「【フジコ・ヘミングの数奇な半生を描いたドキュメンタリー 実に面白い】」フジコ・ヘミングの時間 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【フジコ・ヘミングの数奇な半生を描いたドキュメンタリー 実に面白い】
60代になってから世界に見いだされたピアニスト、フジコ・ヘミングのドキュメンタリー。
こんなに自由に生きている日系女性がいることに驚嘆した。
本名:イングリット・フジコ・ゲオルギー・ヘミング
出生地:ドイツ・ベルリン
父:ロシア系スェーデン人で画家、建築家
母:裕福な家庭に育ったピアニスト
フジコ・ヘミングは60歳を超えても、ヨーロッパ、アメリカ、南米に赴きピアノを奏でる。訪れた国の数は2016年~2017年だけでも10か国を越える。劇中でも語られるが会場によっては満足なピアノが無いことも。
それでも彼女は”仕方がないわね”と言って、与えられた条件の中ピアノを奏でる。
多くの観衆(特に私は感じなかったが、女性の観客の感動度合いが高いとの事)を魅了する彼女のエネルギーはどこから来ているのか、の判断は観客に委ねられる。
<一人の女性の見事な生き様を写し取ったドキュメンタリー作品>
<2018年8月11日 劇場にて鑑賞>
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