「糸の役目、担うもの」YARN 人生を彩る糸 ススギさんの映画レビュー(感想・評価)
糸の役目、担うもの
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ニットアーティストたちのドキュメンタリー。羊の群れがかわいい。ふさふさしている。
編み物は芸術として認められづらいという現状を話してくれる。女が家で生活のためにこなしてきた手芸はアート作品ではない、という社会に直面していて、少しずつトライを重ねている様子を捉えた映像作品でした。
編み物には人間と同じように寿命があって、その役目を終える時が来る、という紀子さんの言葉が好きでした。
(エンディング後に、館内にいた年配の女性が「あ〜とてもよかったぁ」とお連れの方と話していた。感想を素直に話していて、よいお客様だった。見習いたい。)
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