ニューヨーク、愛を探してのレビュー・感想・評価
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つながるようでつながらない
母と娘という関係をテーマにした群像劇。リグビー(ブレア)は誰の子かわからないまま子供を産む決心をするが、父親には産婦人科医がなってくれるみたい。ベス(コックス)とレベッカ(リッチ)の関係もそうだけど、とブラジャーのデザイナーであるミス・スコットもそうだし、若くして子供を産むことの辛さ。里親に出したあとに病気が心配になって実母を探すなどというエピソード。色んな母娘関係が描かれてはいるが、群像劇であるのに、ほどんど各人が繋がっていかない。繋がっていたのは人を撮り続けていたリグビーの写真の中だけだったようだ。全体的に面白くない。
FaceTimeでは伝わらないよ。
題材には興味が湧いたし、自分の人生のヒントになりそうなものが隠れているんじゃないかと期待したが、つかめないまま終わってしまった。
展開が早く、事情が薄い、誰一人じっくり描けていないから感情移入できない。残念。
FaceTimeのやり取りで大事な言葉や表情を観客に伝えるのは難しいヨ。
主張
ニューヨークに暮らす様々な形の母娘の関係を描いた群像劇。
離れ離れの母娘、血の繫がらない母娘、関係を偽った母娘、産むのを躊躇われる妊娠等々、一般的な幸せの形とは異なる関係の中にある確執や葛藤や幸せをみせる作品。
自分も小学生になった頃から母親はいないが、男女の違いか、国の違いか、育った環境なのか、自分の感覚はこの作品で表現されているものとはまるで異なり共感出来るものはない。
登場人物達の台詞が甘えとか身勝手な言い分や言い訳に聞こえてしまい響かず。
終始白け気味な感じだった。
国は関係ない、女性なら必見
泣けました。
人種なんて関係ない、人類の摂理のようなものも
痛感しました。
何人かの女性の物語が並行して語られます。
極端なケースもありますが、娘の立場として
根本的にはどれもあるある、と思わせるものばかり。
みんなハッピーエンドなのが出来すぎのような
うがった見方もあるけれど、
素直に感動できる映画だと思いました。
時にはうっとおしかったり避けたくなる
複雑な母への愛情だけど、ある前提でのことですよね。
見終わって母の声を聞きたくなりました。
最後に、泣けた。
群像劇過ぎて、ちょっと最初はわかりずらかったけど。
途中から気にならなくなりました。
シャローン・ストーンがきれいでかっこよかったですね。
出来る女役で。
最後女性カメラマンが、自分の人生と介護施設にいる母親の話を絡めて先を不安視するところは、凄く同感しました。私もそうだったから。
なかなかの作品。1月に限定公開されるとのこと。いいですね。
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