「泣ける。そして感動。」明日にかける橋 1989年の想い出 シロウさんの映画レビュー(感想・評価)
泣ける。そして感動。
人は誰しも大なり小なりの悲しみを背負って生きています。弟を交通事故で亡くした本映画の主人公「みゆき」の悲しみはあまりにも大きかった。しかし、その悲しみを消滅させることができるかもしれない。
弟「健太」が亡くなる以前にタイムスリップしたみゆき。健太を救おうとするみゆきたちを歴史はそれを妨げようとします。様々な出来事が起こる中で、両親の本当の想いを知るみゆき。後半1時間はみゆきが健太を救いたいという願いが自分自身とリンクします。これが太田監督の映画の素晴らしいところです。本当に今年1番泣ける、そして感動する映画明日にかける橋だと思います。
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