シークレット・デイのレビュー・感想・評価
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タイトルなし
ラストはやはり太った娘が誘拐主犯格だったのかというバットエンド。ダコタ・ファニングは結局風呂で自殺?登場人物達が複雑な心理を持ち、先が読めなかった。母親ダイアン・レインが娘の狂気全てを知っているようで恐ろしい。容姿に自信のない太った娘が、自分の娘ができたら溺愛しようと歪んだ感情から、母親が自分より可愛がる他人の娘を七年前の誘拐事件の主犯に仕立て、殺しを実行させ、刑期中に産んだ娘を探しながら出所してすぐに他人の娘を誘拐し、ダコタ・ファニングに罪を押し付けようとする。七年前と今の事件に関わる刑事役エリザベス・バンクスの七年前の事件に苛まれる背景をもう少し丁寧に描ければ良かった
心の闇と歪んだ関係
・それぞれの心の闇と歪んだ関係が事件にどう絡んでいくのか観ていて引き込まれていった。
・ロニーのことをもう少し知りたかった。尖っているけど心優しい部分もあるように感じたけど、どんな娘かもう少し掘り下げてもらえたら感情移入出来たと思う。
・女性刑事が過去の事件で苦しむ理由が分からない。
裏の深い事件
常にローテンションであまりにも盛り上がりに欠けるのでのめり込んで楽しむことはできなかったけど、
子供が乳児を誘拐し死なせる、なかなかショッキングな事件と7年後の幼児誘拐事件がどんな形で繋がってどんな結末になるのか気になり退屈することはなかった。
7年前を語るアリスとロニーの食い違った言葉にゾッとする。
どちらも闇が深くて、何が真実なのか観ている側も刑事と共に頭を悩ませてしまう。
独特の母娘の絆にもどこか気味が悪く感じた。
一件落着したかと思いきやラストの後味の悪さがすごい。
裏の深いストーリーでこちらも惑わせるような雰囲気は好きなんだけど、いまいち盛り上がり所に欠けていて面白いなと素直に思えなかったのが残念。
個人的にはロニーのことももう少し掘り下げて欲しかった。
自殺を測っていたけど少し突拍子もなく感じたので…
嘘
友達の誕生日パーティーの帰り道、民家の玄関先にベビーカーに乗せられた赤ん坊を発見し、可愛さあまって思わず誘拐した後殺してしまった2人の11歳の少女が、7年経過し少年院から退院した後、町で起こった誘拐事件の容疑者になる話。
自分に甘く働きもせず何でもかんでも人のせい7年前も無実でした。という少女と、尖っていて陰もあり思ったことを口にしてしまう少女という二人。
ストーリーは誘拐事件がメインではあるけれど、それ自体の成り行きをみるサスペンスというよりは心情をみるドラマ。
とはいえ、二人のどちらか、若しくは両方が怪しいという流れからの展開はなかなか見応え有り。
終盤あまりにも急展開でちょっと物足りなかったり勿体なかったりはあるものの、何とも嫌なモヤモヤした空気感と不気味さを残す不快な結末が良かった。
スッキリしないと納得出来ない人にはオススメ出来ない。
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