「よき日本のこころ」さらば青春、されど青春。 step.justさんの映画レビュー(感想・評価)
よき日本のこころ
すべてを捨てて使命に生きようとする主人公の孤独で純粋な生き方。昭和の時代を背景に、良き日本の心を思い出す映画だ。かつての偉人たちにも、こうした青春の葛藤はあったであろう。そうした一握りの勇気と使命感によって、歴史は作られてきたのかと思う。こんな映画に感動できる人が少なからずいるということは、日本人もまだまだ捨てたもんじゃない。岡潔の『日本のこころ』が出てくるところにも、そんな思いがあるような。久しぶりに「いい映画だ」と素直に思えた作品だ。
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