「もしも難民と出会ったら」希望のかなた とえさんの映画レビュー(感想・評価)
もしも難民と出会ったら
観終わった後に、心が温かくなって、前向きな気持ちになれるステキな映画だった。
ヨーロッパをさまよう難民をテーマにした作品。
この難民問題は、国同士で解決すべきこともあるけれど
この映画を見る限り、個人の心の問題が大きい気がした。
必死で生きようとする人を助けるのも人ならば、差別するのも、追い詰めるのも人。
国にとっては、規則に基づいた紙の上での事務処理でしかない
例えば、捨てられていた犬を個人の判断で助けるか、処分するかの違いのように
もしも難民と出会ったら、その人に対してどう行動すべきなのか
一人一人の判断が、その人の人生を大きく変えていく。
この映画では、その問題を時には笑わせながら微笑ましく描いている
私たちは、世界各地の料理を食べられるけれど、人間同士はまだまだ越えるべき問題がたくさんある
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