劇場公開日 2018年9月7日

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泣き虫しょったんの奇跡のレビュー・感想・評価

全101件中、61~80件目を表示

4.0長所短所混在の味わい満点の良作!キャスト豪華過ぎ。

2018年9月17日
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良い!静かに確実に日々を描いていく演出に好感。感情を表に出すのが、苦手な瀬川さんを龍平さんが好演。お父さんの國村隼さん、小林薫さん、イッセー尾形さんも流石。豪華過ぎる役者陣故に実話感が若干薄れてしまうのが、唯一の難点。贅沢過ぎる悩みです。前例のない事にあえて挑戦する際の心の葛藤。決め手は感謝の心、報恩の思いに立った時に今までの道程が全て生かされる奇跡。応援される事による強烈なプレッシャー、プロの世界で生きる難しさ。静かな中に訴えるものがたくさんある佳作。出演されたプロの方々も良かったです。タイトルがイマイチ、見る意欲を掻き立てないように思いましたが、観た後はこれしかないな〜と感じました。欠点もありますが、それを補って余りある正に瀬川さん本人の様な作品に仕上がっていると思います。製作に携わった方々に感謝、感謝です。(^-^)

p.s.
野田洋次郎氏も好演、キャラクターが合ってましたね。
松たか子さん、藤原竜也さんも流石の好演。
上白石萌音、妻夫木聡さんは贅沢過ぎるでしょ。渋川さん、駒木根さん、永山絢斗、染谷君の4人組も良かったですね。他に大西さん、美保純さん、新井さん早乙女さん、板尾さん、石橋さん、良かったです、ってキャスト凄すぎるでしょ。監督の人望ですかね。凄い。
子役の4人もそれぞれに良かったですね。

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iwaoz

3.5やっぱり感動するなあ!

2018年9月16日
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鑑賞方法:映画館
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大阪ぶたまん

1.5実話だとしても地味過ぎる

2018年9月16日
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寝られる

実話であれ、映画にするなら、もう少しエピソードつくらないと。
NHKのドキュメンタリーを観てるかの様、単調過ぎてつまらな過ぎる。
泣き虫ってほど泣いてないし、しょったんの人となりと気持ちの揺れが描き足りないので、全く感情移入できない。
プロ入りの年齢制限があることは悪いことではないと思うし、そもそも、周りがお膳立てして起こした奇跡にどこにどう感動すればよいのかよくわからなかった。
冒頭、担任の先生のしょったんに対する言葉かけが素晴らしかったくらいで、関わりのある人物とのエピソードも少な過ぎ、と言うかほぼない。会話もない。
出来映えがあまりに地味で、後から妻夫木や藤原シーン入れたのじゃないかと思うくらい。
音楽も単調過ぎでしつこく、耳障りでした。

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Pi

4.0地味だけど 感動する。

2018年9月15日
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確かに 派手ではない内容だし どこかが めちゃくちゃ盛り上がる映画では ありませんが。
とても いい映画でした。実話って事も ありますが 大人になると 頑張る事よりも どこか 自分の中で折り合いをつけて あきらめる事の方が 多い中 私 ちょっとだけ 頑張ってみようかなと 思わされました。
俳優さん達の演技も とても自然体で へんに力んでない?そう演じてたなら すごいけど。ホッコリしました。
たまには こういう映画 見るべきですね。

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アリス

2.0はっきり言ってつまらない

2018年9月15日
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鑑賞方法:映画館

 瀬川晶司のプロ合格は、少しでも将棋に関心がある人なら割合と知られた話である。だからこの作品は最初から結末がわかっている。であれば、ストーリー以外のところで人間ドラマを描くしかない。そんなことは制作サイドの全員が承知しているとは思うが、それでもストーリーを語るのに精一杯で肝腎の人物像が描かれないから、観客は誰にも感情移入出来ない。泣くのは主人公のしょったんだけだ。
 何のハンディキャップもなくて、周囲がいい人ばかりで育った健康体の男が主人公では、そもそもドラマにならない。原作を否定する気持ちはないが、映画にするには弱すぎる設定だ。
 こういうときこそ演出の力が要求されるが、時系列を追ってストーリーを描くという手法はあまりにも芸がなさすぎた。対局のシーンは誰もが駒を叩きつけるように指しているが、温和しく指す人も結構いる。将棋は静かに盛り上がる精神的なゲームで、対局、負けました、対局、負けましたというせわしない描写は著しく興を削いでしまう。盤面も、やぐら模様で進んでいたのがいきなり振り飛車になったりして、別の対局をいっぺんに表示したのか、よくわからないままだ。
 一局の将棋には起承転結があり、それだけでひとつの物語になるくらいの内容がある。プロになれるかなれないか、勝負の一局をはじめから最後まで一手ずつ描いて、その合間に子供の頃からこれまでのエピソードを入れるくらいの工夫がほしかった気がする。門外漢の勝手な意見で申し訳ないけれども。
 結局最後まで将棋指しの内面が描かれないままで終わり、消化不良のまま映画館を出ることになった。小林薫も國村隼も松たか子も、それぞれに光る演技があったし、松田龍平も将棋指しらしい思索的な人柄を上手に演じていたが、全体としてパッとしない映画になってしまったのはストーリーテラーになってしまった演出に原因があるのだろう。残念である。

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耶馬英彦

4.0将棋好きには色々な角度で楽しめます

2018年9月15日
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将棋界の有名な実話。
あの将棋界に風穴を空けた功労者ですね。瀬川さんの活躍がなければ、今泉プロは生まれなかったかもしれませんし。

物語の前半は長く感じましたが、あれくらいの伏線がないと後半の盛り上がりも無かったかと納得です。

関係する周りの皆が編入試験を応援するシーンがうざく感じる人もいるかもしれませんが、瀬川さんの人柄が良く現れてるシーンだと思います。

対戦した5名を誰が演じるのか?プロ?と期待して観ましたが、神吉さんのみ本人映像かよ!って突っ込んでしまいました。1局目に3段に負けて~っていうシーン。そら現名人やしなぁってこっちも突っ込んでしまいました。

将棋好きでないとまた違う楽しみ方があると思いますが、奨励会のことも監督が奨励会出身ということもあり、凄くわかり易かったので是非!

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かすや

4.0本気の取り組みと、挫折をした人は必見。

2018年9月14日
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ヒノタマ

2.0どこで感情移入したら

2018年9月12日
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鑑賞方法:映画館

単純

知的

寝られる

たんたんと進む映画ですので、どこで盛り上がるのかわからなかったです。
妻夫木聡さんに感情移入かな

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ふわり

4.5持続する緊張感

2018年9月12日
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泣ける

興奮

幸せ

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彬

3.5遠赤外線的ほっこり映画

2018年9月11日
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鑑賞方法:映画館

豊田監督の作品は、初鑑賞でしたが、とても好印象。
こういうジンワリ暖かな作品を撮れる方は貴重です。

実話との事ですが、夢があって良い話です。「聖の青春」、「3月のライオン」など、最近将棋の映画が多いですね。一見地味ながら壮絶な勝負の世界は、やはりドラマの舞台として面白いのです。

しかし本作は、丁寧に「しょったん」の少年時代からの将棋漬けの半生を描いていく。朴訥な主人公の役に、松田龍平がぴったりハマる。
実際は色々あったのだろうが、周りの人々がみな、さりげなく主人公を応援してくれる、ほのぼのとした物語に仕上がっている。

エピソードが多いのでそれぞれの見せ場は短いのだが、各場面の伏線が綺麗に編み上げられて、本編に取り込まれていくタイミングや、回想の出し方、バランスが絶妙で、心地よい。

それにしても、この作品、出演者がすごい。脇を固めるどころか、組体操のごとくガッチリ締まって、土台が揺るがないほどだ。
松たか子から始まり、國村隼、小林薫、イッセー尾形、妻夫木聡、板尾創路、新井浩文、早乙女太一、上白石萌音などなど、藤原竜也まで出てくるあたり、関ヶ原クラスの時代劇かと思うくらいのキャスト陣だ。

それでいて、変に大作っぽくなく、無理な盛り上がりや変な見せ場はなく、ストーリーをきちんと見せていく所に、とても好感を持てた。老若男女問わず、楽しめる映画だと思う。

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AMaclean

3.5将棋界は、つらいよ。

2018年9月11日
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俺もプロになりたかったな。
50年来の将棋ファン。

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kubonbich

3.5負けるときは負けるべくして負ける

2018年9月11日
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りゃんひさ

4.0実話だけに地味・・・でも”深いい”作品

2018年9月11日
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鑑賞方法:映画館

単純

知的

将棋が題材で、しかも脚色なしの実話だけに”とにかく地味”

将棋の世界は、昨年人気漫画を、いきなり凌駕するような超逸材が出て来てしまったので、ちょっとやそっとでは驚かないですが、アマ名人が再度プロに挑戦ってニュースは、覚えてる。

有名俳優さんがバンバン出て来てもとにかく地味な無駄使い〜w
対峙する相手は、一般的には誰!?って本物の棋士が出てくるので、将棋好き以外は分からない究極の地味^^;;;

自伝的作品なので、家族や友人、町の将棋会館の人やライバル達との付かず離れず感がリアルに映像化されてました。
特にあのご両親じゃなきゃ将棋棋士・瀬川晶司は、誕生しなかったでしょうね。

☆4

ちなみに大谷選手が漫画みたいな活躍と言われますが・・・
漫画ならワールドシリーズ優勝して、投手で20勝、打者でホームラン王獲るって設定を作れるので、大谷選手はまだ漫画は、凌駕してない〜w

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eigatama41

5.0後味が最高!

2018年9月11日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

楽しい

幸せ

松田龍平が演じる主人公は心の弱さから一度は絶望へと追い込まれる。そこから、周りの支えもあり立ち直るしょったん。そして、一度は諦めた夢をかなえるまでの奇跡の過程が、心温まる作品。見ていると自分もがんばろうと思えてきて、すがすがしかった。

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Hayato

3.0松田龍平ファンor熱心な将棋ファンは楽しめる

2018年9月11日
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鑑賞方法:映画館

松田龍平ファン 又は 熱心な将棋ファンは楽しめると思う。

それ以外の方はどうだろ。
基本、実話ベースだそうだが、主人公を応援したいとはあまり感じられない作品だった。
こういった風に感じる作品はあまり出来がよろしくない。

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お抹茶

4.0地味に面白い

2018年9月10日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

今しかない将棋ブームの時流に乗ってやや悪ノリではないかと思ったが、多少の脚色はあるようだが事実に基づいた物語のようであり、派手な映画ではないが出演陣が豪華なこともあり地味に面白かった。将棋界も時流に乗り遅れないよう必死で将棋の振興に励まないとならないようだ。最近イッセー尾形の露出が多いようだがミニブレイクか?

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kohei1813

5.0松田龍平✖️豊田監督最新作 感動の実話

2018年9月10日
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鑑賞方法:映画館

現役棋士にして、1970年生まれの瀬川晶司の半生を映画化。原作は同名の自伝らしい。じつは、今日までこの映画の内容を全く知らなかったのだが、奨励会を年齢制限で退会したアマチュア棋士が、大学入学と卒業、そして一般の会社員を経てアマチュア将棋界で大活躍。
やがて彼を応援する人々の力を得て、幸運にもプロ入りを果たした男の半生というものだった。

感動の実話である。
将棋に興味ない私でも奨励会で試験を経てプロになれる人となれない人がいることは知っている。しかし、詳しくは知らない。その、奨励会という棋士養成機関がどんなところかが詳しく描かれており、かなり楽しめた。共演に、イッセー尾形、小林薫、野田洋次郎、國村隼、妻夫木聡、松たか子、染谷将太、永山絢斗、新井浩文、渋川清彦、藤原竜也、美保純。

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akkie246

3.5何かに人生をかけるって?

2018年9月10日
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鑑賞方法:映画館

一時新聞紙上を賑わせた出来事なので、興味はあったけど将棋が好きなわけでもないし詳しくは知らなかった。
ある意味、ここまで将棋にこだわって生きるってすごい。
映画としては、前半がちょっと冗長の感はあるけど、そこそこ楽しめた。松田龍平がいい味を出してる。

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こばりん

4.5一歩千金

2018年9月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

将棋を好きな気持ちがひしひしと伝わってきました!
龍平さんはどんな役柄も個性的に演じてしまう天才だと思いました。豪華キャストのてんこ盛りで物語に厚みと熱意が増した感じです。
是非映画館で🎦

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タイガー力石

5.0いくつになっても

2018年9月10日
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泣ける

幸せ

私も昔夢を追いかけて挫折したことがあるので、
全体的に静かでちょっと地味めな感じもありますが(キャストは豪華ですが)、自分的にすごく心にしみた映画でした。
ずっと大切にしたくなるシーンやセリフがいくつもありました。
将棋を指す手つきや音、音楽も格好良く、丁寧に作られている感じも良かったです。

夢を追いかけたことのある人に特におすすめです。
どなたかも書かれていましたが、こんなに負け続ける主人公は見たことがないかも。
だからこそ、しょったんの奇跡に胸が熱くなる。

ただ好きで楽しい→好きなことを仕事にする苦悩。「結果」に支配され好きという気持ちや楽しむことを忘れる。プレッシャーと自信のせめぎ合い。逃げたくなる苦しみ→挫折。あきらめた後、結果にとらわれなくなり純粋に好きで楽しんでいたころの気持ちを思い出す→からの奇跡、というような流れもとても人間的で普遍的でリアリティがあって良かったですが、瀬川さんの場合、そこから自分の夢がみんなの夢になるというところまで「昇華」されたから、より素敵な奇跡となったのだと思います。瀬川さんのお人柄も相まって。

そうそう瀬川さんの部屋のシーンも、いろいろな切なさが込み上げてくる青春ぶりで名シーンと思います。あと自転車のシーンなども忘れ難いです。
主演の松田さんや野田さん、國村さん、松たか子さん、イッセー尾形さん、小林薫さんをはじめキャストも皆さん良かったです。

瀬川さんのような大きな夢でなくても。年齢や新卒云々で可能性が狭められてしまう世の中でも。たとえ叶わなくても。いくつになっても夢を忘れないこと、諦めないこと、努力することの大切さと幸福を久し振りに思い出しました。
この映画を観られて本当に良かった。
元気のないサラリーマンに、いや元気のない人や心がささくれ立った人すべてに、ぜひ観てほしい映画です。

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あんこもなか