「IMPERIAL SUSHI」希望のかなた Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
IMPERIAL SUSHI
内戦で謀らずもフィンランドに密航したシリア人の男が難民申請を却下され送還されそうになる中で生き別れた妹を捜す話。
フィンランドの情勢や難民問題等を扱っているがそこに重さはなく、ストーリーそのものは特に深みも引っかかりも面白味もなく呆気なく進む。
全体的にマッタリとした空気の中に古臭くてある意味堅苦しい大昔のバラエティショーの様なハズシの笑いをたっぷりと織り込んでいるけれど大笑いするところはない。
難民の扱われ方や国民感情を表す描写は良かったけど、ストーリーにも笑いにも見どころといえる様なものはなく冗長だった。
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