THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティのレビュー・感想・評価
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映研レベルなら良い出来。かなり若い監督
視聴途中からどこか映研作品っぽいという印象(←とするならかなり上級レベル)。
とにかく集中を切らさないように見続けたが、ヒロインの幻想世界を描いている以上の意味は見いだせず。
有名俳優として知っているのは高橋一生のみ。
ヒロインは初見。演技は正直よろしくない。
夜の六本木、渋谷、スタイリッシュなアングラといった雰囲気もあり。
明確な意図やメッセージを捉えきれぬままエンド。
視聴後に情報を漁り、監督26歳ごろの作品と知る。なるほど映研っぽさ、とりとめのない勢いはその若さゆえかと納得。
総評二つ星
一つ気に入ったのが妄想銃撃シーン。血を流さずCGによる色付き弾煙で被弾とするスタイリッシュ演出は一つ前にレビューした「セーラー服と機関銃-卒業-」に用いられたなら適切だったのではなかろうかと思われた。
2007--
桜井ユキの七変化
二宮監督の予習として。
妄想と現実が混ざり合い、女優になったことでズブズブと壊れていく女性オリアアキの物語。
開始早々のポリゴンショックでだいぶやられました。
ぼくはわるいこだからおへやをまっくらにしてみました。
よいこはまねしないように。
ネオンの極彩色はどぎついですが、すぐに慣れ、とても美しく感じられます。
映像がとても綺麗で、写真が宙に舞うシーンや、銃を撃つ妄想のシーンは特に印象に残る映像でとても中毒性がありました。
同じく音楽も繰り返し聴き続けたいような、ポップながらもどこか切ないミックスで、特に主題歌である『Hummingbird』という曲に合わせてダンスを踊るシーンは、何故か自然と涙が出てきました。
軽く観ていた僕には、ストーリーや作品の意図は少し難解。
時制がごちゃごちゃなので、途中でついていけなくなりました。
実力勝負の芸能界、死者との決別、妄想と現実の混同。
劇中で重要な役割を果たす『ハムレット』をもっと知っていれば、もう少しわかる部分が増えたかも。
でももしかしたら、内容はあんまりないのかもしれません。
そういう意味では、頭空っぽでも観れると思います。
そして、この映画でおすすめできる最大のポイントは、桜井ユキさんたち出演者の演技。
体当たりで次から次へと姿を変える桜井ユキさんは本当に素晴らしいですし、一見悪そうだけど実はいい奴なブッチを演じた古畑新之さんは細かい表情の変化がとても上手かった。
高橋一生さんの、耳元で囁いてくるかのような色気は、他の誰にもできない感じがあります。
満島真之介さん、成田凌さん、阿部純子さんもほんの少しの出演ですが良かったと思います。
また、エンディング・クレジットの出し方が洋画っぽいなと感じました。
夢の中のような1時間30分。
作品としてはかなり賛否分かれそうですが、映像、音楽、演技力など何かとクセになる、とても好きな作品。
とんかつDJアゲ太郎は観に行けない気がしますが、チワワちゃんあたりを観て、もう少しパリピ感に浸っていたいです。
【新鋭、二宮健監督の壮大な実験作。】
うるさい
20年前の映画かと思いました
WOWOWにて高橋一生スペシャルで高橋一生目当てで鑑賞
お洒落ではなくお洒落を装おっている感が満載で見ていて結構きつかった
20年前の某有名香港映画監督の映画かと思う昭和感
全体的に昭和
映像、セリフ、その他なんだか古臭さと嘘くささ満載
意図的だと思いたいけど、意図的にしてもなんか全体的にダサくてきつい
パリピもダサい
前衛的な感じも、ループな感じや映像、、演出、その他もろもろ古い映画で見たようなものばかりで古くさくてださい
2017年の映画とは思えない映画でした
ぐるぐるカメラ回すと格好良く見えるでしょ感もなんかダサいです
この手の妄想オチ、夢オチだからなんでもやっちゃえ映画には最低限一本現実話のスジつけとかないと本当にくだらない映画におちいるけど、見事なくだらないおちかた
高橋一生が出てなかったら速攻途中で観るのやめたでしょう
高橋一生のような素敵なカメラマンが恋に落ちる?女優に全然魅力がない
人物描写できてない
エロシーンがあるだけで全然二人が恋に落ちていく描写ができてないからラストシーンの妄想オチの決め台詞にしたいんだろう部分にも一切の説得力がない
中身のないスッカスカ映画です
中身あるふりして回すセリフが中身がないので不快ですらある
この映画、高橋一生のエロな濡れ場ときれいなおしりが全てです♪
妄想ぐるぐる映画の名手、デビットリンチの映画でお口直ししたい気分
難しかった。
脳裏から離れない
ジェットコースターに乗っている気分、映像が綺麗で音楽がイイ、という口コミが多く予告等々も見てから映画館に行きましたが、皆さんの言っている事には心から納得。
高橋一生さん演じるカイトの儚さや、もっといて欲しいのにふっと消えてしまう寂しさなどを感じましたが、彼がこの映画をどう咀嚼して演じているのか、ということを考える映画でした。
この若い二宮監督の意向に限りなく沿った形でカイトを理解し演じていたのだと思うと、さすがプロだなと感じました。
主演の桜井さんのオリア アキはこの映画にぴったりの女優さんでした。
私の中では、過激な性と暴力のシーンは、目を背けたくなるし見るに耐えない部分で、これもこの世に存在するものなのかと思うと心が苦しくもなりました。
ブッチというピエロは、お芝居、表現力、声が素晴らしく、この方の他のお芝居ももっと見たくなりました。
夢を叶えるまでの過程も大事だが、実際に夢を叶えた後、どうするかという1つのテーマに対しては、深く考えさせられました。夢を叶えた後にバーンアウトしてしまうことって身近にあるなぁと思います。いかに継続して進化していくかを考えなければならないし、進化というより、どう継続していくか、掴み所なく過ぎ行く日もあるし、悶々としてしまう成果の感じられない日々もある。先の見えない時に平静な気持ちで過ごすメンタルも必要だし、ただただ己を信じて日々の課題をこなして継続する力も必要だなと思いました。
映像と音楽が綺麗でよかった。
そろそろ『眠れる森の美女』が起きる時間だよ
今作品の監督が以前作った作品のセルフリメイク版ということで、想像の域を出ないが、キングレコードというスポンサーが付いた為、贅沢にアレンジしてみましたという事じゃないかなと率直な意見。勿論、元作品は未鑑賞であるし、そもそも監督作品自体、初めましてである。
鑑賞後にネット等で調べた情報で理解出来たことなのだが、売れない女優が、アルバイトでマジシャンのアシで食いつないでいる間に毎度催眠術をかけられている内に何が夢か現か分からなくなってしまい、混沌とした精神状態を映像として現わしてみましたというストーリーである。多分、その殆どが主人公の妄想や精神世界の中の作られた出来事なのだろう。そういう展開も含めて、始め今作品、少女向けラノベが原作じゃないのかと勘違いする位、多感な少女に響く内容じゃないのかな?そんな邪推をするのも、元作にはいない、高橋一生が今作品の全ての重要なファクターとして占拠しているのだと感じる。高橋一生の魅力がこの映画を決定づけているのだとすれば、もうプロモーションビデオ以外の何ものでもない。けたたましいEDMの音響、ハムレットの話や、サーカス小屋である『オーロラ』ビル内の禍々しいセット、屋上のラグジュアリーなベッドルーム等々、主人公の女の子の尖った乳首を甘噛みする高橋一生のサービスショット満載といった感じで、元々の趣旨がずれてしまっているのではないだろうかと邪念に囚われてしまうのだが、見方は間違っているのだろうか?
そんな中で、主人公が作り出したもう一人の自分、セルフメンターである、ブッチ役の古畑新之の演技は光っていたのが今作品の一番の収穫なのではないだろうか・・・
すごいものを見せられた
女優が良い
評価がいいのが不思議
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