ダークタワーのレビュー・感想・評価
全111件中、41~60件目を表示
TOWER/タワー 物語が始まったと思ったら、終わり。
ホラーの帝王と呼ばれるスティーヴン・キングだが、非ホラーの作品も少なくない。
そんな中でも本作は異色のジャンル。
ダークファンタジー・アクション!
ある少年が毎夜見る異世界の悪夢。
この現実世界とは別次元に存在する“中間世界”。
その世界にそびえ立つ、あらゆる世界の均衡を保つ巨塔“ダークタワー”。
それを破壊し、世界の破滅を目論む黒衣の魔道士と、塔を守る使命を課せられながらも、復讐に燃える“ガンスリンガー”と呼ばれる拳銃使い。
ある特別な能力を持つ少年は、戦いの渦中へ…。
ホラーとは全く違うキングの異世界。
当代きっての天才作家なだけあって、そのイマジネーション、スケール!
“ガンスリンガー”に扮したイドリス・エルバのアウトロー的なカッコよさ。
対するマシュー・マコノヒーは、悪のカリスマたっぷり。
両者のスリリングな対決、アクロバティックなガン・アクション、異世界や怪物などVFXを駆使したビジュアル。
魔術と銃撃、現実世界と異世界が交錯。
キングらしい少年の成長劇。
ダイナミックで壮大な物語が、今始ま…
…え? アレ? これで終わり?
一見、一本の映画として纏まってるように見えて、何か急ぎ足というか、物足りない。
それもその筈。
原作は全7部と別巻1冊から成り、完結まで22年の歳月を費やした、キングのライフワークとも言われる超大長編。
それを100分弱の尺に収めるのは…。いや勿論、全てを100分弱の尺に収めた訳じゃなく、おそらく今回は第1部だけを映画化したのだろうが、それでも…。
確かに話は面白味充分。
でも、少年やガンスリンガーや魔道士ら各々の背景やドラマは淡白。本来はもっと深く描かれている筈だ。
タワーや異世界の事ももっとよく知りたい。
原作未読でも、嫌でもそれらを痛感してしまった。
もし『ハリポタ』を100分弱の短い尺の一本の映画にしたら、さぞや失望しただろう。
尺が短かった分見易かったと言えば見易かったが、その分、作品本来の魅力が失われたのは否めない。
映画にするより、今流行りの高クオリティーのTVシリーズにしてじっくり描いた方が良かったかもしれない。
キング先生、今は出来に満足してると仰ってるが、いずれもう一度映像化し直したいと言い出したり…?
第2の『シャイニング』になったりして…?
壮大な話の上部を攫う
壮大な話のようで、それを90分にまとめた訳だから、まぁこうなるわな、と言う感じ。
置いてきぼり感もハンパなかったし、物語の起伏もなく淡々と進んでいった。
お母さんが可愛そう過ぎて、もう少し救ってあげて欲しがった。
ダークタワーとはそもそもなんなのか?ガンスリんガーは弾を早く詰めたり的中率が凄い意外の能力はないのか?など残念なところは沢山あったけど、
僕的にはジョジョのミスタvsサーレーを実写化でやると、こうなりました。みたいなラストの闘いは少し熱くなった。
原作未読でも楽しめる
恥ずかしながら原作は読んだことがないけど、それでも十分楽しめた。
スティーブン・キングの小説には少年が主人公の作品がいくつかあって、その少年の境遇は恵まれていないことが多い。本作もその系統に属している。このシリーズの主役はガンスリンガーたるローランドなのだろうが、異世界に紛れ込んでローランドとともに旅をし、共通の敵と戦う少年ジェイクもまぎれもない主役だと思う。まるで親子のような二人の関係が微笑ましい。
尺不足
ガンスリンガーと黒衣の男との戦いを描いたスティーブンキング原作のダークファンタジー。
原作未読であるものの全7部作の超長編に対してのこの尺の短さはいったいどうするつもりなんだろうと気になった点と予告編にしてマシューがとてもマコノヒー然としていて、これは観なあかんと完全にマシューのマコノヒー目当てで鑑賞笑。
きっともっと設定とか世界観とか細かいんであろう話を上辺だけ沿って行ってコンパクトにまとめたダイジェスト版みたいな感じだった。
妄想や悪夢の類だと思われていた少年の脳内の話が実際現実世界で起こるみたいな展開はベタで結構好きだったけど細部の説明があまりなくて世界観に入りきれなかった感はある。
ただやはりお目当のマシューマコノヒーはとても怪しげな色気たっぷりで最高だった笑。
魔術を使える敵の黒幕的存在で手から炎を出したり、銃弾をマトリックスも真っ青の体捌きでいなしたりと厨二全開の活躍で主役のローランドを圧倒する。
ローランドも負けじと我は気で撃つ(うろ覚え)的な決め台詞とともに2丁の拳銃を操ったガンアクションで50人ぐらいを相手する終盤のシーンはなかなかの見もの。
ラストまで駆け足な感じはあるもののローランドvsウォルター戦はなかなか熱かった。
あとは原作がスティーブンキングの集大成的な扱いらしくて森の中にペニーワイズという名の施設があったり、少年の特殊能力の名が輝き(シャイニング)だったりと映画好きにしたらニヤっとするネタがちょいちょいあった。
まあそんなにキング原作小説知らないからこの程度だけど詳しい人が観たらもっと面白いかも?
ちょっと渋すぎる
予告の時からずっと見たかった作品。スティーブン・キング原作はキャリーやIT、遊星からの物体X、ミストなど暗いものが多いイメージだが、ダークタワーは暗い+格好いいという男心をくすぐるものに見えた。
観てみて実際、格好いい。まず、雰囲気がいい。全体に流れる荒廃した空気感。靄のように付きまとう絶望感。常に次を期待させて、観ていてとてもドキドキした。
そしてもちろん、アクションも格好いい。ただ、アクションシーンはほんのちょっとだけだったのが少し不満。これはマッハ!やザ・レイドと比較してしまう自分が悪いのだけど。ダークタワーのメインはストーリーですからね。
また、ガンスリンガーの心構えは時折つぶやきたくなるほどかっこいい。
あらすじは、心に光を宿した少年が別世界でガンスリンガーと出会い、世界の要たるタワーを外宇宙から来た化け物から守る。化け物には謎の魔術師、黒衣のソーサラーがついているというもの。
すべてに説明がないと納得できない人には優しくないストーリーかもしれない。なんかタワーがあって、なんか世界を守っていて、なんか世界の外から化け物とそいつらを遣う魔術師がいて、ガンスリンガーという人たちがいて…
背景を知って世界観全体を楽しむためには原作を読まなければいけないのだろうか。自分は説明がない感じが世界観の醸成に一役買っている気がしてたのしめたのだけど。
また、キングお得意の少年少女の成長譚でもあった。ガンスリンガーと少年が戦いを通して友情・信頼関係を深める。深めたところで終わりなので、もう少し先を見たいとも思った。続編はあるんだろうか。
ボスのウォルターの最強度と冷徹さが、悪魔を超えて神に思える非情ぶり...
ボスのウォルターの最強度と冷徹さが、悪魔を超えて神に思える非情ぶりなのが良かった★ガンアクションが綺麗で格好良かった!批判のある冒頭は、物語に入り込める重要な描写で面白かった♪
全然面白くなかった。ストーリーの流れもありきたりで絵も普通です。原...
全然面白くなかった。ストーリーの流れもありきたりで絵も普通です。原作をどう映像化するかという興味がある方は面白いのかもしれないですが
普通におもしろい
予告編でワクワク!マコノヒーで絶対みたい〰️!所が酷評、、
え~!!とどーしょ、
でも、カッコいいよ。ガンスリンガン
ファンとしてはマコノヒー、あー言う悪役は止めてほしいな。
中途半端。
原作を読んでる人には物足りないかも。
言われるほど悪くない
日本での興行成績が悲惨というのは本当らしく、自分が観た日は雪降りの平日午前だったことも手伝ってか、本編開始時には自分一人。あとから老夫婦が入ってきたので、けっきょく客は3人
ただ言われているほど悪くない作品。自分は原作をある程度知っているから、端折りすぎに思えたけど、原作を全く知らないまま観たら、特に違和感なくSFとして楽しめるはず。少なくともワンパターンのアベンジャー系よりは私は好き
ちょっと期待外れ
予告編は面白そうだったのだが、
本編は何か物足りない。
戦闘シーンは綺麗に撮ってはいるのだが、
ワンパターン。
話に厚みが無く、背景もあまり語られないので感情移入もし難い。
これは原作読んだ方が良い部類になりそう。
面白いぞ!!
前評判があんまりだったので、どうかな〜と思ってたのですが、なんだめちゃめちゃ面白いじゃないか!!面白いというかかっこいい。
描かれる人物像やアクションが最高!
“輝き”とか“ペニー・ワイズ”とか小ネタも結構面白かったです。
ガンスリンガー
遙か彼方、世界の始まりより塔を守護せし一族にしてアーサー王の末裔。
──その名はガンスリンガー。
この世の滅亡を目論む魔道師に物理の力で立ち向かう。
狙う!
我は手で狙い定めぬ。手で狙い定める者、父親の顔を忘却せり。
狙う!!
我は手で撃たぬ。手で撃つ者、父親の顔を忘却せり。
狙う!!!
我は我が銃で殺さぬ。銃でころす者、父親の顔を忘却せり。
魔剣エクスカリバーより削り出せし二挺拳銃。その45口径のブレットが黒衣の男の野望を打ち砕く。
うんうん。原作厨の評判は散々のようですが、未読なせいか、メチャメチャあがるファンタジーにゃ。
ガンアクションの素晴らしさ!
世の中の男性の永遠の夢を見せてくれるような映画。わくわくが止まらない。
まず、主人公がありふれた少年でありながらも特殊な能力を秘めていたという展開がベタでありながらも嬉しすぎる。“普通”に生きる世の中の男性へのエールになっている気がする。そしてかっこよすぎるガンアクション!!見せ方がとにかくうまい。あんなの見せられたら興奮するに決まってるよ!!
また、SF的な別世界があるのも素晴らしい。信じていたことは嘘ではなかったというジェイクの心情がとても伝わってくる。
残念なのはアクションシーンがあまりないこと。また、ダークタワーについての説明や、ローランドやウォルターについてのエピソードなどがとても少なかったこと。90分という短い枠に収めたせいでいろんな要素が抜け落ちてしまった。ウォルター役にせっかくマシューマコノヒーを使っているのだからもっと見せるものがあっただろ!感が残る。逆に、ウォルターについてあまり語られなかったことが功を奏したような気もするが、釈然としないのは事実。
ツッコミどころはあるものの、時間も短く収まってるので気楽に鑑賞できるのは事実。スティーブンキングが原作ということで様々なネタも散りばめられており飽きない。
これで終わり!?
原作未読。原作はキング要素が満載かもしれませんが、今作の魅力はガンスリンガーのガンアクションですね。かっこいいです。キング要素はオマケというか、設定です(笑)また、悪役マシュー・マコノヒーもいい具合に不気味です。シリーズものならエピソードの一部なのかな?
全111件中、41~60件目を表示