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マザー!のレビュー・感想・評価
全112件中、81~100件目を表示
破壊の後にしか創造はない
再序盤の家は過去にすがり(火災からの復元・夫の宝物である石)、居心地は良くとも創造は生まない。破壊の後にしか創造は生まれない。 そのうえで監督の価値観は、命の創造>>>芸術の創造、母は偉い!ってことではないのか。 っていうか、これ、コメディよねww
全く意味がわかりません。
次々に客人を招いてしまう旦那様。
大事だという贈り物のガラスを客人の嫁に割られてしまいます。
映像の撮り方がうまいため、すごく驚かされたり、怖いシーンではないのに怖いという気持ちを掻き立てられる映像が多々ありました。
旦那様は小説のためだけに生きてるのだと思ってたら、なんか最後は心臓をねぎとり、心臓の中からあのガラスがまた出てきて、最初の冒頭のシーンに戻る演出からの、ベットで起きてきた女性は私たちが見てた女性ではない別の人になってました。
ということは無限ループとは違う、また新たなる始まりなのだと。
彼はこれを何度繰り返したのでしょうか。
そして本当に訳がわかりませんでした。
なにがなんだかわけわからないです。
気が何度も腐ってきちゃう意味もよくわかんないです。
ここが重要なヒントなのか?と思ってたものが大体全て関係ないし、理解不能でした。
頭がおかしくなりそうな映画です。
サイコパスすぎでした。
胸糞悪いです、なのに最後まで見入ってしまったのが悔しいです。
日本未公開になる理由が見てわかりました。笑
久しぶりに見ていて具合が悪くなりました。
ムカデ人間以来の具合の悪さでした。
見た後に、解説ネタバレを検索して見ましたが、キリスト教の聖書の流れに沿った話になっているようです。
その解説を見た上でも、わたしにはよくわかりませんでした。
言いたいことはわかるけど、わかるけども、わかるけども!!!って感じです。
わかるけども、どういうことなの?でした。
タイトル通りの映画。(!)も絶対必要。
ジェニファー・ローレンスは役ごとに違う個性を引き出してそれがナチュラルで魅せられるし本当に実力がある女優だと思います。 だから彼女の映画は絶対に字幕がオススメです。 そしてこの映画は彼女だからこそちゃんとストーリーに引き込まれました。 最初は お人好しで他人との距離感が近すぎる旦那さんに、むちゃくちゃ振り回され戸惑いながらも、旦那さんを1番に考え従う健気な若い奥さんの日常です。 普通は見ず知らずの他人なんかよりも家族を1番に考えるべきだし、知らない人をいきなり家に泊めちゃうとか普通出来ないよ〜っ。 旦那さんには全く共感できず、むしろイライラしながらずっと良識のある奥さんと同じ視点でした。 他人よりも家族を大事にしてよ‼︎って当たり前なことを伝えても旦那さんにはそれが出来ない。 解っていても困っている人を目の前にしたら無視することは出来ない。 何故なら旦那さんは実は◯◯だから…みたいなストーリー。 結局はラストで今迄の不快な他人の言動や非常識な行為を『そういうことか。』って思うしかないような映画。 私は娯楽映画としてはうーん。って感じで、監督の押し付けがあるような気がしましたが、まぁ考えるスケールが違いすぎるのだなと。 人間は愚かということなのかなぁ?って思うしかなく…。 ジェニファーの演技力、ラストに向けてのテンポの良さ(若干早すぎ)とカメラワークや映像(CG等)の美しさが良かったです。 ジェニファーじゃなきゃもっと『は?』ってなってストーリーに置いていかれてたかもしれないです。 個人的には気楽に観れる映画ではないと思います。
今年一番笑った映画
厭な映画だなあ。正直なところ前半1時間は今年観たどの作品よりも笑った。ジェニファー・ローレンスの作る「楽園」で客人達が自分勝手の限りを尽くす様はもう最悪で笑うしかない。これは最早コメディ。手持ちカメラによる撮影が、その場所に「居合わせてしまった感」を増幅させて更に厭だ 後半1時間はジェニファー・ローレンスの凄まじさにひれ伏すのみ。ありとあらゆるハラスメント・暴力を受け切る圧巻のパフォーマンス。本作と『レッド・スパロー』を並べてみれば彼女のスタンスは一貫していることがわかる。アカデミー賞獲得以降は主演作品が批評的に今ひとつではあるけどやはり頭抜けた存在 誰の目にも明らかなように聖書的な寓意を含んだ本作。どうやら「マザー=地球」ということらしいけど、それがわからなくても十分堪能できる作品だと思う。前半は腹を抱えて笑って、後半は女優の凄さを感じるべし! ラストで「天地創造」が繰り返されていることがわかるけど、この描写によって「マザー=地球」というメッセージがぼやけてないか?むしろまた別の女性があらゆるハラスメントを受けることに想像が及ぶ。俺は女性が虐げられてきた歴史を描いたものだと受け取った。本当のところはどうなんだ? 普通に今年ベスト級。いわゆる「正解」の解釈はわからんけど、そんなことはどうでもいいぐらい笑った
不安定、不快感の表現力は素晴らしい! のっけからの奇妙な空気が、神...
不安定、不快感の表現力は素晴らしい!
のっけからの奇妙な空気が、神経質になる方がおかしいと言わんばかりに、おかしな人々に味方する。
エスカレートした先に、壮絶なめくるめく戦場のシーン、傲慢で乱れきった人々を制するソドムとゴモラの様だ。
酷い話だが、映像に圧倒されて見入ってしまった。
3.6
宗教的な内容で不気味な映像とストーリーを展開し後半怒涛のラッシュを見せる本作 見る人によってまったく評価が分かれる作品 正直私もほとんど理解していないと思う しかし、引き込まれる さまざまなシーンが鍵となりそうで伏線となりそうなのに回収されずにポカン しかし、なんとなく理解できてなんとなく腑に落ちる メイキング曰く監督もそのような不思議で不安な感覚を目指していたらしい まったく新しいジャンルといって良いのではなかろうか 夜中に1人で観ると震えます ぜひ日中にお二人以上 見入りたい方はお一人でどうぞ
頭を空っぽにして観てみると、
たまたま動画サイトで入ってきた広告動画。再生して何やら(色々な意味で)話題になったようで、気になってレンタルしてみました。 私は当初何が問題があったのか知りたくて、先に調べて前知識を入れました。 何故最低スコアのFを叩き出したのか。何故日本では公開が中止されたのか。 どうやら宗教絡みや道徳的・人道的に問題がありそう。と言う事だけ理解して再生ボタンを押しました。 正直、話の9割は全然意味が分かりませんでした。色々と唐突に目まぐるしくストーリーが進み、奥さんも状況が飲み込めずポカーン状態ですが、画面を通して観ている鑑賞者も恐らく殆んどの人が同じようにポカーンだと思います。 ですが、この作品はそれが正解なんだな。と言うのが、1番最後に判ります。 そして、だから冒頭の始まりがアレだったんだな。と納得しました。 この作品は何処に焦点を当てるかでまるで観る世界が変わるんだろうなと思いました。 この作品は、出てくる作品の全てが「理(ことわり)」であり「世界」であり「はじまり」であり「おわり」でもある。 難しい解釈をすると、確かにもっといろんな見方があるんだろうと思います。ですがまずは、頭を空にして、作品をただ傍観して観ると、最初に抱いていた印象と、途中感じた疑問とは気にならなくなり、もっと大きなテーマに沿ってこの作品は出来上がっているんだなと思いました。 様々な問題を提起し、観る人によって感じ方を変えてしまう。 そう言うテーマを掲げていると同時に、それだけ色々な感じ方をする人が存在するという証明になった作品だなと感じました。 何度も見返すと、新たな発見がありそうな作品でした。
賛否両論!?
●2018年37本目(DVD鑑賞32本目) アメリカで賛否両論になり日本では未公開の作品。まず監督のダーレンの作品は毎回難解な作品が多い。今回の話も神の創造の話? 最初はごく一般の夫婦の話から後半は一転して場面がかわる。なんだこれって思ってしまった。 ジェニファーの演技は確かに素晴らしいけどやっぱ内容は肯定できない。
ラストシーンでなるほど
最初は火事で始まり、最後も火事で終わる。
なるほどそういうことか。
これがエンドレスになっているということを示したかったのかな。
やたらとムキになるぐらい大事な意味深なストーンは心臓だったのか。
中盤からほんとにあり得ないことだらけすぎて展開にもほどがある。
色んなレビューを見てそれを承知で観たので覚悟はしていたが、これは確かに問題作だろう。
歴代胸糞悪い作品1位
ジェニファー・ローレンスとハビエル・バルデムの繊細かつナチュラルな演技に星を1つ増やしたい気分はあるけれども、あまりの胸糞悪さに敵わず。
ネタバレを読むまで意味が殆ど分からない上に、『事前に聖書を知ってから観るべし』というハードルの高さには対応しかねる。
しかし畳み掛けるように、ネタバレを理解したとしてもこの作品を観て感じた胸糞悪さがすっきりと昇華されるわけでもないのである。
なぜこの題材をこんな風に映像化したのだろうか。
人間の生きる世界とはこんな胸糞悪いものなのだという事を知らしめようというのか、はたまた意外と分かりづらい聖書の中の神と人類との関係性を身近な縮図で学ばせてくれようという意図なのか…
いや全ての謎が解けたとしても、決して「そういうことなら観て良かった」とは言えますまい。演技派俳優達の出演だけが救いに感じる1本だった。
招かれざる客たち
監督はダーレン・アロノフスキー、キャストにジェニファー・ローレンス、ハヴィエル・バルデム、エド・ハリス、ミシェル・ファイファーら豪華な面々。
日本では今年1月の公開が決まってたのに、突然の公開中止に。
一体何があった…!?
結構気になる作品だったんだけど…。
さてさて、実際見てみたら…、
確かにこれは噂に違わぬ衝撃作、問題作、怪作。
アメリカでは賛否両論真っ二つ。好き嫌いハッキリ分かれるのも頷ける。
強烈な作風にハマるか、不快感しか感じないか。
郊外の一軒家に住む歳の差夫婦。
ある夜見知らぬ男が訪ねて来て、夫は何の躊躇も無く泊める。その翌日には男の妻が、さらにその翌日には息子二人もやって来て…。
妻の不信感は募っていくばかり…。
もしこれを、自分の身に置き換えたらどうだろう。
他人様の家にズケズケ入り込んで来て、傍若無人な振る舞い。もう、最悪!
最初に訪ねて来たエド・ハリスは少なからず礼儀はわきまえてる。でも病気なのか、心配と面倒をかける。
苛つかせるのは、ミシェル・ファイファー演じるその妻。明らかに悪妻だよね。プライバシーや私生活に土足で踏み込むわ、「洗濯させて」と洗濯機に入ってるこちらの洗濯物を平気でその辺に置くわ、「入らないで」と言った夫の仕事部屋に勝手に入るわ、夫の大事な物を壊しても悪びれないわ、挙げ句の果てにその直後自分の夫とS○X…。
息子も然り。特に長男は、普通は「すみません、父と母がお邪魔してると思いますが…」と訊ねる所を、訪ねて来た第一声が、「誰だ、お前!?」。
ハァ!? こっちの台詞だよ!
って言うか、何なの、コイツら!?
家族で揉め事。ウチでやるな! 自分たちの家でやれや!
とんだ事件が起き、彼らの言動はエスカレート。
日本人には“おもてなし精神”があるけど、神経逆撫でさせられると言うか、おちょくられると言うか、終始不条理極まりない。
夫は良く言えば、来る者拒まずの博愛精神に溢れている(のかな)。
でもスランプの詩人で、ただスポットライトを浴びたいだけ。訪ねて来た見知らぬ他人もファン。
妻の対応はまあ間違ってないと思う。自分の家であんなに好き勝手やられたら、そりゃあ不安定にもなる。
でも、ちょっと神経質過ぎる点もある。
両者、なかなか感情移入し難い所もある意味面白いキャラクター像。
妻が妊娠している事はすぐ分かる。
だからこの一連の出来事は、妊娠からくる精神不安定の被害妄想かなとも思う。
が、そうではなく、どうやら妻が本当に体験している悪夢のような出来事。
一度はまた穏やかな日々を取り戻したかと思いきや、ある事がきっかけで再び、招かれざる客たち&最悪の一夜。
あのどんちゃん騒ぎは特別笑える要素は無いのに、もうブラックに笑うしかなかった。
で、ラストは戦慄…!
我々は何を見せられているのか。
挑発させられているのか、喧嘩を売られているのか。
何を試されているのか。
サイコ・スリラーであり、不条理ドラマであり、ホラーでもあり、根底に“母”や“神”が触れられているけれど、解釈は人それぞれ。
自信を持って人にオススメ出来る代物ではないけど、とにかく鮮烈に強烈に、印象に残る作品である事は間違いない。
一目でアロノフスキー作品と分かる異色の作風。ミヒャエル・ハネケの『ファニーゲーム』を連想させた。
オスカー常連たちの怪演。ラジー賞にノミネートされたようだが、いやいや、一見の価値アリ!
踏んだり蹴ったりの若妻ジェニファー。ここはブチギレて、青いミュータントになって皆ブチ○しても構わない。(…なんてね)
「家」と「母」と「神」とアロノフスキー
問題作過ぎて日本では上映が決まっていながら取りやめになり、DVDスルーになってしまった(限定上映はあった)という曰くつきの作品のような感じではあるけれど、監督がダーレン・アロノフスキーだと聞けばそこまで驚くことでもない。少なくとも「π」とか「レクイエム・フォー・ドリーム」の頃から既にそういう作風だった。今回もアロノフスキーは、問題作だの賛否両論だのと言われることを自ら想定してこの映画を作っていそうな感じすらある。だからこちらもそのつもりで見ればいいのではないかと思う。
個人的には、単純にホラー映画のセオリーとして、なかなかどうして面白く観ることが出来た。主人公を象徴するような一件の「家」に客人を招き入れることで起こる、現実感のあるような無いような、けれど間違いなく不可思議で怪しい出来事の連続。なんだか映画を観ているだけで、こちらの今にも気が狂い出してしまいそうな、まるで重い眩暈のような物語。それにうまいこと酔うことが出来れば、一気に物語に没入してジェニファー・ローレンスと一緒に怪現象に酔いしれることができる。
個人的な解釈でしかないのだけれど、私はこの作品にはどうしてもクリスチャン的な思想に対する考察を感じずにいられなかった。例えば、キリストの降誕や創世記をホラーとして描くという、聊か不謹慎なことを仮にするとしたなら、例えばこの映画のようになるのではないか?と思ったのである。いかなるものに対しても施しと救いを齎さんとする神のようなハヴィエル・バルデムはしかし一人の人間としてみればあまりにお人好しで不用心で浅はかに見える。そしてまた、彼に救われ施しを受けた者たちは、真から生身の人間でしかなく、人々はバルデムの良心にまるで付けあがるかのように傍若無人な振る舞いを起こし、更には戦争まで引き起こしてしまう。そんな人間に対する風刺が、終盤の大爆発に象徴される過剰なまでの急展開(シーンが一瞬にしてアクション映画のようになったり戦争映画のようになったり、普通の頭ではついていけないレベルの目まぐるしい過剰演出の連続)として描かれたのだとしても解せる話。そうは言っても、あまりにビックリな展開なので、置いてけぼり感は半端なかったものの・・・。
そういえば『ノア 約束の舟』で「ノアの方舟」を描いたこともあるアロノフスキーだけれど、彼って宗教を嫌悪しているのか、宗教を盲信する人を嫌悪しているのか、あるいは彼自身が宗教を盲信しているのか。宗教色の強い映画を撮ってもなお、彼の異端な演出で煙に巻かれていつもよく分からない。どれも正解でどれも違うような気もするし、だからこそ鬼才アロノフスキーなのかもしれない。
ネタバレ解説を呼んでやっと理解できた?って感じ。 それがなかったら...
ネタバレ解説を呼んでやっと理解できた?って感じ。 それがなかったら全くわからん。 ネタバレ呼んでも全然すっきりしなかったけどね。 イラつき度が高く、スッキリもしないので2.5
マザー!の恐怖を体感せよ
前情報なしで見たら結局何を伝えたかったのかわからなかったので他の方のレビュー等の考察を拝見しました 非常に感情を揺さぶられる作品でやはりブラックスワンを作った監督が描いた物語だなあと 公開直前で中止になったのは非常に残念なくらい主人公の恐怖が効果的に演出されており、サラウンドヘッドフォンで鑑賞していたのですが細かい音までも演出されていたことも是非これから鑑賞される方は注目して欲しく思います
何が伝えたかったのかとかはよく分からなかった
けれど、sfなのか、大人のおとぎ話なのか、観終わった後になんか面白く感じた。ストーリーを理解したと思ったら想定外なことが起きるし、見てて飽きることは無かった さらに、人間性はかなりリアルでそこら辺は個人的地はとても良かったと思う。 ただ、なにかは伝わってこなかった、何も伝えようとしてないのかもしれないけど…… あとひとつ、色々なところでレビューを見ました。そこには必ずと言っていいほど、予備知識をつけろだとか、予備知識なしに見た方がいいとか言ってました。 捉え方の問題なのかも知れませんが、この作品に予備知識なんか何も無いと思います。何が言いたかったんでしょうか?
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