「難民というタイムリーな題材を扱う2作目であるが相変わらず無表情な登...」希望のかなた Ilさんの映画レビュー(感想・評価)
難民というタイムリーな題材を扱う2作目であるが相変わらず無表情な登...
難民というタイムリーな題材を扱う2作目であるが相変わらず無表情な登場人物達であるが、交わされる会話や行動、仕草からいつの間にか表情豊かに見えてしまうアキカウリスマキマジックは健在
特にレストラン従業員の3人衆の最初の印象からまた最後に至るまでの印象がガラッと変わっていて個人的MVPだった
ただ難民を取り巻くこの世の汚い、暗黒または非情とも言える部分はかなりストレートな描写の仕方をしている
フィンランドに来ての仕打ちにも無表情で耐え、凌ぎつつも優しい住民達となんとか希望を繋いでいく主人公に拍手、
ラストの妹の行く末を案じつつも未来への展望に馳せてるような穏やかな笑顔も良かった(途中から主人公の顔に山田○之の面影がチラついてしまったのは内緒)
あと唐突な寿司パート大好き
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