「NEW STATION」明日にかける橋 1989年の想い出 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
NEW STATION
1989年7月13日袋井市の花火大会の朝に交通事故で小学生の弟を亡くした高校1年の姉が、2010年になって会社の同僚二人と共に1989年7月12日にタイムリープする話。
弟の死によって家族の形が壊れ、そのまま2010年まで駆け足で話が進む。
それまでにあった振りを使って1979年にタイムリープ…そこから何となくの流れが読めるベタなストーリーはそれなりには楽しめたけど、主人公と同年代の自分からみて高校生や世情の描写に違和感のあるところがちらほら。
1989年の小物には拘りはみえたものの背景にドカッと2014年はビビったし、脚本演出が地方自治体の自主制作みたいなレベルで辛過ぎ。エキストラは地元民かな?
どんなシガラミがあるか判らないし、予算も絡む話だから細かいことをいうのは酷かも知れないが、もう少し拘って作って欲しいものだ。
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