「これはジャズ映画ではない。」永遠のジャンゴ 暇人さんの映画レビュー(感想・評価)
これはジャズ映画ではない。
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ジャズギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトの伝記映画というよりも、ナチスに迫害されたジプシーたちの悲劇を、ひとりのジャンゴという人物を通して表現した作品です。
ですから、リー・モーガンを扱った『私がモーガンと呼んだ男(私が殺したリー・モーガン)』や、チェット・ベイカーを題材にした『ブルーに生まれついて』のような演奏も楽しめるジャズ映画を思い浮かべると肩すかしを食らいます。
まあ、中身は悪くないですが、ジャズに関しては期待しない方がよいでしょう。
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