スキン　あなたに触らせて

登場人物それぞれが、自分なりの選択をして辿り着く先が、必ずしも幸せばかりではないのに、なぜか軽やかに感じる不思議なお話でした。
ピンクと紫を基調にした色彩が一定していて、それがとても印象的な中で、悲しみと優しさが同居しているような、そんな感覚です。
普段わたしは聞き慣れないのですが、吹き替えがなくてスペイン語で聴きました。スペイン語の音の響きが、劇中で早口が多く感じられたせいか軽快で良かったです。

ピンクとかパープルの可愛さと、どぎつい性描写やおえっとなる汚さがありバランスが悪く気持ち悪い。
後半からは立場が逆転していてあれ？と気付かされたり自分の見る目が変わったり、特に奇形の女の人アナの発言はグイグイきた

2回目の鑑賞です。
お尻の穴を口に持つ女性の話や、色々な顔の造形の人が出てくる話。パステルカラーで上手く緩和してる気がするが、物語自体は人間模様。
映像的にえぐいシーンはあるけど。

普通に憧れていたけど、本心ではありのままの姿を認めて欲しい女性と、奇形(映画そのままの表現を使います)しか愛せない男性。最後色々あっても幸せになれたから良かったな。
普通にこういうのあるあるだよね。
なにがなんでも顔から入る人っているし、良い悪いじゃなくて。あの彼氏は多分純粋に顔を褒めてただけなんだろう。

でも最後は少し泣けてきてしまった。ラウラが心が美人で、しかも誰も触ろうと思わないっていう、あのぽっちゃり女性の言葉にじんときた。というか目が見えないラウラが一番心が綺麗って思った。

また時がたったら見たいと思いました。

好奇心で見てみたが、私にはちょっとわからなかったわ。ハッピーエンドというのか？これは。