「希望のかなた」希望のかなた ezukodeoyoguさんの映画レビュー(感想・評価)
希望のかなた
内戦で両親を亡くしたシリア難民の青年カリードは、海外に逃げた唯一人の妹を探して北欧ヘルシンキに行き着くが、いきなり襲ってくる移民排斥主義者の暴力に会う中、困っている人に手を差し伸べずにおれないフィンランド人や移民の人達がたくさんいた。
カリードが、収監所の中でミュージシャンの弦楽器を借り、弦を爪弾くシーンがこの映画を象徴し、胸を打たれた。
アキ・カウリスマキ監督作品
2017年・第67回ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞
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