものよりも観ている自分が何が分からないかをずっと考えていた

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BYZANTIUM009

4.0見応えある良作

2018年11月11日
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害獣の駆逐などを目的とするハンターのコリーが、雪原の奥深くで若い女性の死体を発見することから物語は始まる。

季節は冬、断続的に雪嵐が吹き荒れ、気候は過酷。そして、事件の起こった土地はネイティヴ・アメリカンの居留地ウインド・リバー。強制移住と保護政策が町と人心をすさませている現実を背景にストーリーは進む。

コリーはFBIから来た若い女性捜査官のジェーンに協力して、事件の真相と犯人を追う。
捜査モノであり、バディ・ムービーであり、親子(というより、子を喪った親)など複数のテーマがからんでいて見応えはたっぷり。

零下30度にもなる厳しい自然。「ここでは人も動物も強くないと生き残れない」とコリーは言う。かような自然を背景に、人が人を裁くことの意味を問うラストも悪くない。
良作。

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しろくま

4.5inspired by actual events

2018年11月11日
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何もない吹雪に閉ざされる苛酷な土地 ウィンドリバー居留地 そこには国の法の及ばない 掟が存在する。それはアメリカの歴史の残痕であり 見捨てられた地でもある
その事を何も知らず事件調査にきたFBI調査官が少しずつ知っていくように 観る側も引き込まれていく。
 それには 大袈裟や余計でないリアリティの積み重ね  それがよくできていた
特に好きな場面は娘を失った父親が無表情にFBI調査官と話す だが その後 訪ねたてきた「友人」の前で涙するシーンはそれだけで 色々な事をきちんと伝えてる。
 リアリティは伝わってるので 曲はすこしオドロオドロし過ぎてるようにも思えた。
サスペンスとして面白かったが
最後の「この居留地の行方不明者の…」という言葉が出て 冒頭の「inspired by actual events」を思い出して 改めて実際の社会問題提起にもなっている映画だった
思わず 「ワイオミング」「ウィンドリバー居留地」をググってしまった
 彼の別の脚本映画も見てみよう

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UTA

3.0辺境での静かな怖さ

2018年11月11日
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鑑賞方法:映画館

なかなか渋い作品でした。
つまらなくはないものの、いまひとつ集中できなかった。
何か気持ちに引っかかるものはあります。

三部作ということらしいから、前作を見ておいた方が良かったのかもしれませんね。

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凪

3.5狙撃

2018年11月11日
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ネイティブアメリカンの深層に切り込み、問題提起している。この主題自体は日本人に馴染みない、もしかすると米国人も直視することを避けているかもしれない。
前半のミステリー展開は少し凡庸、2人の子供の話は回収不足の感はあり。FBIのキャラは弱く、単にイラッとさせられてしまう。
しかし、この映画の白眉は緊迫の対峙シーン。スリルとカタルシス。これだけで、観る価値は十分にある。

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Kj

3.0田舎の閉鎖的環境

2018年11月7日
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海外の田舎の閉鎖的環境は本当に恐ろしい、いつ獲物になるか…地味〜な映画でした。

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ハニ

4.0心が締め付けられる

2018年9月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

辺境のネイティブアメリカンに思いを巡らせて、心が締め付けられるようだった。
映画としての完成度も高いと思う。

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ブースカちゃん

3.5集団の怖さ

2018年9月10日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

静寂で広大な北の雪原。人と娯楽に乏しく、そこで暮らすだけの意思と忍耐力が求められる。とはいえそんな場所は世界中どこにでもある。
ネイティブアメリカンの話らしいが、個人が集団になったときの狂気への変貌は、それこそどこにでもある。
それが、仲間や同僚が相手というのが痛い。
最後はそうなるだろうが、人間の性を見るようで悲しい映画でした。
主人公の白い防寒着は雪原では目立たない代わりに、遭難したらアウトだね。

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さんにん@㌦㌦

3.5裸足で10キロも

2018年9月8日
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ある女性の殺人事件の犯人探しが主軸ではあるが、大切な娘を失った悲しみ、ネイティブアメリカン居留地の現実、厳しい人生をどう生き抜いていくかが描かれている。

娘を殺された家族の悲しみ方が、よくみる白人映画の描写とは違っていて感心した。「マスターオブゼロ 」でデフが「白人家族と違ってセックスの話を親としない」と言っていたが、私たちが普段アメリカ映画でよく見る「親との関係性」「悲しみ方」も、それぞれの文化によって、様々なバリエーションが現実には存在する。

終盤、急にけっこうな銃撃戦が起こり様相が変わってしまった。映画的には見せ場だろうけど少し派手すぎかな。雪の中からの狙撃はすごくカッコよかった。エンタメと社会派のバランスという意味では良かったのかも。

女性FBIが頼りなくてどうなのと思ったが、最後まで被害者に心を寄せていたところが良かった。運の良さなんてない場所で生き残った彼女が娘を亡くした彼には少し慰めになったのかもしれない。

スノーモービルや雪深い居留地など、ふだん描かれることの少ない生活が垣間見られたのが興味深かった。

カナダの居留地でネイティブアメリカン女性の行方不明者がものすごく多いというニュースを以前目にしたので、この主題がもっと注目され、改善されると良いと思う。この映画ではネイティブアメリカンであるがゆえ、という理由づけはなかったけど。過酷な状況は弱い存在をさらに追い詰めるのだな。

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hyvaayota26

3.5先住民保留地

Tさん
2018年9月6日
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ネイティブ・アメリカンの女性が数多く行方不明になっているなんて知らなかった。アメリカの歴史の闇とそのことによってもたらされた西部の荒廃を知ることができた。

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T

4.5見応えありました

2018年9月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

全く知識のないな話でしたが被害者、被害者遺族、加害者、ハンター、先住民皆救いのない状況で生きていたので心にしみる映画でした。

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heran

4.0過酷

2018年8月30日
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鑑賞方法:映画館

難しい

白さと静寂に息が詰まる町。
そこは運が悪いからではなく弱いから死ぬと、コリーは自らに言い聞かせるように語る。

運のせいならいつまでも割りきれないが
弱いのが理由なら人の死も諦めがつくのだろうか?

しかしこれは諦める事だけでなく己の犯した罪の正当化にも使える危険な考え方に感じた。

「あいつが死んだのは弱いからだよ」
加害者にそう言われたらどうするのか。
そんなことを考えてしまった。

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のりのり

4.0観客を引き込む緊張感

2018年8月29日
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ボーダーラインの時もそうだったけど、観てて疲れるような緊張感を持った作品はホントに好き
最初から暗い雰囲気が続いたが見終わった後は意外とスッキリした気分になれて良かった。

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ゲーシル

4.5突発する銃撃戦

2018年8月29日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

数は少ないけど、銃撃描写がすごいので苦手な人は注意です。

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takazzz

4.5単なるクライムサスペンスで終わらない重い感動

2018年8月28日
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鑑賞方法:映画館

ネイティブ・アメリカンの居住区(と言うか定かでないが)、ワイオミングの僻地の雪と氷で凍てつく空気が冷たい。マイナス20度の中で走り続けると大変なことになるのですね。

永遠になくなることがないであろう「差別」を背景に、ネイティブ・アメリカンの若い女性の死の真相を追う。ジェレミー・レナーは渋いし、エリザベス・オルセンは綺麗だし可愛いし、メインの二人がいい。そして、重い結末の中に激しい感動があった。

社会派の作品としてもエンターテイメントとしてもクオリティが高く、今年のベストの一本だろう。

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エロくそチキン

5.0西部劇好きなら必見

tさん
2018年8月26日
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鑑賞方法:映画館

いやぁ面白かった。
許されざる者、続夕陽のガンマン、トゥルーグリッドを足して2で割ったような映画だった。
インディアン保留地の現状を伝える社会派映画を、とても娯楽性のある現代版西部劇に仕上げたところは凄い。そう。西部劇好きなら必見。
少ないけど、まだ辛うじて上映館が残ってるので、まだ観てない方は是非。。。

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t

4.0☆☆☆☆ 簡単に。 ミステリーとして観たならば、それ程の深い話でも...

2018年8月26日
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☆☆☆☆

簡単に。

ミステリーとして観たならば、それ程の深い話でも無い。
犯罪モノとして観たならば、犯人は直ぐに割れる。…と言うか、観客に向けて敢えて分かりやすく提示してくれる。

主人公の男の心に、深い傷を負わせた3年前の悲劇。
今それがまた、娘の友人に起こった現実の辛さ。
娘の父親へ投げ掛ける言葉は。そのまま、彼が3年前に受け取った言葉でも有る。
そう!これはお互いの親の立場が、そのまま入れ替わってしまった悲劇的な物語。

男はハンターとして、強い決意で娘の弔い合戦に向き合う。

なかなかタイミングが合わずにやっと観れましたが。シンプルで有りながらも、味わい深い作品で。スクリーンで観られて本当に良かったと思える作品でした。

2018年8月25日 角川シネマ有楽町

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松井の天井直撃ホームラン

4.0誇り

2018年8月26日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

開拓者。言い換えると侵略者。
侵略とは、暴力、殺戮、略奪と、秩序も何もない世界です。そしてそれは、アメリカのとある地域では、今も普通に見られる光景でした。私達が散々聞かされてきた自由の国、平等な国アメリカというのは、実はごく一部の人間だけが持つ特権だったんですね。そしてこの特権は、単に先祖が侵略者だったから与えられているだけであって、本人の努力ではありません。逆に初めから特権を持たない者は、自由や平等はおろか、安全すらも手に入れる事は難しい。それが、アメリカなんですね。

まるで、墓場の様な場所に強制的に居住させられたネイティブ・アメリカンは、彼らに脈々と受け継がれてきた「誇り」ですらも、根絶やしにされていました。種を繋ぐことはただ単に子供を残すことだけではなく、その民族の持つ「文化」「生き方」「哲学」をも繋ぐことです。つまり、自分達の「アイデンティティ」を繋ぐことなのです。だからこそ、「アイデンティティ」を失った彼らネイティブ・アメリカンの絶望は、計り知れないものがあります。

気がつけば日本も、沖縄やアイヌの「誇り」を奪う様なことを現在進行形でもしているのではないのでしょうか。この作品を鑑賞して、そんな疑問が浮かび上がってきました。アメリカの問題を自国の問題として置き換えてみた時に、何かしらの事は感じるはずです。

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ミカ
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