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マザー!のレビュー・感想・評価
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じわじわくる感じが良い
ジェニファーさんの演技はすごいけど
パンドーラーの箱の中身
これ…本当にネタバレ見ないと意味が解らないと思う。
何の予備知識もなく初めて見て傑作だって言える人居ないと思うわ。
高評価の人が、何の前知識なく観たとは到底思えない内容だった。
え?!初見でこれ見てなるほど!って思えますか??
私には理解不能でした。
聖書になぞらえてるのだとしても、キリスト教徒じゃないと理解し難いだろうし、聖書を勉強した人でも聖書の要素は微塵もないとレヴューでありました(解釈の違いはあると思いますが)。
無宗教の多い日本人にはもっと理解し難いはず。
ジェニファー・ローレンスが母なる地球だとして、ハビエルが神で やりたい放題の人達を受け入れて、その上「赦すのだ」って、まぁこんなのを見させられても到底受け入れられないし、それを人間共がやっているんだって言いたいのかは定かじゃないけど。
ギリシャ神話で言うところの「パンドーラーの箱」をひっくり返したみたいな後半の展開には本当に疲れた。
最後ジェニファーの体内から出てきた輝く石?は、さしずめ箱の中に残った「希望」とでも言いたいのだろう。
予備知識なく傑作だと本当に言えるのか…
私はそうは思えなかった。
不穏なスリラー、A24でもオカシクナイ作品
賛否あるみたいですが、否の気持ちは分かります。
でも、僕は好きです、高く評価します。
オープニングそうそう不穏な感じですが、底知れぬ不穏さ、ヒリヒリする高い緊張感、が最後まで作品を、つらぬきます。
上映中止になったヤバイ作品ってのは知ってたので、性的虐待なエログロかと思ってたら、違った…
1番思ったのは、ジェニファー・ローレンスの演技が上手い!!
かなり痛々しい姿にもなりますが、体当たりの演技、女優魂を感じた。
あまり彼女の映画を観た事なかったけど、かなり見直した。
ミシェル・ファイファーも、珍しく汚れ役を演じていて、ビックリ。
個人的には、汚れ役やめてほしい(笑)
ハビエル・バルデムは、不気味な存在感ありますよね。
胸クソわるい映画なので、観る人を選ぶと思う。
僕は『ミッドサマー』や『ウィッカーマン』はキライです。
でも、この映画は好きです。
キリスト教をこき下ろすにもほどが有る‼️
気持ちが悪いし疲れる。
支離滅裂。
おまけにカメラワークがひどいので目がチカチカして疲れます。
不可解なので他のコメントを読ませていただきました。
これ宗教を題材にした映画なの?と目からうろこです。
聖書を知らないと理解できないと思う。と書かれている方がいますが、
私はイギリスで聖書を1年間勉強し、創世記から黙示録まで読んだ福音派のクリスチャンです。
福音派のクリスチャンは聖書の言葉を字義通り解釈します。
この映画には悪魔的要素を感じますが、キリスト教の要素は微塵も感じませんでした。
大体、主人公である人間を「神」と模倣する発想自体、聖書の教えに反します。
これが悪魔の隣人とされるローマ・カトリック教の感性に基づいているのであれば納得です。
韓国で作られた映画でも似たようなものがありました。
こういった悪魔的な発想に基づく映画は聖書のみ言葉を勝手に解釈し、不気味な表現を好みます。
宗教の気持ち悪さ
ろくにキリスト教を知らないし、仏教もあんまり好きじゃないし、
なんなら宗教全般から無理のない範囲で距離を置きたいと思ってる。
そんな飲み込みの悪い僕は、”黙示録”ってフレーズが出て初めて気づいた。
そこから先は、もう怒涛の混沌。不快きわまりない欲望の濁流。
ラストにも救いがなく、僕の生涯ランキングでもトップレベルの胸糞悪さだった。
不思議なのは見終わってみると、
感じていた不快感が何か重みのある問題意識に変わっていたこと。
宗教批判と環境問題をつなげてみせて、
人間のおぞましさと強さをしっかり描き切った作品だと思う。
最後に蛇足だけど”宗教”にはやっぱり欠陥があると思う。
個人の救済になることは否定しないけれど、それを人に勧めるのは違うというか。
”信じる”という力が強ければ強いほど害になり得たり
聖職者です、みたいな顔をしてる奴は信用ならなかったり。
要は都合のよい”正義”を与えるための装置でしかないんじゃないのっていう。
日本では公開が見送られた問題作。僕は見て良かったと思っています。
暴力と母
彼は心の臓から取り出した鉱石をディスプレイに飾った。・・・ふりだしにもどる。
──そんな輪廻のファンタジーだが、ドラマの気配がある。
たとえば、これはホラー映画です──と標榜されていると、怖くない。ってことはありませんか?
ホラー映画がhorribleなのはとうぜん──なので、その構えで見るとき、観衆には余裕が生じる。
ところがAronofskyはジャンルに規定されない作家なので、現実味がある。その現実味によって、Mother!は傍若無人な他人たちに、なにもかも侵犯されるサスペンスに見えてしまう。その見え方をするとき、この映画はとても恐ろしい。
ただし描写が苛烈すぎて、荒唐無稽。
世評は、胸糞な展開に対する嫌悪感によって賛否になったが、客観的に見るとMother!には、何かとほうもない迫力がある。
この映画のcons(下げ評)の理由は、どこまでもお人好し(──を通り越してマゾヒスト)の旦那と、彼と客人にすべてを奪われまくる母親の苦しみが、あまりにもダイレクトに表現されていること。何かの象徴──というわけでもなしに、ひたすら搾取される母親を見ているのが辛いから。
わたし/あなたの大切な住居へやってきた、どこの馬の骨ともわからない輩が、リヴィングにたむろし、キッチンを使い、調度を破壊し、寝室へ押し入り、そこらじゅう散らかして、ひたすら神経を逆なでする。
ぎゃくにpros(上げ評)の理由は、そうは言っても、すさまじい迫力によって、それが描かれているから。──である。過剰が面白さになっている。Aronofskyの中でもホラー値の高い作品だが、でもホラーとは言えない──そんな絶妙な風格もあった。
『監督のダーレン・アロノフスキーは「この映画は一般の観客に向けて作られたわけではなく、ある特定の人たちへ向けたものである」と語っている。』(ウィキペディアより)
じっさいのことは知らないが、アノロフスキーが自分の家を荒らした無礼な客人に対する私怨でこれを作ったのなら、迫力が生成されるのも当然だったと思う。
本作を悪名にしているのは、いやな感じのEd HarrisとMichelle Pfeiffer。に加えてStephen McHattie。とりわけStephen McHattieはHistory of Violence(2005)のとき感じた強烈な冷酷さのまんまだった。Stephen McHattieの前では、悪い顔選手権なんぞお子ちゃまもいいところ、である。かれらの憎々しさによって、どの映画でも気の強そうにしか見えなかったJennifer Lawrenceがとても気の毒に見えてしまう──という珍しい映画だった。が、その嫌忌を越えて、有無を言わせないバイオレンスがある。と同時にmotherly(慈悲深さ)も感じられる映画だった。
あーあ
前々から気になってたので、amazonレンタルでチラ見しました。
ふー。。何だかなぁ。。
見始めてから中盤まではず〜っと凄く面白くて、ポンコツ旦那にイラついたりしながら、はて?これってミザリーの現代版に近い感じ?なんて思ってたんだけど、最後の30分がアテクシの気持ちの全てを台無しにしてくれたかな。
んだって最後のシークエンスなんて戦争映画みたいじゃない、急に。ランボーでも観てるのかな?って思っちゃったんだから。んで何となくラストのオチが腑に落ちなくてネットでレビューとか見てみたけど、モチーフは聖書のお話だとか何とか。。これってよくある話だけど日本人にはあまりにもピンと来ないんだよね。
まぁ、勉強不足な自分が悪いんだけどさ。けど仏教がモチーフでも日本史がモチーフでも、自分にはピンと来なかったと思う。前段の設定があまりにも良いと思ったばっかりに。ジェニファーローレンス主演のホラー?を観たのはこれで2作目だけど、ボディ・ハントもピンと来なかったしなぁ。。設定が良い割にとても残念でした。
あと、あの嫌な感じのおばさん、ミシェルファイファーだったのね( ³ω³ )
〜劇終〜
嫌悪感は自身への鏡
悪夢をこうではなく撮るのが映画だろ。
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