劇場公開日 2017年12月2日

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「少しの社会意識と、少しの笑いと感動」希望のかなた SHさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0少しの社会意識と、少しの笑いと感動

2018年1月26日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

悲しい

爆笑とか感涙はないけれど、独特の絵と雰囲気そして音楽などで非常に楽しむことができた。
難民問題をはじめ、日本ブーム、国粋主義、偽造、熟年離婚などなど、さまざまな現代社会の問題が詰め込まれて、一層興味を刺激され最後まで楽しむことができた。
基幹となる難民問題さえもがさらりとした印象で、だからこそ多くの人を惹きつける魅力を感じた。
難民の現実というよりも、きれい事が並び立てられていると思ったけれど、それは非現実的というよりも作家の願望のようにも感じた。厳しい現状に対する作者の願い…その願いは遠く厳しい現状が今の世の中確実にある…楽しい映画の中にもそんな強い意志を勝手に感じ取った。

SH