「吉沢亮PV」あのコの、トリコ。 Maiさんの映画レビュー(感想・評価)
吉沢亮PV
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◎印象に残ったシーン
劇中劇「ロミオとジュリエット」で、昴に自分を重ねてロミオを演じているときの堂々と、活き活きとした頼の演技。インタビューでギャップを意識して演じたと見たが、まさにそれが現れていた。頼は演技が好きなんだということがとても伝わってきた。吉沢亮のロミオをもっと見たいと思った。
ゲネプロ後の雫と頼の電話のシーンも、頼がようやく本当の自分で雫と向き合おうとしている感じが良かった。音楽がよりいっそう青春している2人を盛り上げていた。
◎残念だったところ
昴の性格描写。演者の身長差も相まって、終始頼を見下していて感じがして不快。原作の昴ファンから不満が出てもしょうがない。
薬局でリップを物色するシーンは試写会ではウケていたが、本編カットが事前に出てしまったのであまりウケていなかった。
99分という短い時間にたくさん詰め込んだので、結構駆け足にはなるが、退屈はしなかった。
原作とはかなり話の筋が違うので、原作通りでないと嫌な人にはオススメできない。
最後のエンドロールはなかなか凝っていたように思う。最近のこのジャンルの映画主題歌はバラードが多かったので、しんみりとしていたが、今回はポップな曲なので明るい気分で終われるのが良い。
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