「ボーンヘッドの連続」ミッション:インポッシブル フォールアウト りゃんひささんの映画レビュー(感想・評価)
ボーンヘッドの連続
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米国スパイ機関IMFのイーサン・ハント(トム・クルーズ)。
今回の任務は、3個のプルトニウム・カプセルを取り戻すこと。
ベルリンでの取引に臨むが、任務は失敗し・・・
というところから始まる物語で、とにかく前半、イーサン側の失策が目立ち、ちょっと確認すれば危機に陥らないのに・・・と思ってしまい、あまり愉しめない。
ラークと呼ばれるテロ組織の大物が、実は内部にいるのではないか・・・という疑惑が出、その正体が明らかになってから少々面白くなってくるのけれど、それはアクションの連続によるもので、ここでもラークを追跡するシーンなど、ラークとイーサンの仕込まれた発信器を追尾しているベンジー(サイモン・ペッグ)が、「おー、3Dでなく、2Dで見ていた!」とかのボーンヘッドなど失笑もの。
これって、2Dで観るな、3Dの高い料金を払って観ろよ!という製作者側のブラックジョークなのか?
終盤のタイムリミット・サスペンスも、アクションの連続、カットバック演出にかかわらず、間延びしてしまっている。
トム・クルーズは、今回も身体を張っているが、シリーズ中、もっともツマラナかったです。
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