猫が教えてくれたことのレビュー・感想・評価
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やっぱり猫がダイスキ♡
猫を飼わなくなって約20年経つけど、あのフワフワで柔柔な触り心地はいつまでも忘れられない
40年程昔、私の子供の頃はそこかしこで野良猫を見掛けたけど、最近では家の窓際に居る猫を見ただけでも今日はいい事あるんじゃないか!と思う程レア体験になりつつある…
病気とか衛生面では色々有ると思うけど、
やっぱり猫が居る暮らしはいいな♡
イスタンブールは猫でいっぱい!
羨ましいなぁ(•ᵕᴗᵕ•)
猫に教えてもらったこと
数年前にイスタンブールを一緒に旅した娘と鑑賞。彼の地の風景を懐かしむことができた。
しかし同時に、この映画の思いもよらぬ深いテーマに驚く。猫と人間の係わりを描くことによって、我々がどのような社会を生きているのかを明らかにする、これは一つの都市論または社会論である。
街のあちこちに野良猫が暮らす風景は、かつて日本でも珍しくはなかった。しかし、ペットの飼い方に関するマナーと、ペットとそうではない動物を峻別する思想の普遍化により、野良犬や野良猫たちの生活圏が縮小されてきた。
コンクリートとガラスで囲まれ、マーケティングという価値観で整備された都市空間には、野良猫たちの居場所はない。そして、彼らに餌をやろうとする人々もまた、そのような都市からは排除される。
確かに野良猫が巷に溢れる町に住みたいとは思わない。糞尿、食べ残しの餌、荒らされるゴミ、春の夜の恋歌。できれば御免蒙りたい迷惑である。
これらは言わば、人間にとってのノイズである。
だが、少し前まで、我々の生活空間にはこの程度のノイズが溢れていた。このノイズは何も動物だけが撒き散らすものではない。隣家の物音や他人のたばこの煙も同様である。
たばこを吸えない空間が拡がることと、野良猫と人間が交流する町が狭くなることは、一つのことに基づいて全世界で進行している。
それは生活空間からあらゆるノイズを除去し、マーケティングの法則に準拠した暮らしを人々に促す。
そこに暮らす者たちは、自然の成り行きとして、他者の発するノイズには不寛容になる。隣人の喫煙は許さず、庭に侵入する猫を許さない。
私もまた、非喫煙者であり、夜中の猫の鳴き声を疎んじる者である。しかし、かように他者のノイズに不寛容な社会では、我々もまた、ノイズを出さぬように息を潜めて生きて行かねばならないのではないか。いや、他者にしてみれば、自分の存在そのものがノイズ以外の何物でもない。
このような、他者への不寛容と無関心が拡大している社会を我々は生きている。果たして、そこにどれほどの幸福や安らぎがあるのだろうか。
猫に教えてもらったことは、存外に重い事実であった。
人と猫の距離がとても近い街
映画としては、特に優れた作品、というほどではありません。イスタンブールか猫の、どちらかに思いのある人でないと、見ていて退屈するかも知れません。
私はイスタンブールにしばらく住んでいたので、街の様子やトルコの言葉、そして街中にいた野良猫をとても懐かしく思い出しました。イスタンブールに着いて間もない頃、アパートのカフェにいた猫に本当に癒されました。街中の至る所に猫がいて、街の人たちに愛されているのは、映画のまんまでしたね。
今何かと物騒なニュースばかりが目立つトルコですが、人びとは大変穏やかで、映画のイスタンブールが、まさに普通の日常生活そのものです。
この映画を見てイスタンブールに行ってみたいという人が増えたらとても嬉しいです。
気軽に観られる良い映画
人間と猫との関係性を通じて、知り得たことがドキュメンタリー調に語られる。肩肘張らずに、ぼんやり観ると良い。トルコイスタンブールの風景が色鮮やかで美しい。猫は出会った人を覚えている。神様は人間に試練を与えた。猫は神様からの贈り物。猫に出会えた人間が幸せを感じている姿がとてもほのぼのとする。観ている方まで幸せになる。生き方を知ること、という台詞。音楽や演出もミニシアターサイズで良い。終わった後に、猫飼ってみようかと思う。
猫好きさんにオススメ!
ストーリーはないですけど、猫をいっぱい見て幸せな気持ちになれます。
いわゆる外猫さんたちの実際の暮らしをただ撮っているというものですが、トルコの人達が外猫さんたち(野良猫さんたち)と、どのように共に暮らしているかがわかる映画です。
日本で暮らす私たちとは、また違う考え方の部分もあるかもしれませんが、(トルコではまだ殺処分とかはないのかな)共生している姿を描いているという感じです。
カメラの位置が猫目線の高さなのが良かったです。
イスタンブールの青い海と空、船、石畳、カフェ、市場、遠くに見えるモ...
イスタンブールの青い海と空、船、石畳、カフェ、市場、遠くに見えるモスクの尖塔。そんな風景の中で思うままに生活している猫さんたちと、いつも彼(彼女)らを気にかけている街の人たちの交流が描かれています。「動物に優しくない人は人間にも優しくない」って映画の中で言ってたおじさんがいたけど、この街の人たちはほんとにやさしいんです。もしかしたら現実はこんなにキレイゴトばかりではないかもしれないけど、猫好きとしては、こうあってほしいと願うばかり。とてもホッコリする映画でした。
トークショー のゲストで来ていた写真家の沖さんがぬいぐるみ片手にやってくれた、猫の撮影講座も和みました。
世話してやってる?イヤイヤ、お世話させてもらってるの。
古都イスタンブールに暮らす野良猫達と人間の関係をとらえたドキュメンタリー。
キャストは7人?の猫たち。
猫目線の映像はもちろんのこと、とても綺麗な街並みは見応えがありました。開発されてこの街並みがなくなって行くのはすごく悲しい。
ジェイダ・トルン監督と荻上監督の対談付きという贅沢な試写会でした。お二人のトークの中にあった、人間は猫に自分を映し出しているっていうのがすごく共感。
猫も犬も自分の使命を感じつつ関わる人に接してると思うのです。
それに対して人間も自分を映し出しながら自分のできることをお返しする。その関係性はとても心地いい。
そんな心地よさをじっくり味わえる穏やかな時間の流れる作品でした。
イスタンブールの人々は居心地の良さを噛み締めながら共存していた。今の環境があるうちに一度行ってみたい街です。
私の推しキャストは断然ガムシズ。
猫と人間の持ちつ持たれつなカンケイ
トルコのイスタンブールで暮らす町猫のドキュメンタリー
飼い猫は、ほとんど出てこない
癒されたわ〜
観てるだけで、思わず微笑んじゃうし、幸せな気分になれる映画だった
ちなみに、私は犬派で、それでもこれだけ癒されてるんだから、猫好きのひとはたまらないはず
町の中で、人間と猫がどのようにして共存しているのかが描かれる
猫は人間から餌をもらい、人間は猫から癒しをもらう
彼らの共存関係も、楽しい話ばかりではなく、人間の生活スタイルが変わっていくことで、町猫たちも住む場所を追われたり、食生活が変わることで猫も病気にかかりやすくなる様子も描かれる
猫様たちの生活を通して、人間たちの暮らしや問題点が見えてくるのが面白かった
イスタンブール、野良猫、人
『猫が教えてくれたこと』試写会招待。ジェイダ・トルン監督と萩上直子監督とのトークショーの後、鑑賞。イスタンブールの野良猫たち、人々、歌、音楽、生活、いいなぁ。野良猫たちに会いたくなりました。イスタンブールに行ってみたい。
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