「not : 解釈 → yes : コメンタリーな番組」謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス ゆうれいさんの映画レビュー(感想・評価)
not : 解釈 → yes : コメンタリーな番組
ヒエロニムス・ボスの魅力に迫るドキュメンタリー。キュレーターやアーティストなど様々な文化人がボスの代表作"快楽の園"を中心にコメントして番組を進行する形式だ。
しかし、取材対象が多すぎたのか語る焦点が掴めきれず編集が雑な様に思えた。
ボスに対する へえ、そうだったんだ! と感嘆する新発見があるわけでもなく。
(唯一の収穫は、"快楽の園"に描かれている楽譜が実際に読める&タブーな旋律であるという事くらい)
また、話の繋ぎもセンスが微妙で、サントラが少し痛い歌詞付きで萎えてしまった。普通にクラシックではダメだったの?
正直、テレ東でやってる某美術番組の方が良質です。謎の多いボス作品の解釈を深める目的で視聴しましたが、予想と異なり残念でした。
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