「暴力と銃でしか解決できない場所」ウインド・リバー まおさんの映画レビュー(感想・評価)
暴力と銃でしか解決できない場所
アメリカには、色々な場所があるとはいえ、
このネイティヴアメリカンが隔離された辺境の地は、
鹿児島ぐらいの広さの場所に警察官は6名しかおらず、
レイプは、犯罪にならない。なんていう貧困と秩序なんか何もない場所。
若い女性がその場所で生きていくには、どれだけの危険と隣り合わせにいるか。
映画のストーリーは、ほぼ西部劇のようだけど、
それ以上に誰も守ってくれなければ、銃を持ち、自分の身は自分で守るしかないという、
危険地帯が現実にアメリカにもいたる所にあるということだと思う。
貧困が支配する社会の恐怖をもっと知るべきだと感じた。
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